shihoさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.6

題名だけ知ってて、名作だと紹介されていたけどどんな映画かは最近まで知らなかった。
学生時代、自分自身が真剣に学ぼうともしなかったのもあるけど、
あまり「ホロコースト」という言葉に覚えはない。私の中では
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.7

子供に観せたらトラウマになること必至なダークファンタジー。
想像していたよりずっとまとまりがあり、美術も素晴らしく見終わった後の余韻も悪くなかったです。
※以下個人的な解釈含みます。

あまりにも辛い
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夜のとばりの物語(2011年製作の映画)

4.3

人物(動物も)と建物はほぼ黒塗りの影絵で表現され、背景の美しい色彩を際立たせている。視覚から入る情報量を少なくすることで、より洗練された印象になっている。
監督は「世界の文化が大好きで、つまみ食いして
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

なんだか過剰に期待をし過ぎていたなと(笑)
あまりにも有名なあの曲と同時に私の涙腺も崩壊…なラストを想像してたんですが、まぁウルッとはしたけどストーリー自体はツッコミどころが多過ぎてまったく良くなかっ
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オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン(2011年製作の映画)

4.9

フィギュアスケートファンなので、プログラムに使われる定番(特に今期はオペラ座祭りなので)、そんなにたくさんの人の心を掴むお話をきちんと観てみたいとレンタル。
ちなみに映画版はロードショーでやった時は途
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

素晴らしい!!
観ていて体がじんわり熱くなった。
名門大の優秀な生徒達も解けない難問を掃除バイトの(実は超絶天才の)ウィル(マット・デイモン)が解いてしまう。もう入りからぐいぐい魅かれる。

バーでい
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世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

3.8

宇宙人侵略vs人類ものとして割と面白いとの評価が多かった&ガチガチのCGが見たかったのでセレクト(笑)!
高速の流星群のふりをして主要都市の15km程沖に着水。主に水を燃料としているらしく、(海水でも
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.4

「監督の撮りたい画はわかるけど、それが自己陶酔で終わっていてこっちは気分が悪いよー」と思うことってあるよね?
タランティーノ監督はどうなんだろう。好きなように撮っていたらヒットする人が多かったというこ
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.0

人が観ている横で他のことしながらチラ見したので細部はわからないけど、見返すことはないと思うのでメモ。
ゴズリングのMっパゲやばい(笑)
男の人は髪の毛大事だな…と痛感。そしてこの人の演技の幅におどろき
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Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)

2.8

このジャケットとレビューにある「幻想的な世界観」に惹かれて鑑賞!
だがしかし、私はむしろ金曜の夜にぶわーっと素敵な映像を観たかったのに、なんか観終わったあとはしょぼんとしちゃったよ…。

Dr.パルナ
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キサラギ(2007年製作の映画)

3.2

期待のわりには面白くなかった。
出ている俳優がベテラン有名どころばかりなので、その役よりは俳優自身としてしか見られなかった。個室の中で話が進む分、演技対決みたいにも見えて、キャラだけ濃くてうーん…って
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.7

「悪人」を思い出すような映像だった。やたら景色を映す絵が多い・表情を見せる絵が多い→それが繰り返されるので若干くどい。

映画のストーリーとかより韓国の一般市民(貧困層?)の生活とか町並みとか、主要俳
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

タイムトラベルもの、やり直しもの、またはループもの?はたくさんあるけど、綺麗にまとまっていてけっこう面白かった。見ていて飽きることがなかった。
ただなんとなく感極まらないというかロマンチックな感じはな
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悪の法則(2013年製作の映画)

4.0

映画とはつまり映像作品。なんでこんなに映画観るのが好きなのかなって考えるとテレビの中での別の世界を体験したり、俳優の素晴らしい演技だったり、映像美だったり、色んな気持ちにさせてくれる。「これいい!ここ>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.1

怪獣とロボット、敬遠していたんだけど評判が良いので観てみました。
冒頭はイマイチ入り込めずにひやかし気分。
イエーガーは狩人なんだ…進撃の巨人…笑 とか。
ジプシーの出陣ではひたすらエヴァとの類似点を
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

劇場含め3度目の鑑賞。
とりあえずメモ用に。
あはーん、そうねー。これはないねー笑
「まさかエヴァを使う気?!」ってリツコさん!wwこの映画のタイトルはなんでしたっけ?
エヴァンゲリオンですよ(泣)!
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ロードショーで久しぶりにフルで観たので書き直し。もうこれは今のところ人生ベスト3に入る大好きな映画。

初回は「序」を観て主要人物とエヴァが使徒と戦う話なんだな!くらいの知識で鑑賞した。貧乏学生だった
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

デハーンとゴズリングが出てるので観てみた。関係ないけどゴズリングってこれとドライヴと前に入ってたオンリー・ゴッドの予告を見ると、もはやバイオレンス担当なのかと思っちゃうな(笑)
だいたいは多くの人のレ
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キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

4.3

ふーん…ふんふん。
アメリカのこの時代のこと何にも知らない…泣
ひとつわかったのは日本がボロボロだった終戦間近アメリカンの詩人たちは「人生は輪だ…」とか論じてたんですね…
そりゃ勝てないわな(笑)
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ハンコック(2008年製作の映画)

3.5

ウィルスミスが空も飛べるわとんでもない怪力だわのほぼ不死身の超人な話。しばらくはその超人ぷりエピソードを見ているだけで楽しい…(笑)迫力あるし。

しかしこれハンコック(ウィル)がやり方はどうあれ悪者
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さとうきび畑の唄(2003年製作の映画)

4.5

中学生の時に1人で観た。
基本悲しい残酷なもの(特に実話)は辛くてずっと残るので見られない。ので戦争映画も多分これしか観たことない。
実話を読んだりする限り、この映画はまだ緩く作られていると思う。まぁ
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神童(2006年製作の映画)

3.2

若き日の松ケンと可愛い成海璃子ちゃんとピアノ、いい組み合わせだ…と思って観た(笑)。
緩急に乏しく、特別特徴のあるシーンもなく、鬼気迫るような演技もなくでちょっと退屈。
成海璃子ちゃんは演技観るのは初
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.7

ロードショーで2度目の鑑賞。
私は次作の破を観てエヴァにハマったので、序→破(×∞)→Q→アニメシリーズ→旧劇場版→序(今ココ)なわけだけど、前回はなんとな〜く観ていたところを細かく注意しながら考えな
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.8

恋愛ものは苦手意識があったので、評価が高く若干SF要素も入っていそうな本作に挑戦したけど、う〜ん…私には合わなかった…。
時系列バラバラものは得意な方だと思ってたんだけど、カップルがイチャついたり喧嘩
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

2.7

んー、そうね。まずバトル物少年漫画を実写映画にする必要性…。かなり昔に原作は読んだ。確かにこんな風に剣心無双だった。しかしこれ逆刃刀だったのね。
褒められてる殺陣シーンだけど、どうも剣心側はスパスパ切
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ひとりかくれんぼ 劇場版(2009年製作の映画)

1.6

2ちゃんねるで流行った降霊術のようなもの、一人かくれんぼ。ルールはかくれんぼというより缶蹴りに近いような感じだが、「こんなことやればなんか起こるでしょ感」はハンパない。

しかしこの映画は一人かくれん
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.9

ブツ切りでしか覚えていなかったのでじっくり観直した。
観ている間中、人間と自然についてずっと考えさせられた。小学生の頃から
「山をはげ山にすると地滑りが起こるよ」
「人間のせいで地球温暖化が進んで異常
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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「バニラ・スカイ」のタイトルと、トムがバーンと出てる爽やかなジャケットからは想像出来ない重苦しい映画だった。

一生懸命推理するわけですよ、
トムと眼鏡分析おじさんの会話を聞きながら。どこからが回想で
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パラサイト(1998年製作の映画)

3.4

タイトルの通りパラサイト侵略系なんですが、舞台は高校。高校生に見えない生徒が多いが、高校。奴らは巧みに仲間を増やし隠蔽を図るので、全然表沙汰にならず学校内で着々と侵略は進んでいきます。
謎の危険生物が
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.7

こりゃ素晴らしい!ディズニー映画の中でも名作に入ります。

ラプンツェルの長い長い髪は最初は「ビジュアル的にどうよ」って思っていたんだけど、うまく使って生き生きしている姿は可愛らしかったです。
相手役
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

4.5

当時「低予算で超ヒットした作品」という前情報のみで鑑賞。
POV系映画流行の火付け役となった作品…ですよね…?
私はこれ系はこれが初めてでした。

映画中に流れる説明を半信半疑で「これは本物なのか?で
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ドラゴンヘッド(2003年製作の映画)

3.0

原作は未読。壮大なタイトルですがドラゴンは出てきません。
天変地異のようなものが起こり、主人公たち学生達の乗った汽車が脱線。トンネルを出ると世界は灰色になっていました…一体何が起こったの?ってな話だっ
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魍魎の匣(2007年製作の映画)

3.6

京極夏彦の百鬼夜行シリーズとは知らずにジャケ貸り(笑)
前作「姑獲鳥の夏」よりは抽象的な夢か幻かわからぬ映像があまりないので見やすい。が、原作を読んでないとほとんどついて行けないです(笑)
1巻分は恐
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リング(1998年製作の映画)

4.7

今だに幽霊の定番と言えば
「長い黒髪を前に垂らした白いワンピースの女」。
これは日本に限らず海外でも同じということが、たまにテレビでやる外国の素人が作った陳腐な恐怖映像からも読み取れます。そのくらいホ
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

絵的には、久しぶりに良質な邦画を見させてもらった気分。
カメラのアングル、コマ割り、音声、脚本どれも一定の質を保っており安心して物語に入り込むことが出来た。

湯川先生は以前より若干老けて少し太ったよ
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シュアリー・サムデイ(2010年製作の映画)

2.7

小栗旬が自身と交流のある芸能界の面々に出演してもらって撮った作品。
うーんこれは面白くなかった。まず勝地涼、綾野剛、小出俊介、小西真奈美、その他豪華キャストのわりに意外な配役が一つもなく彼らのそのまん
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