MountainDewさんの映画レビュー・感想・評価

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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.8

誰かをまつそんな男にはポーカーがよく似合う
なんか全体的なら雰囲気は「サムライ」などのジャン=ピエール・メルヴィル感があった。
タクシードライバーはFavourite映画だが
ポール・シュレイダー監督
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レンフィールド(2023年製作の映画)

3.9

スカになんの恨みが!
結局共依存から抜け出そうぜって話?
ニコラス・ホルトはマッドマックスといい
こういうクゥーンな服従わんこで認められるとキラキラする役が本当に似合うなぁ
いい子分めっ!よしよし〜っ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.9

IMAXで視聴。
うーむ、もっとフランス史を勉強してからならより楽しめたかなぁ
といってもお勉強的な伝記映画ではなくナポレオンその人にフォーカスして時に情けなく時に神々しい彼の半生と愛欲の日々をたっぷ
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白昼の無頼漢(1961年製作の映画)

3.6

これが長編初監督とは思えないクオリティーこの時代から群像劇なのね、その脚本の交通整理力はこの頃から卓越していましたね。
しかも日本人のみならず英国人、朝鮮人果ては黒人までなんでこんな国際的にしたのでし
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エクステ(2007年製作の映画)

3.3

いいねぇこれ
大杉漣さんの怪演が際立つ
髪の毛って不気味だなぁ伊藤潤二みがある作りだよね。
その髪の毛とはあまり関係のないテーマが
なんか無理やりぶっ込まれたようで
怨念は怨念でいいんだけど何だかわか
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.0

ほぼ「仁義〜」じゃないの!
キャストもスタッフもほぼ変わらず内容も実録ヤクザモノで何が違うかと思えば
「仁義〜」にはなかったクソポリ公視点や要素も相まってより深く複雑な内容となっております。
松方弘樹
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(2023年製作の映画)

3.6

これどうなのだ。
ヴァイオレンスに男色なセクシャル要素まで今までの武映画とはまた一味違った内容で高齢になってからこのような変化をもたらせられるのは見事だと思う。
あの「本能寺の変」は秀吉が仕組んだとい
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極道の妻たち(1986年製作の映画)

3.7

すげぇラストだった五社英雄監督らしい作りで最高〜
これ以降は五社さんじゃないのが残念。
岩下さんも当時40代とは言えない美貌で
かたせさんと揉み合いのシーンは大丈夫かぁ!とハラハラしてしまった。
仁義
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.7

「デッドマン」と同じく列車から始まる
いいよね、冒頭からこのゆったりと肩の力が抜けた感じ。まさにジム・ジャームッシュ。
永瀬と工藤の日本人観光のパート
なぜこの2人なんだろう。独特の雰囲気があるなぁ
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脅迫(おどし)(1966年製作の映画)

3.9

なんだが「天国と地獄」のような
脅迫モノ。んでもってサム・ペキンパーの
「わらの犬」のような雰囲気もある。
まぁ和製ペキンパーみたいなもんだもんね。
あのジリジリのした緊張感は「仁義〜」を
彷彿とさせ
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.9

よかったなぁ
「泣き虫しょったんの奇跡」とかも
そうだったけど何かに人生かけて命削ってる感じが見ててヒリヒリするし熱いよね。
ことこういうジャンルだとこういう内容多いけどみんな好物な成分なのか基本楽し
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

マ・ドンソクに惹かれて。
よくマ・ドンソク、マ・ドンソクと言われる映画が量産されているが中々量があってどれから手をつけたものかわからずとりあえず評価の良い今作から観てみることに。
いきなり当たりだった
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.4

うーん、リメイク元の「ゾンビ」をまだ観れてないので正当な評価ができないのが歯がゆいがそれでも「ウォーキングデッド」やましてや「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」を経た今に今作を鑑賞するとなんかチープ>>続きを読む

北の螢(1984年製作の映画)

3.8

とても2時間とはいえない熱量というか。
仲代達矢の熱演が終始よ濃厚な雰囲気を醸し出していた。
冬のこの時期に見るのには最適な内容でしたね、寒そうで自然の恐怖もあるし同時に美しさも、感じる。
五社英雄監
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トムボーイ(2011年製作の映画)

4.1

少女が一夏の挑戦っていうプロットで
もうええでわないか。
こういう繊細な内容を描けるのは本当にすごいし見習いたい。
丹念に描く子供達の描写力もすごい、、
すごくて感想の語彙が低くなる、、

荒野のガンマン/致命的な仲間(1961年製作の映画)

3.6

ペキンパーとは思えないほど落ち着いた内容で約90分とサクサク進みシンプルな作りだった。
紅一点のモーリン・オハラが美しい。
もっとデビュー作からアクションがいいかと思ったらわりとモッタリとしている。
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デッドマン(1995年製作の映画)

4.0

「エル・トポ」からなるアシッド西部劇群の一つ。
西部劇の既存の殻を破いて新しい解釈を取り込んでみようとする流れである。
特にジム・ジャームッシュは自分なりの色にジャンル映画を変えていくことが多いので今
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.8

かっこいい!
いい意味でリンチらしくない
どちらかというとフィンチャーっぽい。
ボウイの曲に合わせてハイウェイのセンターラインがすごい速さで疾走していく
後半までわりとリンチ色は抑えめ
何が一体どうな
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.7

難解ダァ!ツインピークスとかでもそうだけどこの人の作品は理解しなくていい部分も往々にしてあるのでわからないところは解説を読もう。
まず赤子問題なんだけど子供が生まれたことによる夫婦間の確執やそれによっ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディション(2022年製作の映画)

4.2

そんなに大事な要素が追加されてないんですがスパイダーマン座談会が大幅に追加されてたのはよかった。
二度目の鑑賞だったけど初見より冷静に見れて改めて良作だったなと再確認ができた気がする。
ここからトムホ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

個人的には悪印象しかない戦犯なイメージが大いにあった山崎監督の最新作にしてゴジラ映画70周年として和製のゴジラ映画としては7年ぶりの新作でした。
前評判がやけに高かったのと高雄重巡洋艦が出てくるのを予
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

「ローグワン」と「ブレードランナー」を足して2で割った感じの世界観ヴィジュアルにニール・ブロムカンプ的なロボデザインはドストライクなのでそこは大満足。
銃器や細かいところは士郎正宗的でもあってそこも良
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.4

バリー・コーガン目的で鑑賞。
冒頭から溢れ出るダークソウル的な雰囲気
雰囲気は終始抜群で!そういうティストが好きな方はブッ刺さるはず。中盤の巨人のシーンとかね。
ただアーサー王伝説やその周辺の伝承やケ
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ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

3.9

ついに見れました。ほんとは何とかしてカット集「The Missing Pieces」を組み合わせれば、もともとの3時間半の姿を垣間見ることができたんですが我慢できず配信で見てしまった。リターンはまだ未>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

3.6

うーん、序盤の雰囲気は良かったんですが
先にリメイク版を観ていたせいかやっぱり
映像のチープさにノれない所はあった。
それでもアーティスティックな色彩に
豪華絢爛な美術はホラーなのに美しさも兼ねていて
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.7

比較的見やすかった
事件の真相よりもキャラがみんな濃すぎて話のテンポもサクサクなどでそっちに気を取られていた。印象的なシーンも多数みれた、しかもツインピークスキャストが割と出ていてそこも嬉しいポイント
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

いやーこれまた壮大な大作だった。
ここ最近は全部こういう大作趣向で
しかも長尺なんですが今回も時間を忘れてのめり込んで観てました。
黒人差別問題などはよく聞きますが先住民に対する差別の描かれ方は西部劇
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

地味に6年振りのパク・チャヌク監督作だったのね。その間にドラマを撮ってたのも
びっくりした。
ってことで「オールドボーイ」で韓国映画に魅せられ「お嬢さん」で絶頂期に突入していって今作ですよ。刑事モノと
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.5

序盤の切り抜きやバリー・ペッパー演じるダニエルの狙撃シーンなどでスピルバーグらしからぬ徹底したゴア表現や戦場描写があったり「フルメタルジャケット」のようなスナイプ襲撃などがあったりとかなり戦争映画化し>>続きを読む

アミスタッド(1997年製作の映画)

3.7

スピルバーグの後々の作品の色んな布石というかプロトタイプみたいに感じる。
法廷ものって意味では「リンカーン」だし
「シンドラーのリスト」ではモノクロだった分どぎつい印象ではなかったぶん今回はカラーだっ
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

いわゆる実はここは!っていう
シチュエーションホラーでネタバレ厳禁なので、、、、
下にね















うーん、正直物足りなかった。
前評判はいい感じだったから期待してだけに残念。
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

普段固い内容は避けてるのですが
内容がないようなので気になり鑑賞。
まず報道サスペンスとしてよくできており
大きな展開こそないものの女性達が次々と
悪事に立ち向かう様はカタルシスを感じます。
キャリー
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.6

「カラーパープル」や「太陽の帝国」で
なかなか評価が得られないところに来て
ここでついにピークを迎えたスピルバーグによるヒューマンドラマの大作がこちら
黒澤明を意識してるのか?この時代にはモノクロが合
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女が階段を上る時(1960年製作の映画)

3.7

仲代達矢がなんか普通なマネージャーの役をやっててびっくり。
最後に畳み掛けるようにみな思いの丈をぶつけてくるけど、、
夜の仕事に徹しきれない女性を高峰秀子が演じてたがこれがまたびっくりするくらい
作品
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ドラキュラ(1992年製作の映画)

3.8

すげぇヴィジュアルセンス!
残念ながらブラム・ストーカーによる原作は読んだことないしユニバーサルによるクラシックホラーの吸血鬼シリーズも未見ではあるが漫画「ヘルシング」などである程度概要は理解していた
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アネット(2021年製作の映画)

3.6

レオス・カラックス監督最新作この監督気になってはいたけど過去作は観たことがなかった。ジャケが気になりあとミュージカルが好きなので鑑賞。
良質なミュージカルではあったけど思ったより悲劇というか救えない話
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