Momoさんの映画レビュー・感想・評価

Momo

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

時間の国アリス大人バージョンの様な、夢の世界にいるフワフワ感がありつつ、アルジャーノンに花束をのストーリーみたいな悲しさがある。

想像よりポルノ映画を見にきたのか?ていうくらい大胆な映像がとても多い
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.4

クリスマスにおすすめの恋愛映画

複数のカップルが愛と向き合う。褒められたものではない愛も、叶わない愛もあるけれど全部ひっくるめて、人と関わって愛情を持つって人生を豊かにしてくれるんだなて感じる

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セブン(1995年製作の映画)

3.8

スリラー要素が強く引き込まれる。ダヴィンチコードを彷彿した。渋くて魅力的

最後の終わり方はあまり好きではなかったが、絶望的で変わらない世界が続くという諦め感が残るドラマ要素が強い

Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

最後には感情が無になる作品

身の毛がよだつほど不気味だが、美しい画面で訳がわからなくなる。映像のカット、光、音楽がとても芸術的で惚れ惚れするのに、目もあてらないほど気持ち悪い

まともな常識人は1人
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.7

嫌な記憶をなくせるSF感のある恋愛ストーリー

時系列がバラバラで、パズルのようにストーリーが繋がってくるのが面白い

恋愛観についても考えさせられる
私は結婚ができないと思う相手なら付き合っても無駄
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

音楽とアクションのセンスが秀逸
見てて爽快だし、複雑なドラマがあるわけではないが、ストーリー性もありキャラクターに愛着が湧く

主人公の掴めないキャラが魅力の一つ
若く厨二病っ気でいて、心根優しく、天
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.2

アランドロンがただただハンサムだなぁという感想

ドキドキサスペンス要素はほぼなく、ハンサムな貧しい男性がブルジョワに憧れなり切る話。

キャッチミーイフユーキャンを彷彿させた

ハンガー・ゲーム0(2023年製作の映画)

3.8

ハンガーゲーム1のようなゲーム性はないが、人間の心情にフォーカスされていて面白かった。歌も多くハンガーゲームシリーズの好きな歌が流れていて映画館で見て良かったと思う

優しさに溢れた青年が、少しのきっ
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.9

俳優陣がとにかく上手い年月と共に味が出ている

才能ある人が信念を曲げずに戦う逆転劇で痛快
アメリカは自由の国というイメージがどうしても強いが、それは豪華絢爛なアメリカ映画作品による産物だろう。しかし
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誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

3.6

やるせない最後

諜報員の泥臭い面が見える
地味で淡々とはしているが、それぞれキャラが立っていて深みがあり惹き込まれる

冷静沈着なホフマンが感情を露わにする最後が秀逸

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.5

アメリカのギャングの映画

マフィアと違い、グッドフェローズと言いながらも形だけの絆で大切な時には誰もいなくなってしまうのが虚しい

スコセッシらしい淡々とした話口調で物語は進む
音楽のセンスはいいが
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サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ(2014年製作の映画)

3.6

スペインのアンダルシア地方グラナダにあるサクロモンテの丘

ジプシー達の情熱的で自由で苦労があれど、それも人生の楽しさと感じさせる明るさが魅力的

歌も決してうまいわけではないが、情緒溢れダンスと手拍
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

とても好みが分かれる作品だと思う。
異種との恋愛は見る人によっては、不快に思うかもしれない。

私自身も見ていて奇妙な感覚になった。人間ではないものとの恋愛と、一つになる行動は背徳的に感じるし、不快に
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.9

曲、絵と共に美しかった

世の中には見た目の違いで排除したり、知ろうともせずに忌み嫌うことがあるが、それはとても盲目的で悲しいことだと感じた。

人はどうしても美しいものに惹かれてしまうことをこの作品
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

シリアスなナチに関するトピックだが、色彩がポップで楽曲もビートルズが使われていたりと、全体的に明るい絵が多い

小さな男の子が主役とあってビューティフルライフと重なり涙が溢れた。個人的にはビューティフ
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.6

誇張された日本すぎず、それでいてアメリカとの違いがわかりやすい演出

高倉健さんがとてもいい味を出している

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.9

最新作を観たあとに見返してたがコメディが逸品!お父さんとマーカス博士のポンコツでマイペース、それでいてたまに見せる秀才ぶりが面白さを増す
ここぞという場面で見事にジュニアが敵を倒すのに、しかめ面の父。
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.8

映画館での鑑賞がおすすめ!

インディージョーズらしい迫力あるアクションと考古学の世界をのぞくワクワク感が楽しかった

感情が揺さぶられるようなストーリーではないが、変に色恋とかもなくハリソンフォード
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.9

面白いし感動!150分の長さを全く感じさせないテンポと迫力だった!!

音楽は相変わらずノリノリだし1から段々面白くなってきたのかそれともキャラクター達へ愛着が湧いたのか、きっと両方だろうがどんどん面
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

漫画を読んで結果やその後を知ってるのに、いやだからこそ今を全力で挑む姿に心打たれた

クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

シンプルで納得のいくストーリーに、何よりファッション、インテリア、映像の色合い、音楽が合わさり芸術性の高い作品だった。

私のお気に入りのシーンは黄金のドレス作戦とゴミで作られたピンク調のドレスで颯爽
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.8

さすがディズニー!エンターテイメントとして夢見心地気分になる楽しい作品だった

字幕で見たが音楽が素晴らしく、海の中の映像もとても素敵だ。

一つ懸念点があるとすれば、議論されている通り少し民族の多様
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セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

4.1

人生において、つくづく友情に価値があるものだと感じた

女性特有の理不尽に思えるような一方的な怒りも、献身的な愛情の裏返しであることが理解できるし、主人公達の時間が経つにつれて自身を客観的に見た上で関
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クリフハンガー(1993年製作の映画)

2.0

アクションは素晴らしいと思う2023年の現在でも物語に不満は多かったが思わず見てしまった

しかし、突っ込みたいところが多すぎて終始苛立つ。不必要に殺しや汚い言葉が飛び交っていて見ていてスッキリするも
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愛情物語(1956年製作の映画)

2.5

ショパンのピアノが素敵

ただ心情変化の描写が少ないまま物語がポンポン進んでいくので、感情移入がしづらく置き去りにされがち

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

映画館で見るべし

最近本で、日本は職人のように突き詰める人を称える傾向があり、好まれる作品もそういった職人気質を極めた人を描く傾向があると読んだ。
その筆者は、そういった自分よがりに突き詰めた人は他
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.1

お気に入りの映画の一つになった

90%いや99%は傷つける言葉しか言わない不器用な男の人が、たった1%だけ最も欲しかった最高に素敵でロマンチックで真摯な言葉を彼の愛する人に囁く美しい映画

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.8

個人的にはイマイチだった

内容が少し詰め込まれ過ぎた印象を受ける
恋愛要素の共感もしにくい。1日会った人にあそこまで想い入れできるのか
それでいて叔母にはあまりに身勝手で共感しにくかった

懐メロは
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

トップガン2作目
とってもよかった

1作目を見返してからの視聴をお勧めしたい
前作のような爽やかで無鉄砲で輝いたマーベリックとは代わり、今のトムクルーズだからこその貫禄、苦労、悲しみを乗り越えた少し
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.0

電車で見ていたが涙がポロポロと溢れた
統合失調症の青年がどうしようもない孤独感に苦しみながらも自身の病に向き合うドラマ。
甘酸っぱい恋愛と家族愛に胸が締め付けられた。

誰もが最善を尽くそうともがきな
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.4

ウェストサイドストーリーの話は見たことがなかったが、予告に惹かれて楽しみにしていた分期待外れだった。

内容としては開発途上時代のNYの話。スラム街に住む貧しい白人と同じく貧しい移民のプエルトリコ人の
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

イタリアに夏だけ滞在しにきたアメリカ人の学生と恋するイタリアの男の子の話

美しい絵画と胸がざわつく官能的な小説を読んでいる気持ちさせられる
そんな洗練されつつもどこか見てはいけないものをみてしまった
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

聴覚障害の家族をもち、家族の中で唯一耳が聞こえる女の子。大好きな歌を続けたい気持ちと耳の聞こえない家族を支える責任感との間で葛藤する話。

ティーンエイジ向け映画の雰囲気を醸し出していて話の流れは読め
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.4

復習、騙し合い、牽制が入れ混じったドロドロのストーリー。

グッチの事件を知らなかったこともあり、そんな裏事情があったのかと最後は興味深かった。

アリースター誕生のレディーガガの演技がとっても好きだ
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

4.0

涙が溢れて止まらなかった。
似たテイストの映画”きっと星のせいじゃない"は落ち着いて見れたのに不思議。

主人公2人だけでなく、その周りの人にも強く共感できるからより感情移入したのかもしれない。特に黒
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