Mizuhaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Mizuha

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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.5

「あの花」と「心が叫びたがってるんだ」と同じく、主人公の初恋は報われない。
でも、私はハッピーエンドよりも、ちょっと痛みのある結末が好き。
それに、必ず二番手が控えてくれているのも良心設計。つぐは絶対
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

寂しい話だ。
あとに残した妻や、新しい住人たちをただ見ているだけしかできない寂しさと、音楽さえも永遠ではないと気がついてしまった遣るせなさ。
何も話せない幽霊の彼の感情が伝わってくるのは、ちょっとした
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.0

新作の公開前に。

表情の変化とか、日光の中でキラキラしてるホコリとか、手の上で融ける雪とか、やっぱり描写が丁寧。

ストーリーは世界名作劇場ばりに王道なので意外性は無いけど、悲しみの上に成り立ってい
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劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

3.0

リズと青い鳥を先に観ているので、関西大会での演奏に対する感動も一入。
オーボエの音って女の人の声って言われるけど、むしろ鳥の声に似てるよなと思う。ソロの、音の粒の丸みが好き。

大人から見るとくだらな
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劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

3.0

テレビアニメ版を観てないけれど、かなり端折られているんだろうなという印象。
吹奏楽経験者として楽しめる小ネタが多いので、ちゃんとテレビ版を観ます(立華のモデルは京都だしマーチングの強豪だしで精華女子な
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

1.5

この映画を作った人の中に、ミュージカルが好きな人はどれくらいいるのだろうか。

序盤でいたたまれなくって中断し、最後まで我慢して観たけども、やっぱり私の好みではなかった。

私は映画も実際の舞台も観に
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

映画には色彩的な美しさも大事な要素だと思っているので、夜の死者の国のカラフルさが好き。
ネオンとか、花びらとか、特に光るものの描き方が綺麗だった。

最近のディズニーは女の子が主人公の話だと、女の子だ
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.5

深みとかは感じられなかったけどエンタメとして面白かった。

藤原竜也をこの役に起用するのはズルいなぁ。
そんなの彼にやらせたらハマり役に決まってるじゃない、うさんくささが(褒め言葉)

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.5

どうしようもないところが、バチンッとはまってしまった2人なんだろうな。
もしこのまま一緒にいても、どんどん暗いところに沈んでいく先しか見えない。

泣いて、感情を爆発させている寧子が一番綺麗だった。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

絵本で読んだ若草物語の続きの話。

私の中の若草物語は、お父さんがクリスマスに帰ってきて、みんな大喜びという「ハッピーエンド」で終わっていたのだけど、この映画のメインの時間軸は、四姉妹が大人になってか
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.0

感情のわかりにくいプーさんの表情が最高に可愛い。特にしょげてるプーさん。
お別れしたクリストファー・ロビンのことをドアの前で待っている冒頭のシーンは切なかった…。

プーさんの話を知らないで楽しめるの
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グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

このご時世、デモに参加することは自分の中では正しい選択ではないので、その代わりに。

日本でもよく知られている公民権法成立までのキング牧師ではなく、その後の投票権法成立までの話。なので、キング牧師の経
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.0

古い映画の何が好きって、オープニングがきちんとあって、劇中曲のメドレーをやってくれるところ。Over the rainbowが冒頭の歌唱以外にも要所要所でテーマとして使われていたり、禿山の一夜がアレン>>続きを読む

エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

2.8

映像の美しさにひたすらこだわった映画。どのシーンを切り取っても、汚いものは一切映らない。

ストーリーとしては、もっとほんわかとした雰囲気のものを想像していたのだけれど、作品全体から静かな狂気を感じた
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

その人とか、そのお家の匂いって確かにあって、それでも自分では気がつかないことだから、他人に言われるとすごく気になる。しかも言われたところで結局自分ではわからないし。

洗剤とか柔軟剤?芳香剤?食べ物?
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.8

やっぱり私は岩井俊二の撮る光が好き。
でもそれは別に晴れの日の光がという訳ではなく、むしろ印象に残るのは曇りや雨の日が多いかも。特に窓から入ってくる光。廃校の窓、図書館の大きな窓、障子、踊り場の窓、そ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ティム・バートン版のジョーカーを、気が狂った末とはいえジャック自らの選択で生まれたものとするならば、このジョーカーは本人の意思というよりも、周りの人間と環境によって生み出されてしまったのだなと思う。>>続きを読む

バットマン(1989年製作の映画)

3.0

『ジョーカー』を観る前の予習なので、ジョーカー側に偏って鑑賞。

やることが派手なので、気が狂った末にジョーカーになったという解釈だけど、彼の行動原理はジャックの時から変わっていないんじゃないかなと思
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

Yesterdayの歌詞を彷彿とさせるストーリーなので、元の世界に戻るのかなぁと思っていたところ、変わった後の世界でそのまま生きていくというのはちょっと予想外。

ほぼ全員がハッピー!丸く収まりました
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんだか大人し目のタランティーノかしら?と思わせつつ、終盤のプラピ無双と火炎放射器、嫌いじゃない笑

ディカプリオは若い頃の綺麗ー!イケメンー!という役より、アビエーターみたいな狂った役の演技が大好き
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.0

オープニング、結末どちらも良い意味でフランス映画だなぁー!という感じ。小さい女の子と男の人のバディものに弱い私。
大好きなクレイマー、クレイマーを彷彿とさせつつも、これはこれでスッキリとした終わり。ク
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天気の子(2019年製作の映画)

3.0

世界が辿り着く結果が、新海誠だなー!って感じ。途中いくつか、いや実際無理だろと冷めた目線になるシーンがあったのは私がスレてしまったのだろうか笑

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.8

3のラストのアンディの心情を思うと、最後のウッディの選択はちょっと悲しい。

アラジン(2019年製作の映画)

4.0

オリジナル版のアラジンの曲大好きなので、ニューアレンジだけど同じ曲が聴けて嬉しい!Friend like meとか吹奏楽でやりたかったなぁ…。
今回は字幕で観たけど、吹替版も観るぞ!

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.0

もうちょっと何も考えずに面白おかしく観れるものだと思ってて予想外。普通にシリアスでした。

プロメア(2019年製作の映画)

4.8

近未来な街並みの中でのど迫力の戦闘シーンに、冒頭からテンション上がりまくり!
戦闘の動きのクオリティの高さとかカメラワークは最新!って感じなのだけど登場人物が見得を切ったり、必殺技名がどでかくババーン
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ピカチュウが前評判よりもシワシワしてなくて、大変愛らしかった。でも話題になってるダンスシーンは本編になくてちょっと残念。ダンシングピカチュウ見たかった…。

ど定番の展開だけれども、ただポケモンという
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.3

マイク……。恋は受け取ってもらえず、最後は友情すらも消えてしまったのかしら。
拾ってくれたのはスコットよりも全然別の人であってほしい。

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

2.0

ガス・ヴァン・サントは実話ベースじゃないほうが好きだなぁ…。主人公と周りの人の心情が見えにくい。
あと、最初は時系列が飛びすぎて、髪の長さと髭でどの時間なのかを考えなければならなかった笑