Belllllelinさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Belllllelin

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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.6

すごい...。なんじゃこの映画...。完成度が高いってのとは少し違っていて、でも一つ一つのカットがビビットで、ちょっとした奇跡が画面に。。このような映画のメガホンを取った日本人がいたんだ...。世の中>>続きを読む

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

1.0

すごくキライ。嫌悪感しかない。
我慢する社会の縮図をここでも再現してしまうとは、、地獄絵図。
将来に対する重要なテーマを扱っているのに、このおっさん監督にはビジョンが皆無で、このテーマを取り扱うことの
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

リアリティの高い映画で好感を持った。全ての描写に誇張が感じられず、地味だけど世界を変えて行くためにコツコツと情報を集めて行く過程とか「ほんまそれやで」って頷きながら観た。ミーガンとジョディはそれぞれ共>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

2.5

観始めて数分で「あー」。撮られ尽くしてるしてるどころか、新たな試みはスベってるし、ぜんぜん面白くない。ホラーっぽい音楽も微妙。教育的にはこういうのを焼き直すのはやっぱ大事なのかな。それならいいと思う。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

この映画のスタンスがとても好きだ。映像、音楽として挑戦的だし、それでいていわゆる映画通の心もくすぐる演出。とても繊細な作りで、心遣いがいじらしく憎い!これ絶対に賞を狙って作ってる!
こういう作品はポリ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

映画としては、原作のストーリーの完成度におんぶに抱っこって感じ。スポーツ然り、演奏を映像として描くってまだ発展途上なんだなあ。今後の技術革新が楽しみ。自分がこの漫画を好きな理由が詰まってた。まず全員感>>続きを読む

8 Mile(2002年製作の映画)

3.5

熱熱熱。陽があれば陰があり、そこに人間の本質がチラつく。これ観た後に本邦のラッパーは見れない聴けない。

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.0

そこはかとないゲーム感。こういうタイムループ系はずるいよね。たぶんトム・クルーズが出てる映画で1番好きです。

アイランド(2005年製作の映画)

2.5

マイケル・クラーク・ダンカンがいい味を出しすぎな映画。サイエンスに興味があった中学生にはドンピシャすぎた。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

1.6

条件設定以上のハイライトがないっていう。超つまんないからとにかく観てみて。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.0

また大学生の時の話ですね、ブレイク前のエディ・レッドメインと超絶かわいいアマンダちゃんを拝みに映画館で2回観た(これは妻に言うと引かれるので秘密にしてる)

セブン(1995年製作の映画)

4.0

大学生の時に同学年で自分よりちょっとスカしてた兄貴的な友達からお前はこういう映画も観なきゃダメだと言って勧められた中の一作品。まだ白かった私のキャンバスが、鮮血に差まった。20歳そこらの人が一生懸命デ>>続きを読む

神々の山嶺(2021年製作の映画)

2.0

オッサンのオッサンによるオッサンのための趣味映画。舞台は山じゃなくていいよね、これ。

さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について(2021年製作の映画)

4.0

おおお、この拗らせ方は20代のときの自分じゃないのか。って思ってしまうほど自分のことが描かれているような錯覚。光と影の使い方がものすごく好みだった。ずっと大切にしたい作品。

NETFLIX 世界征服の野望(2019年製作の映画)

3.5

面白かった。スタートアップに関する書籍によく書いてあることが、実際に急成長した会社の職員からも発せられており、イメージが具体的になった。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

無邪気な子どもから大人となるに必要な視点を提供する名作。単純なストーリーで最後は正義という、いつの時代にも提供されるうそぶいた世界観をぶち壊す。人間はもっとファジーでまとまりがない生き物なのさ。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.0

美味しい料理、乗れる音楽とテンポ、きれいな登場人物たち。撮ろうとしてる世界と映え重視な思惑の反比例祭り。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

研究者という人種のDNAには"普通の生活をする"という遺伝子が欠失していることがよく知られている。研究者同士ではそれをネタとして楽しんでいるが、この映画ではそれがよく非常に強いフェノタイプとして現れた>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

究極の自己批判映画を観た気がして、興奮しています。
搾取されてきた者、その搾取構造の中で安住しようとして散った者、踊らされる者、搾取構造の外にいるつもりの者。レイヤーの外には色が違う同じ構造のレイヤー
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

子を持たない時に観て、「そうか、ひとは親にしてもらうものなのか」という感想は持ったけど、その感想の暴力性よ。でもこれまでもこの後も、わたし自身もその暴力性の中で生きてきて、生きていくし、生きた。必要な>>続きを読む

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.0

ある年の1年間、ずっと教室でネオの真似ばかりしてる同級生いた。ぼくはしなかった。あれはキアヌ様がやるから格好いいんだよ、ばーかと思ってた。あの同級生いじめっ子がこのコメントを見ませんように。

ナイト&デイ(2010年製作の映画)

1.5

トムクルーズとキャメロンディアスが有害な性を演じるたび世界が後退する。

トランスフォーマー(2007年製作の映画)

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高校生のとき、友達と映画館で観て興奮したのですが、田舎道を走るあの車がトランスフォームしたらどうしようって話しながら帰ってたら転けました。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.0

映画館で観て製作者に対する敬意は持ったのですが、正直これがスラムダンクの限界なのかな。高まるカットは色々あったし、宮城リョータをメインにした試みには心が動いた。じゃあこれでいいんですかって言うと...>>続きを読む

激流(1994年製作の映画)

3.0

宇宙戦争のトム・クルーズがただ逃げていたから良いように(いやいやあれはガキの私にも超駄作だった)に、この作品のメリル・ストリープはただ子を守ろうとするから見入ってしまったのかもしれない。それか、ケビン>>続きを読む

黙ってピアノを弾いてくれ(2018年製作の映画)

3.0

カメレオン的に変態するゴンザレスのアルバムをずっと聴かされるように振り回されて疲れる(ほめてる)

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.0

大学院を修了して就職するまでの時間、1人で東京をフラフラしてる時にアップリンク渋谷で観た。これから自分が出て行く世界への期待、恐れ、得体の知れない感情を抱きながら観たのを覚えている。あとアップリンク渋>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

大学生の時に観た。この映画を知ることになる以前と知ってしまった後、どちらの人生もいいものである。

そばかす(2022年製作の映画)

4.0

(きっと年末のせいで)凝り固まって、深い霧に覆われてしまっていた自分の脳内がどんどんクリアになって行く時間だった。世界に対する解像度がまた少し上がったし、それはより複雑な世界を理解しようともがき苦しむ>>続きを読む

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.5

年末のざわつく心にさまざまな記憶が静かに押し寄せた。年末に出会えて良かった。ありがとう。

X エックス(2022年製作の映画)

1.5

おいおい、酷すぎるだろ。自分を受け入れない若い男だけ殺していくならまだしも、「ブロンドは気に入らねえ」とか吹いたわ。新しさなし、中身なし、ロジックなし!A24万歳!

ELLEGARDEN : Lost & Found(2022年製作の映画)

4.5

Hey man, change is good!

誰しも心の中に秘めた宝物があると思うけど、ぼくの宝物の一つは17歳の時に行ったeleven fire crackersのライブハウスツアーです。こん
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

2.5

一つ一つはとんでもなくとっ散らかってるけど、これをまとめちゃってる風にできるのがポールトーマスアンダーソンの力量?アラナとゲイリーは良かったよ。
たまにぶっこまれてたアラナのブチギレカットのおかげで最
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.0

グザヴィエ・ドランに影響を受けた撮り方だなあと思いはじめてからは、おぞましい事実と、過去の物語りという対比で観ることでき、結構面白かった。主題は"母殺し"できるかどうか。異論は認める。こういう論点が自>>続きを読む