Belllllelinさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

1.0

自分が好むはずもない映画を観たわけで嫌いで当然かなと思いました。
メイクアメリカグレイトアゲイン映画。

真面目な面で戦術をディスカッションするシーンとかもうほんとにどうでもよかったなあ。害悪な男らし
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.0

人間の苦悩と、テクノロジーがもたらす前進(?)あるいは前進に必要な思考があった。物語を劇的には動かさず、観ている側に思考可能な余白を提供した点がすごく好きだった。無があるから有があるように、前進がある>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

1.5

セリフがとにかく説教くさいし軽薄。クソ映画。邦画かよ!ブヒブヒ。ブヒブヒ。

妻氏「これはな、中国共産党のプロパガンダ映画や。それにまんまと乗せられて喜んだらあかんで。」

オレ「賢い!!!オレは君を
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声もなく(2020年製作の映画)

4.0

私の好みのエドワード・ヤンや、最近傾倒している濱口作品とは全く非なる構造の映画だけど、引き込まれた。喋らずしてもヒトに解釈を促すことのできるのはアートだからだよなあ。劇中、手話をやったり、文筆したらい>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

2.5

撮影手法が目的化してしまって、大事な中身がない。いわゆる、これまでに撮られ尽くした映画。
店の雰囲気がそこそこ。それ以外は無。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

映画として、というより"物語"として重要な作品だと思う。

誰もが何かしらの過去を抱えている。それを受け止めて、抱きしめて抱えたままでいいからみんなで生きていこうよ。これを物語ることのできる監督の力量
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さがす(2022年製作の映画)

1.0

わからないな、社会的な大きな闇を無邪気にエンタメへと昇華してしまうその倫理観。エンタメとしてしか扱えない知性の乏しさ、問題を掘り下げることからいつも逃げる社会の縮図そのもの。Wikipedia情報のコ>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

正直、わたしにとっては新しいものはそこになかった。ただ、自分に正直であり、さらけ出せたものだけが獲得し、蓄積可能な経験や人間関係が美しい映像に散りばめられていて幸せな時間だった。

汝、自身を知るべし
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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.5

コミュニーケーションの新しい教科書のような映画。Blu-rayに収録されているBeyond "Happy Hour"も非常に良かった。映画を見終わった後、あれこれと考えて白黒つけようとした自分の頭を優>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.6

子供時代って退屈で嫌いだったけど、おばあちゃんの家でこの映画を観て過ごす時間は好きだった。わたしの息子が初めて観た映画でもある。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.5

千の立ち方が好きだ。自信なさそうに見えるけど、芯があり自己で満ち満ちている千の立ち方が好きだ。

イーオン・フラックス(2005年製作の映画)

2.5

昔、モンスターを観て衝撃を受けてシャーリーズセロンを追っていた中坊がいた。私です。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

観れば観るほど、この映画の偉大さに圧倒される。年を重ねるほど味わい深くなる映画に出会うのは幸せなことです。

PASSION(2008年製作の映画)

-

これほどレビューを書きにくい映画に出会ったのは初めてかもしれない。適当なことを書けないのです。それくらい凄かったのかも分からない。

会話劇のメタファーと思われた学校での出来事に頭をやられてしまったの
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空白(2021年製作の映画)

1.0

これギャグ映画?
近年稀に見る超絶駄作、カメラを止めるな以来の衝撃がここに!!! 

Filmarksのレビューに久々に辟易。
この映画が良い?自らの軽薄さも同時に暴かれてることに気づいた方がいいよ。

モンク・イン・ヨーロッパ(1968年製作の映画)

3.5

いやいや基本映画館の座席って可能な限り鑑賞しやすい席を確保するやん?

今回初めて音楽に乗るために1番後ろの端の席に座ったからね。

無類のモンク好きなので採点は当然ゲタを履いています、ご参考まで。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

芸術性が高すぎて唸る。

完全に女性たちで成り立っている映画。

後部座席での「どす黒い何か」に関する議論に対する、北海道の真っ白な情景を背にした渡利の「ありのままとして受け入れることはできないですか
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

-

彼らと途中で道を別にした(最終章まで観てない)私でさえ、このプロジェクトに関わった人々の愛と敬意に涙が溢れた。

今観返せばまた違う感覚を抱くのだろう。今なら1人で観るか子どもと観るか選ぶこともできる
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

いやーん、面白かった!
大人のみならず、4歳の息子でもジッと観られるダイナミクス、デヴィッド・バーンのファンになっちゃうよこれは。

脳の部位と機能の話から始まり、臨界期、シナプス剪定の話!全編アイロ
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さすらい 4K レストア版(1976年製作の映画)

3.6

新年一発目は古典っていうのここ何年か時々できてて楽しい。いい一年になりそう。もうなんか冒頭といい、ラストといい、痛快だね。ほんとそうだよなあと思う。

我が子を除いて、他人の尻から💩が出てくるところは
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

2.5

でた...肌の色が違うだけで中身は過去に取り尽くされた系映画...。ラストもよく整理されないまま、希望に満ちた風で終わってがっかりだよ。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.6

1時間ちょっとでこれを描くのか...。それぞれの鬱憤が少し浄化されて他者との物語に落ちた瞬間が美しすぎた。学びが多すぎて、圧倒されてる。こんなん泣いてまうやろ...。(いつもだいたい泣いてる)

それ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

一見の価値がありすぎる映画。
同時にこれがNetflixで配信された意味を考え込んでしまう。

昨今の文化人類学の書籍では、現代と渥美清の時代を比較し、現代において新自由主義の蔓延、スマート化に目がく
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

2.0

ストーリーに意味はなくて、ただ製作者と役者の金稼ぎのための演技合戦。こんなことやってるから生産性低い国と言われるねん。もっと頭使おうぜ。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

2.4

暗い映画だなあ。

行き詰まりをみんなで共有して、昔を懐かしがって、どうしようもないから馬鹿して、これからどうするかは分かりませんって、希望がなさすぎる社会です。

エンディングのキリンジの歌声は染み
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ありがとうダニエルクレイグ。
歴代のボンドが作ってしまった性欲と自己顕示欲に溺れた誤った男性像を少し破壊してくれたあなたには感謝です。お疲れ様でした。


ただ本作は非常に中途半端。

"未来"という
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ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

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学生の頃、毎作品劇場に足を運びダニエルクレイグボンドに酔いしれた。コロナ禍だからと言って、最新作を劇場に観に行かないってのはなしだなあ。あぁ、エヴァ様をお美しいですぅ(大ファン)

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.0

脚本も役者も良かったのに、
たすくに、描かれた社会に歩み寄ることができない点が致命的だった。

ひたすら言葉足らずだと思う。
対話がないので、救いようがなく感じられ、これではどこまで突き詰めても自己満
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.5

訳のわからん映像テクノロジーをとりあえずめいいっぱい使ってみる韓国映画の姿勢大好き。

やべえ、この映画シリーズほんと最後泣くわ。

犠牲なんていらねえ!
常識的な選択は最低限!

つべこべいうな!
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