どこにでもある、ありふれた親子の話。
エリアルは特殊な育ちをしてるけど、観ればわかる通りまっすぐに育った。
マキアが、ちゃんとした母親として育てることができたから。
母を愛し、反抗期を迎えて、独り立ち>>続きを読む
観るドラッグ。
永遠に続くかのような、濃密な話。
踊るようなバーフバリの戦い。
気持ちを高める歌の数々。
演出過多にも思える圧倒的美術。
口を半開きにして観よ。
……ともあれ、誰かと喋りな>>続きを読む
上の句、下の句に続く最終章。
競技かるたに人生全部懸けた先達との出会い。
千年前から続く歌と、千年後に残す自分達の生き様。
そういったものが、丁寧に描かれててよかった。
特に、団体戦と本当に強い人、>>続きを読む
戦後と、その先を描いた映画。
戦中戦後がもはや過去のものになった親子が、過去をたどる話……なんだけど。
1970年代ももう歴史になりつつある今、なんだか二重の入れ子のような感じ。
コンビニや、母の問>>続きを読む
全体的に退廃的ながら、端々に見える映像美。
暗い雰囲気に、暗い主人公に、化け物。
それでも化け物がいつからいとおしい知性に見えてくるのはいつからか。
ヒトとは違いながらも、愛さずにはいられない……。>>続きを読む
ちょっとした内輪揉めを見せられた感じ。
ブラックパンサー自体は格好いいんだけれども、ヒーローかって言われると、どうなんだろう?
ヒーローとしての力を手に入れるまでや、ヒーローとしての心を養う過程もない>>続きを読む
タイトルに恥じない、壮大なショーを見せてくれる映画。
「ラ・ラ・ランド」で観たかったものが、全部あった。
バーナムの歩んだ道のりを、明るく楽しい歌と踊りが彩る。
それぞれの楽曲に込められた感情が、ス>>続きを読む
どちらに肩入れしても間違っている気のする話。
発端から見ると、(知らない日本人からすれば、)黒人側の方が暴動を起こし、白人が対処に追われてるように見える。
ただモーテルの一件に絞れば、これは黒人への>>続きを読む
TV版本編は未視聴で、「興道」からの観賞。
順風満帆に進んだゼロの道がどうなるかと楽しみにしてみれば、スザク勧誘に始まって全てが裏目裏目……。
ユーフェミアへのギアスでそれが決定的になって、ガラガラ>>続きを読む
リロードにワクワクする映画。
映画全体にふんだんに盛り込まれた、オトコノコ心を刺激する要素の数々。
世界の秘密、自分だけがみる夢、謎の男、2丁拳銃、ワープ装置、超能力。
多感な時期に観ればかぶれてし>>続きを読む
映画全体から漂う、虚無に似た絶望感がいい。
ミルドレッドにはなにもなく、人も、状況も、展開も、なにひとつ味方してくれない。
たぶん、観客すらも。
世界すべては平常に回っているのに、心の内だけが暗く落ち>>続きを読む
日劇ラストショウで観賞。
今までの怪獣との戦いをしっかり受け継いで自衛隊を構築しているのに好感。
ゴジラとの戦いに嘘だらけながらも対処していく様子を描いてるのも好き。
話の筋は家城3尉の罪の意識と、>>続きを読む
日劇ラストショウで観賞。
途中までは、「全員悪人」かと思った。
粋な台詞回しと、力の入った熱演に夢中になる。
三十郎、卯之助の仕草から匂うただ者じゃない感と、子分衆の一山いくら感のギャップもすごい。>>続きを読む
いつものアメリカ的お約束映画。
世界の危機! 謎の陰謀! 孤軍奮闘! 帰りを待つ家族!
相手が天候なので、どうにもならない感は出てる。
雷の中を走るとか、カッコいいしとにかくまずい絵ができてたんじゃな>>続きを読む
コメディとするも、別角度からの要素も含んでる。
クライム要素や、美術品にかける情熱など。
それぞれが自己主張しすぎず、まとまって綺麗に形をつくって物語を運んでいく。
個人的には、もう少し贋作作り(譲状>>続きを読む
満を持してのパイルダーオンに痺れる映画。
画面狭しと暴れまわるマジンガーにこれでもかとワクワクさせられる。
ロケットパンチ、ブレストファイヤーなどの武器はもちろん、冷凍光線みたいなちょっと地味めな武器>>続きを読む
湖から金塊を引き上げる映画。
この話なら、もう軍隊じゃなくて泥棒でも良かったのでは?
開幕の戦車ドーンはワクワクさせてくれたけど、あとは蛇足にしか思えない展開。
いかに金塊を奪還するかの計画はそこそ>>続きを読む
良くも悪くも、平坦という印象。
鎌倉には妖怪がいますね、想いの繋がりは強いですね。
亜紀子は今時珍しいいい子ですね、幸せな夫婦ですね。
不思議な街と、穏やかな暮らし。
その幸せはいつまでも続くのかと思>>続きを読む
淡い期待を儚く砕く映画。
原作を、なんとかそれっぽくしようとしてるのは感じられた。
アルフォンスの鎧や、エドのコートなんか、特に良かったと思う。
マスタング大佐も、個人的にはかなりイケてたんじゃない>>続きを読む
六花と勇太がイチャイチャする映画。
全編を通じて、ずっとイチャイチャしてる。
六花と勇太のイチャイチャと、凸守と森夏のイチャイチャでお腹一杯楽しめた。
ファン向けのキャラクター映画感は否めない。
話>>続きを読む
リバイバル上映で鑑賞。
小狼に対する想いをさくらが言いあぐねる話と、封印されたカードの話が並行的に進む。
前半はじわじわと影響が及んで、後半で一気に傾くのが良い感じ。
どーんと傾いたときに、思わずハ>>続きを読む
スタイリッシュ紳士アクションスパイ映画その2。
前作から成長したエグジーと、帰ってきたハリーに感激。
ステイツマンを加えて、より激しくなったアクションも迫力。
雪山でのリボルバーアクション、ポピーラ>>続きを読む
感情と責任を混ぜ合わせて昇華した話。
裁判に至る敬意や戦い方、またアウシュビッツでの描写はすごく丁寧で、観ていて頭によく入ってくる。
でも逆に、裁判ではアーヴィングが一方的にやりこめられてばかりで、>>続きを読む
夢破れて……に何の感慨も抱けない映画。
夢を追って努力して駆け抜けた10年。
らしいけど、その間に描かれてるのが、売れてない漫才と、飲んでるシーンばっかり。
ようやく少し光を浴びたと思ったら、ひねた>>続きを読む
謎のゲームから与えられる指令に従い続ける話。
言い換えるなら、クリアすると報酬のある「イエスマン」。
次々に与えられる指令がどんどん過激になっていくのは想像がつくんだけど、それらに実態がない、っていう>>続きを読む
真面目な孫が、めちゃめちゃな祖父に振り回される話。
デニーロになにさせてんだって感じだけど、ハマリ役といえばハマリ役。
真面目な孫が段々と軟化……というか、目の前の女におっ勃てていく感じがなんだかそれ>>続きを読む
自分で決めたことを、人に始末してもらう話。
化物語に繋がるためにはこう終わる必要があるんだけど、なんだか阿良々木くんは調子よくない?
自分で決めたことといえば最初にキスショットを助けることだけで。
あ>>続きを読む
くやしいけど良かった。
ニックとジュディの組み合わせは、まあよくあると言えばよくある組み合わせなんだけど。
努力に努力を重ねてようやくスタートラインにたてたジュディと、裏道を飄々と歩いていくニック。>>続きを読む
予告がなんかスベってる感じしてたけど、全然そんなことない。
むしろハードル下げていったら特大ホームラン打たれた感じ。
序盤のてっこの怖さ(気持ち悪さ)や街中のパニックなんか真に迫ってるし。
高速道路の>>続きを読む
闇に葬られ続けた事件を追った記者たちの話。
……なんだけど、事件の割にあっさり描写だからガーンとくる感じが少ない。
弁護士や関係者から話を聞くばっかりで、絵としてもちょっと単調な感じ。
事件自体はすご>>続きを読む
ちょっと焦点が定めづらい映画。
前半は子供の視点が気になり、後半は母親の視点が気になる。
作りとしては世界に出たら母親の目がこちらを向かなくなったっていうことなんだろうけど。
出るまでの圧迫感がすご>>続きを読む