Hirokiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Hiroki

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タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

当時はビデオ二本立てで、背表紙が家のリビングに並んでいたのを思い出す。小学生だった僕に人生で初めて映画で泣くっていう体験をもたらしてくれた作品。

タイタニックごっこなら、誰でも出来た。そんな映画って
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アリスのままで(2014年製作の映画)

3.0

アルツハイマーを題材にした作品。
この作品の白眉は紛れもなく彼女が病気に向き合う自分自身について語るシーンであろうと思う。ジュリアンムーアがいてこそ成り立つ作品。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.0

満たされない現状は妄想まみれの喜劇を育む。この才能はまともじゃない。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

オーシャンズの件は笑えた!

誰にでもお薦めできる映画って、こういう映画の事を指すのだろうなと思った。

ザ・トライブ(2014年製作の映画)

2.5

未体験の感覚が味わえるというのはコピー通り、本当である。聾唖者の若者を取り巻く性と暴力。若さ故の混沌が詰め込まれた傑作。

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.5

多分、僕の父親がもうこの世にはいないからなのだけど、父の気が済むんであれば、こんな馬鹿げた事でも付き合ってあげられただろうなと思う。

いつまでも親は生きている訳じゃないし、いつまでも話が出来る訳じゃ
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海街diary(2015年製作の映画)

1.5

是枝監督作品はほぼ鑑賞しているが、段々とこの人の撮る映像がつまらなくなっている様な気がする。

前作とはまた違う家族の物語。四姉妹の暮らしを単調な展開と映像で切り取った作品。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

誰にでもお薦めできる映画にまた1つ出逢えた。自分の作りたい料理、求められる料理の中で板挟みになった一人のシェフが、今までの地位を棄て、本当に自分が作りたいと思う料理や家族との向き合い方を見つめ直すとい>>続きを読む

スパニッシュ・アパートメント(2002年製作の映画)

4.0

ヨーロッパで似たような環境の中で暮らしていたから、当時の事を懐かしく思った。もちろん、こんな洒落た感じはなかったけれど。

出会いが人を変える。
今まで大事にしてた物が本当にその価値があったのかと思っ
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.0

東ドイツの社会主義時代を描いた作品は数多あるが、この作品が一番印象に残っている。

時代の移り変わりに戸惑う人、流される人、そして、信じていた物が否定されていく感覚。激動であったであろう社会を背景に親
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トゥ・ザ・ワンダー(2012年製作の映画)

3.5

愛についての物語。確かだと思ったものが崩れていく様を秀逸なカメラワークを通して映した作品。映像美に酔う。

ツリー・オブ・ライフ(2011年製作の映画)

4.5

賛否両論であろうと思う。
これが非常に宗教的な映画だという批評もわかるし、冒頭から聖書の一節が引用されていたのには面食らったが、僕はこの映画が好きだった。

物語の軸となるのは愛する息子の死。報われな
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.5

主人公は好奇心旺盛なティーンの女の子。
彼女が妊娠を経て、産まれてくる子供の里親夫婦と交流を深める中で、愛情や家族の在り方を見つめ直していくという物語。

脚本賞取っているだけに、ジョーク混じりの会話
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