Murshさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Mursh

Mursh

映画(91)
ドラマ(0)
アニメ(0)

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

社会から取り残されるということ。SDGsな映画。

本作はイギリスを舞台にした社会派映画である。
しかし、同時に世界の都市のあちこちで当たり前に起きていることでもある。
日本も全く同じだ。

「失業」
>>続きを読む

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

4.0

上質な「子ども映画」。※こども向けではない。

この手のシリーズ、大好き。
「グレッグのダメ日記」「ラモーナのおきて」「グレッグのおきて」、ちょっとズレて、「スーパーバッド」、大人になって冷静に子ども
>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.5

コロナ禍での久々のアメコミ大作続編・・・かな。

まず舞台が80年代。
タイトルでもわざわざそこを強調しており、当然懐かしい音楽や当時のノリノリ感が全開のシーンがあるのかと思いきや、、、そんなない。非
>>続きを読む

暗殺者(1995年製作の映画)

3.4

ランボーvsデスペラード!・・・ではない。

この2人の共演、つまらないわけはない。ド派手なアクションが続く映画だろう・・・と思いきや割と地味な映画。

幼い頃、テレビで放映した時は、ワクワクしながら
>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.7

ジム・キャリーってやっぱりすごい!な映画。

ソニックのデザインがいろいろ問題になったが前のデザインでも見てみたい。
ゲームのままのキャラデザインになっていて、「ソニック懐かしいなー」という感動があり
>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.7

まさにヒーローコミック映画。

DC映画は映画館での初見より自宅での2回目の方がおもしろい。
ワンダーウーマンもそれ。

DCコミックの世界観を把握できていないことに加え、ダークな雰囲気からか、映画が
>>続きを読む

デジャヴ(2006年製作の映画)

3.8

タイムリープものの傑作サスペンスアクション。

映画館で見て、素直にさっぱりと「楽しかった」と言える映画。

なんの映画かわからずに観ると、主人公のデンゼルワシントンの心境変化により同調することができ
>>続きを読む

ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

4.5

「映画」はこうあるべき。

名作なのにあまり大きく取り上げられない映画。ハーレイジョエルオスメントもシックスセンス同様、本作も代表作と言って良い。走り方が変だけど。

毎回言っているが、映画に重要なの
>>続きを読む

THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

4.0

ハリウッド仕様で見やすくやった「最強のふたり」

ほぼ内容は同じまま、ハリウッドの名優によるリメイク。

ハリウッド以外の映画は、映画好きな自分としてもとっつきが悪く、独特なリズムやノリが合わなかった
>>続きを読む

ライブリポート(2019年製作の映画)

3.2

センスがないスタッフが全力で一流を意識して作ったダイハード風B級アクション映画。


まず、この映画はパッケージや邦題のセンスがクソほどない。
日本はシチュエーションサスペンスがウケると思っているのだ
>>続きを読む

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

3.4

CUBEの監督がスティーブンキングの原作を映像化したような映画。

「ような」じゃなくてそういう映画だった。

「CUBE」の響きを久々に聞いた。
まだ、ビデオの時代。
無名の俳優、無名の監督、しかも
>>続きを読む

グッド・シリアルキラー(2018年製作の映画)

3.1

クソみたいな放題、宣伝タイトルだか、その通りの内容の映画。

ストーリーは大してない。
殺人鬼の映画だが、殺されるのはすべて虐待する親なので、ただの殺人鬼とは違う。

にしても、夜中コンビニ行く感覚で
>>続きを読む

ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2015年製作の映画)

3.5

アニメのノリに忠実なキッズアクション映画。

CGの進化に驚く。と同時に「CG」が進化しているだけであり、「実写に近づいてる」とはすこし違う。

昔の着ぐるみのタートルズに興奮していた世代としては、カ
>>続きを読む

ドント・レット・ゴー ―過去からの叫び―(2019年製作の映画)

3.4

「オーロラの彼方へ」の小規模クライムサスペンス版。

なんの予備知識もなく見た映画であったが、理解しやすいストーリー、限定されたキャラ、程よい尺等々、仕事終わりの夜でもそれなりに楽しめる。

オーロラ
>>続きを読む

ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)

3.7

「激突」の雰囲気を利用したサイコスリラー。

なぜか昔から妙に好きな映画で、昔はテレビでやったりもしてたが、その後、ブルーレイは発売されず、また、NetflixやAmazonプライムにもないため、今で
>>続きを読む

レッドブル(1988年製作の映画)

3.5

リーサルウェポンのコードネームUNCLE版

シュワちゃんがムキムキピチピチでカッコいい。
映画のテイストはいかにも「ウォルターヒル」感。

この時代は、アクションを派手にする方法=ガラスを突き破る、
>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.1

フレッシュな美女の遺体と共に遺体安置所に閉じ込められる親子の話。

このパターンで来たら、海外であれば「アレ」の話だろうって予想ができてしまう映画。

ホラーの定番は「悪魔」ものだが、いつも思うことは
>>続きを読む

絶体×絶命(1998年製作の映画)

3.5

レンタルビデオ屋で初めて出会うA級サスペンス

この時代の「いかにもな」映画。

白血病の息子を救うため、偶然のドナー適合者であった凶悪犯罪者と一悶着する映画。
こんなワクワクするあらすじ、最近の映画
>>続きを読む

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.1

ネトフリの映画。

安定のネトフリ映画って感じ。
つまらなくはないけど、おもしろくもない。
少なくともメリハリの効いたサスペンスホラーではない。

キリスト教信仰を軸にした、頭おかしい殺人鬼やらど底辺
>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.1

アニメ、マンガ実写化の完全成功パターンな映画。

当初、予告編を見たときは、「キャメロンとはいえこのキャラはキモいだろ」と期待できなかったが、始まってものの数分で違和感なく見れていることに気づく。
>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.1

サスペンス好きが頑張って作ったヨーロッパの密室サスペンス。

一生懸命見ている人を驚かせてやろうという意気込みが空回りしている、そんな残念感が否めない映画。

誰がどう仕掛けているのか、それを楽しむ映
>>続きを読む

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

4.0

ポスター通りの映画。

ロックとキングコングが協力して悪い怪獣と戦う映画、これ以上でも以下でもない。
この評価に3点以下をつけてる輩はこの映画に何を求めてるのかって感じ。ポスター、予告編通りで、ハンバ
>>続きを読む

ヒュービーのハロウィーン(2020年製作の映画)

2.9

やはり微妙なネトフリ映画。

アダム・サンドラー、最近ではジャンルが定まらない若干滑り気味のコメディアンになりつつある。
本作も喋り方をわざとバカっぽく舌っ足らずな感じにし、さえないキャラを演じている
>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.1

「そういう映画」と割り切って楽しむべき映画。

この映画ほど初見と2回目の感想の差が生まれた映画は他にない。

1回目は「ちょっと眠いけど、アメコミド派手映画だから適度な笑いと興奮で目を覚ましてくれる
>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.8

久々の「障がい者」との友情名作。

昔は多かったこれ系のジャンル。
「ダウン症」といえば「8日目」という名作がある。今作は、かなり長い時間が空いてしまっているが、まさにそれに続く名作と言える。

最近
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

突き抜けた集団狂気を楽しむ映画。

世の中には様々な宗教があるが、新興宗教に共通して感じる狂気感が非常に上手く描けている。

舞台は自然溢れる夜のない快晴の北欧の田舎。愛車VOLVOの故郷、スウェーデ
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.6

評価に迷う映画。
名作クリエイター・ノーランが作品を作る度に感じている、精神的な焦りやプレッシャーを感じてしまう映画。

この内容を描けるのはノーランしかいないと思う反面、無理して難しいテーマにチャレ
>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

形式的な会社のコンプライアンス研修であるならば、この映画1本で足りる。

一般企業版「半沢直樹」。
最初から大和田にグッと掴まれて、そのまま最後まで駆け抜ける。

野村萬斎の抑えきれない狂言感もよい。
>>続きを読む

ジョンQ 最後の決断(2002年製作の映画)

3.8

家族を持ったら見直すべき映画。

この時代までは、映画が「映画」として輝いていた思う。

アメリカのクソ保険システムをテーマとして掲げた社会派映画でありながら、内容はシンプルで難しくない。「親は子供の
>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

4.0

初めて「アイアンマン」を映画館で見た時と同じようやワクワクと爽快感が味わえる。

アベンジャーズはアベンジャーズで良いけど、やっぱりヒーロー映画は孤独で一生懸命なヒーローを応援するスタンスで見る映画が
>>続きを読む

カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

3.8

「2012」と「カリフォルニアダウン」、
これに低評価つけるヤツら、もう映画見るな、そんな映画。

こんなにパッケージと予告編に素直な映画はない。
最初から最後までディザスターアトラクション映画から一
>>続きを読む

荒野の誓い(2017年製作の映画)

3.3

「アメリカは成長しない」

アメリカ騎兵隊と先住民の映画。

自分としては毎回借りては後回しにしてしまうジャンル、西部劇。
クリスチャンベール、ゴーンガールの二人が出てるので頑張って視聴。

レンタル
>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.4

ノーランの凄さをこの1本で感じることができる。

クソ映画は「予告編の方がおもしろかった」という事態がよくある。
ノーランの作品はどの作品もこの真逆である。予告編ではなにもわからない。新作のテネットも
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

クイーンファンにとっては、自分のこれまでの音楽の趣味センスを、世界中から全力で肯定してもらったかのような快感を味わえる名作映画。

ファンでない人でもキャッチーな超名曲たちを堪能しながら一つのバンドの
>>続きを読む

ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

3.6

ネトフリ映画はこの手の金をかけたコメディくらいがちょうどよい。

コメディ俳優の「ウィル・フェレル」全開の映画で、期待の以上でも以下でもない、良くも悪くもドンピシャに期待通りな映画。

容赦ないストー
>>続きを読む

オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.2

やっぱりネトフリクオリティ。

ドラマを見たいんじゃなくて映画を見たいのに、どの映画もドラマクオリティ。しかも、無理やり伸ばしてるシーズン5くらいの雰囲気。

シャーリズセロンはかっこいい。
でも、や
>>続きを読む