TOMTOMさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

TOMTOM

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永遠の人(1961年製作の映画)

3.6

哀愁のフラメンコギターとカスタネットに、ヤバい解説の歌が流れる
どれだけ年月を経ても、さだ子と隆の寄り添う姿に変わりはなかった
しかし、仮面夫婦であっても、共に暮らした30年は重く、やはり、さだ子と平
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ナチュラル(1984年製作の映画)

3.4

屈折16年、ある野球選手のラストシーズンを描く
美女の誘い、賭博、八百長…
危うきに近寄らず、の教訓は、今も然りだった

グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.2

「3つの約束を守れぬなら飼うな」と言った老人が亡くなり、残されたモグアイは、トランプタワーならぬクランプセンターを占拠する
老人の、地上げ屋に対する復讐のように思えた
ホラー感は無く、ドタバタし通しで
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.7

近未来
プリコグの予知能力がスゴ過ぎて、神のごとし…
犯人とされた人は、プリコグの断片的な夢だけで、裁判も無く、刑が執行される
しかも、犯罪全てが無くなるわけでもなく、プリコグ頼みの警察のテクノロジー
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香港発活劇エクスプレス 大福星(1985年製作の映画)

2.8

日本ロケ
民家の囲炉裏、賭博の千円札、アラレの着ぐるみに笑
緊張感無しのチープな展開で、5人組とリカちゃんとの絡みが長かった

男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様(1994年製作の映画)

3.5

マドンナは、なぜに人妻…
小マドンナは、さばさばした菜穂ちゃんの方が、満男を利用する泉ちゃんより好感
寅さんのスーツもシャツも、型くずれ無しでキレイなのが、だんだん現実味を失わせているように感じる
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.3

ラムちゃんの出番もセリフも少なめで、登場人物も少ないのが、少々寂しかった
あたるが禁句を口にしたのが、衝撃だった

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.8

がんばり屋で、勇気があって、正直者、というジブリあるあるの主人公
で、応援したくなる
魔法使いではなく、魔女というのは、女性限定なのだろうか…

ナバロンの要塞(1961年製作の映画)

3.8

ドイツ軍の要塞にある、デカい大砲2門の破壊工作
秘密裏の作戦とはいえ、画が暗かった
連合軍の、選ばれし精鋭であったが、皆、好きで任務についていないと言う
軍人には、事実上、選択肢など無いのだ
アンドレ
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

ゴーストバスターズのシンボルマークがかわいい
そして、軽快な音楽が、コメディであることを物語る
ニューヨークに現れたゴーストや神を、謎の装置で吸い込んだり、遠ざけたり…
とりあえず、科学が勝利する

ロビンとマリアン(1976年製作の映画)

2.0

年老いたロビン・フッドがリトル・ジョンと共にシャーウッドの森に帰還する
王や代官に抵抗するも、軍を派遣され、代官との一騎打ちで傷つき、マリアンに心中を図られる
これでは、伝説にならない…

座頭市地獄旅(1965年製作の映画)

3.5

市、下駄で旅する
博打のミス、大道芸で取り戻す
渡板からの落下を助けてくれた浪人と道連れになるも、浪人を敵と狙う兄妹に、あっさりと助太刀する

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.4

拉致した女性が優しくて、実の母親が、泣いたり怒鳴ったりする女性という設定に、騙されそうになる
育児をして育つのは、赤ちゃんだけでなく、母親の母性や、親子の信頼関係もだ
女性が子どもを産めなくなったこと
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八つ墓村(1996年製作の映画)

3.4

金田一、陽キャラで、ノリが軽かった
森家の美也子はポジションが高いのに、田治見家との関係の説明が無く、そもそも、それが謎だった
鍾乳洞や、茅葺の家、広大な邸宅など、何気にロケーションが良かった

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.6

障害者の詐欺師を演じ、警察をも欺いた男の正体は、謎に包まれた存在の麻薬王
正体の明かし方が絶妙なラストだった
それにしても、邪魔者を消すのに、目立つことをしたものだ
燃えた船に、生存者がいたのは誤算だ
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戦場にかける橋(1957年製作の映画)

4.4

口笛のメロディが、耳に残る
指令部に降伏を命じられ、捕虜になったイギリス兵が橋を建設する
西欧の力を見せつけようと奮闘し、立派な橋を造る
しかし、橋は日本軍の物に違いなく、指令部は、橋と汽車の爆破を命
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美しい星(2017年製作の映画)

3.5

宇宙人であることに覚醒した家族
三島由紀夫の小説を、現代ぽくアレンジしたものだが、父親が猛烈に振り切っていた
妄想の疑いが拭えないのが絶妙

男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993年製作の映画)

3.8

松坂慶子、別人として現れる
寅さんの恋路を心配し、応援し、ぶち壊す満男
つくづく、寅さんと満男の違いを実感する
連絡船が欠航となり、引き止めるマドンナに、満面の笑みで振り向く寅さん
これが見たかった

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.2

全てが始まり、で終わってしまったような…
物足りなかった

騎兵隊(1959年製作の映画)

3.6

北軍の騎兵隊に同行する、軍医と、南部の女性
隊を率いる大佐と反りが合わず、対立しながらも修羅場をくぐり、大佐と軍医の間には友情めいたものが生まれ、女性との間には愛が生まれる
女性の存在感が大きく、大佐
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ペギー・スーの結婚(1986年製作の映画)

3.0

離婚間近の妻が、魂だけ高校時代にタイムスリップして、若かりし夫のプロポーズを受け、現代で目覚める
かつての情熱を体感した妻は、浮気相手と別れて反省する夫に、機会を与える…
元サヤに導かれそうな謎の体験
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.6

不眠症のタクシードライバー、トラヴィスが、身体を鍛え、クリーナーとして売春宿に乗り込む
感謝と称賛を受けて、自分の存在意義に満足し、タクシードライバーに復帰する…
トラヴィスの笑顔が、どこか怖かった
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学校(1993年製作の映画)

3.6

夜間中学の先生と、ワケありの生徒達の人間模様
中学の存在を含め、外国人が多かったり、給食があったりとか、知らないことが多かった
修学旅行は、慰安旅行にしか見えなかった…

そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

産院での、子どもの取り違えが発覚し、苦悩する家族一方の父親は仕事人間で、子どもとの関係が希薄め
しかし、愛情が希薄というわけではなく、愛情表現が不得手で、子どもの将来に心を砕いている
その父親の心情が
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とんがり頭のごん太~2つの名前を生きた福島被災犬の物語~(2022年製作の映画)

2.8

全部フィクション?
せっかく、本当の名前が分かったのに、新しい名前で呼ばれ続けたのは、なぜだろう

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.4

目鼻の利く子ども、アディ
詐欺の腕前は、本職以上だった
更に、驚かされるのはタバコ
どう生きてきたのかが窺える
アディは、モーゼが実の父親だと確信しているように思った

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.3

逆キャラの女の友情
旅先での大トラブルに、開き直っての解放感と高揚感
2人とも、奪った帽子に日焼けで、いっぱしのアウトローになっていた
何気に、男の本質も垣間見える

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.7

セレブになるには、セレブの男をゲットする
語られる愛も、パラサイトの手段のようだった
嘘で身を包んでも、無防備さは残念すぎるレベル
これほどの自己中は、生涯変わらないだろう
で、この先が気になる…

座頭市逆手斬り(1965年製作の映画)

3.3

人助けの旅
珍しく、身なりが汚かった
藤山寛美、市の偽者を演じること絶妙

ワンダー・ボーイズ(2000年製作の映画)

3.3

学生のジェームズがヤバかったが、教授のグラディもヤバかった
作家は作家至上主義らしいが、グラディの人生の目標は愛だった
教授と学生の距離が、驚くほど近かった

男はつらいよ 寅次郎の青春(1992年製作の映画)

3.3

寅さん、床屋の女主人と意気投合するも、ロマンスに発展せず、サイテーのフラれ方
満男と泉の恋バナは、もどかしい進展続きのホームドラマみたいで、面白くなさすぎる…
そもそも、満男のモテキャラ設定がイタい

フィラデルフィア(1993年製作の映画)

4.3

AIDSの弁護士が不当解雇の訴訟を起こす
病状の悪化を鑑みると、弁護士として働き続けることは無理だったように思うが、根底にある差別に、一石を投じる
2人の弁護士が互いにリスペクトし合い、家族ぐるみで交
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サンダーアーム/龍兄虎弟(1986年製作の映画)

3.5

“アジアの鷹”なるトレジャーハンターが利用される
とにかく、“ジャッキー”にとって、命あっての物種であった…

ウホッホ探険隊(1986年製作の映画)

2.5

何となく、な時代
訳知りな中学生の、老けたセンスに驚いた
カッコいいが、分からなくなる…