JKayさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

JKay

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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

2.8

こういう、実際映画をみた時にはあまり惹かれなかったけれど、見終わった後に解説読んでその奥深さを知るっていうやつ。

それを読み取れない自分の感性はまだまだし、一方で難しい事考えずに自分の好きか嫌いかで
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.9

状況はなにも変わっていない、むしろ学校の中での、家族の中での彼らの立場は悪い方向に行ってるかもしれない。

自分の考えが変わったって、それを表現する自由を手に入れたって、現実はそう簡単には変わらないし
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.9

ときに、感情の発露は指向性選ぶことはできない。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.0

こういう映画は前評判聞いてると落差とかあるから困っちゃうよねぇ、とどこの誰ともしらぬお爺さんが呟いていたよ。

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.5

結局最後まで彼が確かにシリアルキラーであることは目に見えなかった、
でもそれこそがシリアルキラーたる所以らしく、突き抜けた異常は普遍を形作るのかもしれない。

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.9

初めてちゃんとみた、
「なんとなく知ってる」の精算。

2020.85

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.2

歴史的に非常に大切なお話だけれど、
映画というエンターテイメントとしては少し早急な気がした。

町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.9

町田くんや横道くんなど御伽の国日本にはこんなにへんな奴がいる。
でもいいやつ。とても素敵。
常時にやけてしまう。

常日頃からあふれだしていた愛がカタチを創り指向性を持ったとき、漂う愛は彼に還元され、
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.5

名もなきドライバー。のっぴきらない人生を憂う女。一山を夢見る整備士。マフィアを敵対視するピザ屋。
その鬱屈とした人生を変えたいと、煌びやかな人生を夢見てただ目の前の幸せを手に取ろうと、今までとはほんの
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

最後沈黙の対峙は、なかなか手に汗握る
。物語とは言え死が全員に平等に迫る恐怖。

日本映画でグロここまで表現するのは珍しい。

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.0

選んだ選択肢を後悔することに時間を使うのではなくて、それを正解にするための努力に時間を使うべき、という事。
ザックエフロンかっこよすぎる。

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.5

なるほど、最後に謎が解けるのだな
と考えている君は、まったく楽観的と言わざるを得ないな。この映画を一度見て理解できるひとは、かなりの、相当なSFマニアであって、そうでない人は考察を読むまでが「ドニーダ
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ミスト(2007年製作の映画)

3.0

ハインリッヒさん曰く、1つの重大な事件の裏には29と300の何某が存在するとかしないとか言うわけだけれど、もしかしたら幸福や救いというものも案外すぐそばに手軽にあるもので、しかし僕たちは気づかずにニア>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

どうせ有名な女優がでているから、過去補正かかってるから評価高いんだろ、とか穿っていたわけだけれど、今は盛大に土下座したい気分。

物語では、その責任を投げ打ってでも自らの欲望へと向かう展開が得てして多
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.5

この国は、多くの人間が平等を主張し、そして自らを、もしかしたら他人までもを抑圧しようとする。そうして幼少期から"同じ"であることを強いられてきた僕たちの魂は、果たして気高いと言える?
抑圧されてきた人
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.3

この緩くホラー感を醸し出す映画の真の物語は、1人の男が妻への愛を再確認し、そして1人の少年が母親と和解するまでを描いたもの。僅かばかりとは言えホラー要素を含めつつ、ここまで温かい話になるものはなかなか>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.8

クリスマス。忙しなく人々が行き交う表とは違う、時間がゆっくりすすむ東京の影。薄情で儚げな、でも暖かみある色合に包まれた街のなかで、ホームレスが人情と親切を以って赤ん坊の親を探すんだけど、主な登場人物全>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.5

愛と哲学とセックスについて語る若き2人の一夜を覗き見させて頂く映画。

横道世之介(2013年製作の映画)

4.0

他者の記憶に残る人というのはきっと自分にないものを与えてくれる人で、その意味で彼は多くの人に当人の欠けていたものを与えていたし、知らず知らずのうちに心の穴を埋めていった。
そして、あの時九州で難民を見
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オアシス(2002年製作の映画)

2.0

警察だって家族だって、他人の愛を推し量ることなんてできるはずもなく、運命の糸は決して他者が目視できるようなものでありはしない。
例に漏れず僕だって、こうして天から2人を見下ろしていない限り、警察や家族
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アンコール!!(2012年製作の映画)

3.3

「幸せなひとりぼっち」の頑固爺は全くの外界から現れた他人によってその頑な扉をこじ開けられたけど、そういうのよりも血で繋がった家族との関わり合いのほうが難しいこともあるよね。

2020.65

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.0

世界中で、最も美しい男性であるように思う。
外見やしなやかさだけじゃない。その儚気で壊れてしまいそうな存在感が、人間味が溢れているさまが、多くの人を惹きつけて止まないのだろうと感じた。



映画のポ
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.0

長い。

個性強すぎな2人のアクション&軽快な共演には心躍ったけれど。


バイクがカッコよすぎることしか覚えてない…

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.3

愛は血に宿るのではない。心に宿るのだ。

偽物の親子だって、果てしなく長く見えない道のりを歩むことはできる。
 


2020.60

レナードの朝(1990年製作の映画)

3.6

きっとこの原題には、セイヤー医師自身も含まれている違いない。
「ただ生きているだけでは眠っているのと変わらない」と言い放ったレナードは、結果的に自らを犠牲にして、セイヤー医師を長年の眠りから呼び起こし
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.8

橋本愛の田舎暮らしをただ覗き見するだけの映画なのに、のへーと計4時間気ままに見ていられた。

都会人が憧れる田舎暮らしの厳しさと楽しみが共存。自給自足とかけ離れた生活を送る者にとっては未知の発見が眠る
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