Mycroftさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

  • List view
  • Grid view

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.1

前作が欧米のゾンビ映画も含めてNo.1ゾンビ映画と思う傑作だっただけに、2作目のハンデは大きい。

本作の凄さはカーチェイスに尽きる。ゾンビの群れが障害物となり、ゾンビを誘導することで敵の車両を排除す
>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

4.0

あまり評判がパッとしないので敬遠していたが、ジャスティスリーグのディレクターズカット版が最高に良かったので鑑賞。

終始冬の情景のような冷え冷えとして透き通った映像が美しい。バットマンシリーズのダーク
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.1

映像がとても美しい。一つ一つが絵画のように見事な構図に色調の優雅な組み合わせ。引き込まれるような完成度。

若草物語を知らないうえに2つの時世を行き来するので入り込むまで少し時間がかかったが、魅力的な
>>続きを読む

カット/オフ(2018年製作の映画)

4.0

グロくてエグいので猟奇物に耐性がない人には向かないが、その分緊迫感はハイレベル。
プロットが練り込まれていてパズル的な要素もあり、主人公が行きずりの女性を拝み倒して遠隔で調査しつつ、次第に双方で事態が
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.1

人種差別が残る60年代のアメリカ。
ソ連との宇宙開発競争に取り組むNASA。
優秀な才能を持ちながら評価されていない三人の黒人女性。
ロケット打ち上げの熱気と三人のヒロインが認められていくポジティブな
>>続きを読む

ビー・デビル(2010年製作の映画)

3.5

キャリー×八つ墓村
あまり好きではない方の泥臭い韓国バイオレンス

BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年製作の映画)

3.7

スタイリッシュなアクションとダークな世界観漂う映像がGood。

美少女と言うには唇がぽっちゃりしている、剣術使い小夜のキャラが立っている。

クリーチャーの造形だけは凡庸でここだけは残念。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

アメリカ南部の美しい風景に流れるカントリーミュージック。

シンプルで曇りのないザックの言動に、屈託だらけの心が解きほぐされていくタイラー。

風変わりで優しい癒しに満ちた物語。

EXIT(2019年製作の映画)

4.3

毒ガスから逃げるためビルの屋上を逃げるという設定を見て楽しみにしていたが予想以上に良かった。

主人公とヒロインが山岳部の先輩後輩というところで数々のスリリングなアクションを盛り上げてくれる。

クー
>>続きを読む

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

4.2

ミュージカルといっても全くテイストの違うサウンドオブミュージックと共に、ミュージカル映画の最高峰と思う。スター監督ではないが、舞台劇であるミュージカルをロケによってダイナミックに置換したロバートワイズ>>続きを読む

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

4.0

ポセイドンアドヴェンチャー×ジュラシックパーク。
20年前の作品なのでVFXの古めかしさは否めないが、いつ誰が死ぬかわからない先の読めない展開やサメとの攻防のひねり方とか、素晴らしい脚本。

ベルセルク 黄金時代篇 III 降臨(2012年製作の映画)

3.7

禍々しさに満ちた終盤は、コミックで初めて読んだ時は鳥肌が立つようなおぞましさと衝撃を感じたが、知ってて見ると割と普通だった。

ベルセルク 黄金時代篇 II ドルドレイ攻略(2012年製作の映画)

4.0

敵兵に囲まれ孤立無援でのガッツの絶望的な闘いから、難攻不落とされるドルトレイ城攻略とバトルシーンは充実。

悩み抜いた末に旅立ちを決めるガッツの心情に共感。

ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵(2011年製作の映画)

3.7

作画は良質、バトルシーンも悪くない。導入部分なので盛り上がるのはこれから。

サウスポー(2015年製作の映画)

4.1

ロッキーのようなサクセスストーリーと違い、頂点にいた男がドン底まで落ちぶれ、そこから這い上がってくる再生の物語。

主人公の妻に対する想い、娘に対する想いが切々として胸に迫る。

本作のギレンホールは
>>続きを読む

ウォーリアー(2011年製作の映画)

4.2

ボクシング映画は数々あるが、総合格闘技を取り上げた胸熱の一作。

とにかく試合のシーンが連続し、投げ技の迫力、関節技の取り合いなどは食い入るように没頭してしまう臨場感。

心配なあまり試合を見ない妻が
>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.1

Qに続いて大人になった登場人物が時間の流れを感じさせる。やっと終わりに辿り着いたという感慨。

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.2

寄せ集め、切り貼り、散漫、断片的でパートパートに見どころがあっても緊張感・没入感・盛り上がりにかけたジャスティスリーグが化けた。DCヒーローによるアベンジャーズと言える至高の一本。

メインストーリー
>>続きを読む

るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

4.0

福山雅治の立ち居振る舞いは予想外に貫禄があった。期待しすぎたのか、前篇を超えるものがなかった。

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

4.1

佐藤健の殺陣のスピード感が最高。ここぞというときのワイヤーワークを駆使したダイナミックな殺陣に戦慄。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.1

ラップダンスって、こういうダンスのこと言うんだ。。。

ガールズトークになってもタランティーノの会話は妙に味がある。

後半になって映像がシャープになるのは新鮮。

アクションの斬新さ、燃える展開がタ
>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.1

戦闘用アンドロイドであるバーサーカー=記憶を失ったひろいんか=アリータ。

アリータが繰り広げるバトルが実に楽しい。犯罪アンドロイドとの思いがけないバトル、酒場での賞金稼ぎとのバトル、往年のSF映画ロ
>>続きを読む

シカゴ(2002年製作の映画)

4.1

法廷ものとしてプロットがしっかりしているのに驚き。風刺と毒と皮肉に満ちた華麗なミュージカル。

お気に入りのナンバー、ベスト5はこんな感じ。
5位はヒロイン2人が初めて共演するラストのナンバー。王道の
>>続きを読む

ダーティハリー(1971年製作の映画)

4.0

運び屋でのヨボヨボのイーストウッドを見ていたら、全盛期のイーストウッドを見返したくなり、選んだ一本。

イーストウッドの身ごなしや太々しい表情はやはり惚れぼれする。銀行強盗のシーンと、スクールバスのシ
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.1

緊急電話室からカメラが出ることなく、主人公と電話先との会話だけで話が進行していく。主人公と同様に電話越しの声や音だけの少ない情報量や電話をかけても応答がないもどかしさに同期して感情を揺さぶられる。予想>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.1

ポップでエロティシズムに満ちた美術、スタイリッシュなアングルとカメラワーク、映像とシンクロした耳に残るBGM、トリックスターとしてのマルコムマグドゥエルの怪演。キューブリックの扇情的な風刺劇は中毒性が>>続きを読む

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

4.0

悪びれることなく笑顔で冤罪を主張し続ける主人公と、主人公に対する愛情を捨てられないヒロイン。

ザックエフロンの好青年ぶりと、リリーコリンズの可憐さ。

プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.1

自転車のロードレースを描いた映画はあってもメッセンジャーを主人公にして自転車の魅力を全面に出したアクションとして唯一無二。

渋滞気味の自動車の群れの間をすり抜けていくシーンだけでなく、信号を無視して
>>続きを読む

リミットレス(2011年製作の映画)

4.1

脳をフル稼働させ知能を爆発的に向上させる薬。薬の力を借りてのサクセスストーリーのパートに、薬を巡っての血生臭い暴力のパートがブレンドされ、ゾクゾクする。

優柔不断なダメ男と、スターのオーラ全開のイケ
>>続きを読む

ブラッドショット(2020年製作の映画)

4.0

ヴィンディーゼルはやはりアクションスターとしての風格がある。肉体と面構えの迫力が違う。ヒロインは水中の演舞のシーンがとても美しかった。初見と思ったら、ベイビー・ドライバーやWSスーパーコンボに出てた?>>続きを読む

トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

3.7

化物としか言いようがない、白塗りで奇声しか発しない食人インディアン。グロテスクな描写もあり、アクションものではあるのだが、ホラー風味も強い。

インディアンの登場しないシーンは救出に向かう4人が硬質な
>>続きを読む

ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年製作の映画)

4.1

タワーリングインフェルノ、スカイスクレイパーに続く超高層ビルの火災もの。高層階に取り残された人々の脱出劇として、様々な趣向が凝らされており、アクションやサスペンスの演出も迫力たっぷり。ドラマとしての深>>続きを読む

幼い依頼人(2019年製作の映画)

4.0

主人公が完全無欠な人間ではなく、ごく普通の面倒くさがり屋で自分本位の人間であるところにリアリティを感じた。

あまりにもやりきれない話。日本でもまだまだ十分な対応ができてないが、ここまでは酷くないと思
>>続きを読む

無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.1

地位や金と良心の板挟みで悩む主人公と、自閉症である少女との合流が瑞々しい。

法廷ものとしても検事と弁護士との攻防やストーリーのツイストなど一級品。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

コメディタッチの刑事アクションを期待して見始めたら、序盤から中盤は刑事風味のコメディ満載でやや期待外れ。もちろん笑えるし、面白いけどね。

ところか終盤からは一気に刑事アクションとして盛り上がり、チー
>>続きを読む

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

4.1

本家のストーリーが優れているんだろうとは思うが、リメイクとは思えないぐらい、緊張感が途切れることのない演出が素晴らしい。

チャイニーズマフィアのイカれっぷりが鬼気迫る。

数々のアクションも激しく生
>>続きを読む