Mycroftさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

アクロバティックな映像表現がクセになる、中華風ごった煮マルチユニバース。

最後まで行く(2023年製作の映画)

4.0

次から次へと窮地に陥り、慌てふためきながら泥臭く足掻く岡田准一、キレっぷりが尋常じゃない綾野剛。
韓国のオリジナルを見てないけど池のシーンで終わらせても良かったかなぁ。そこまでのドライブ感は申し分なか
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.0

実写版ちはやふるの演出が凄く良かった小泉監督に期待して見たら、やっぱり凄く良かった。アートの見せ方がとてつもなく上手い。筆を動かすシーンを前面に出すことで、出来上がったものを見てるだけだと伝わらないダ>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

タイムループものは大好物。ボレロのように同じシーンを繰り返しながら段々と盛り上がってくる。会議室で部長を説得するシーンのキレの良さが最高!

劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥(くら)き夕闇のスケルツォ(2022年製作の映画)

4.0

これというものはなかったけど、SAOのファンとしては安心して見られる一品。

やはりアインクラッドを舞台にしたプログレッシブはマンネリかも知らないけどワクワクする。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.1

ジャックニコルソンはともかく、クリストファーロイドやダニーデヴィートが出てるのはエンディングで気づいてビックリ!見たことあるようなとは感じてたけど。。。

とにかくこれだけの人数の患者たちのキャラが立
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

4.0

銃撃戦も肉弾戦もジョン・ウィックに引けを取らないハイレベルで予想外。

強いて難点を言えば、敵役が爽やか系のイケメンなので、凄みとか狂気とか悪役としての適性は今一つ。元刑事なのにナイフ捌きが見事なのに
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.9

透明感のある瑞々しい映像に目を奪われる。

戦乱があってドラゴンが出てくるファンタジーと女性が描くとこうも違ってくるのかと興味深い。残念ながら肌には合わないけど。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

マンソクのパワーを愛でる映画ながら、血腥さ満点のスリリングなバイオレンスが充実。

ガールズ&パンツァー 最終章 第3話(2021年製作の映画)

3.8

知波単学園戦は、戦車の疾走感・ドライブ艦に心躍るものがあったが、戦況がわかりにくくなかった?

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

ソマリアの内戦からのサバイバル劇。廃墟と化した首都モガディシュ。どこでロケしたんだろう?

シリアス目を期待していたのでコメディタッチが入るのはやや残念。ストーリーに組み込まれた南北問題はじわっと効い
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.1

音というより電話を手がかりにする映画はギルティやザコールなどサスペンス映画の傑作があるけど、これらは誘拐された被害者の救出がテーマ。

本作はブラックボックスに基づく墜落事故調査というユニークな題材を
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

4.0

ダリルハンナとの女性同士の肉弾戦に凄みを感じる。決着の付け方も斬新。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.0

タランティーノが趣味に走った怪作。

日本刀を使ったヤクザとの大乱闘シーンがド派手なものの、黒澤明の時代劇とか実写版るろうに剣心とかと比較してしまうと分が悪い。

栗山千明が演じるゴーゴー夕張の三白眼
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

4.0

女性たちによる過剰なアクションをポップに見せる!

No.3 ワイルドバンチにオマージュを捧げるようなスローモーションで描くダイナーの殺戮シーン。

No.2 銃撃戦から始まり肉弾戦に至る図書館での大
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355(2022年製作の映画)

4.0

ジェシカチャスティンの肉弾戦の迫力とファンビンビンのカンフー的な身ごなしが印象に残った。

カフェからの追走シーン、波止場での銃撃戦、ホテルでの銃撃戦のどれも重厚で見応えあり。

ストーリーの流れがス
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

4.1

刑務所の中庭での乱戦でぐっと温度を上げていって、列車を襲う武装ヘリとのバトルには痺れるしかない。

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

信のアクションはダイナミック。ハリウッドに比べると貧弱だった和製アクション映画も段々と見劣りしなくなってきた。羌かいの身ごなしも流麗で美しい。戦車隊とのバトルなど集団戦も大迫力。

アクション一辺倒で
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ニモーナ(2023年製作の映画)

4.1

本当のモンスターは誰だ?王道のシンプルなストーリーだけど、敵役は見事に憎たらしく後味がよい。

主人公を助けに来たシェイプシフターのニモーナの暴れっぷりは実に爽快。

エンディングのクレジットのおまけ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

レベルの高いマーベル基準で考えるとアクションはそこそこ。

喪失感から抜け出すまでのシュリのドラマとして魅せてくれる。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.2

ロケットの過去が泣かせる。
クールに戻ってしまったガモーナも悪くない。
パワフルでもグルートはグルート。

スタイリッシュではないけど賑やかでノリが良く心意気がミックスされて最高。

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.0

異世界の風景や異世界のクリーチャーには初期のスターウォーズのようなワクワク感がある。

今回はマシンガントークのルイスの出番がないのは残念。

いい年なのにミッシェルファイファーが凛としている。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.2

3時間は長いなと思っていたが見始めたら全然そんな風に思わなかった。
異世界の海の描写にはグッと引き込まれた。
ラストの海上での乱戦は本当に見応えがあった。
戦闘シーンではジェイクよりネイティリの身ごな
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

島の寒々とした風景を捉えた映像に心を奪われた。

その静謐な美しさと対比をなすように、ストーリーは陰鬱でやるせない。

性的な関係がない男同士の友情がここまで拗れるものか。感情移入したのはコルム。パー
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

スタイリッシュで理不尽なブラックジョークのスリラー。

眩しいくらいのオーラを発するアーニャが最高。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

殺し屋同士の潰し合いが面白い。
微妙に実物とは違う新幹線や日本人。
飄々としたブラピのおかげでほのぼのしてる。
デビットリーチの作品は本当に楽しい。

バッドガイズ(2022年製作の映画)

4.1

アクションシーンはもちろん音楽に合わせてのダンスシーンなどに限らず、構図や動きにキレがある。
会話の雰囲気がどことなくタランティーノの饒舌さを感じさせた。
ウルフのキャラも好きだけど、ダイアンが一番好
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

ジュラシックワールドのレギュラー陣に加えてジュラシックパークのレギュラー陣も登場させたことで同窓会的な楽しさはあるものの過去の作品の焼き直し感を強く感じることとなった。
その中でマルタ島の市街地を舞台
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.1

ミステリーの形式は取っているものの、湿地の娘と呼ばれた女性の数奇な人生ドラマ。
感受性が豊かながら逞しいヒロインがとても魅力的であり、ヒロインが愛してやまない湿地もこのうえなく美しい。

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.1

続編なのであまり期待してなかったのに、終盤で主要なキャラには各々見せ場を用意しての盛り上がりには完全に脱帽。
新キャラもみんな魅力的だけど、ポーシャが一番のお気に入り。

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

4.0

ミニオンズは見てて癒される。グルーは子供のほうがずっと親しみやすい。全作見返したくなった。

非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

航空サスペンスにバイオパニックを絡ませてサービス満点。

航空自衛隊は本当に嫌らしい役割と描き方。意図しないで滲み出ているような悪感情を感じた。

余命10年(2022年製作の映画)

4.0

小松菜奈の儚さ、いじらしさ。
坂口健太郎の健気さ、柔らかさ。
藤井直人監督の青みがかかった透明感のある映像、ベタには決してならないけど溢れでる感情表現。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.0

ロザムンドパイクの演じるヒロインはとにかく強烈。
ヒロインを毛嫌いし、報いを受ければ良いと思い、マフィアの方を応援する、という今だかってなかった経験をした。