だいみさんの映画レビュー・感想・評価

だいみ

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

新しすぎる中にも、古典的かつ普遍的なメッセージがちゃんと共存してるのがまず、すごい。このテーマを,この世界観に落とし込むとは。
こういう方法でないと、もはや伝わらないのか?
どこに着目すべきなのかわか
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王になった男(2012年製作の映画)

4.2

韓国時代劇の素晴らしさ!
すっかりハマってしまい、
チョウナ〜
チュンジョンマーマー
オラボニ、トスンジ、ダウリ。。
たくさんの単語覚えたけど、使う機会なさそうなものばかり笑

とにかく美しいんだな、
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.6

いっそのこと,わたしも早くハルモニになりたい気がした。
ソンジャを全身で愛するグランマは幸せだな

すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

4.0

観る前から薄々気づいてはいたけれども、自分が体験した感情のすべてだった(さすがにスイスはないけど)妹がいて、つくづく救われたというのすら追体験
父親って、みんなあんな感じなのかな
僻みっぽくて、怒りっ
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.3

軽快なサウンドに、カラフルな映像、キレッキレのダンスシーン。最初から最後まで、とにかく楽しい〜!!
この楽しさこそが映画の本質であって、それだけでも満足なのに
さらに重いテーマのストーリー。そのかぶせ
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.7

素晴らしき青春作品にして、めっぽう面白かった〜
広瀬すずは美少女キャラで売ってるだけではないんだな、さわやかで自然体でイヤミがなくて、意外な演技力にまず脱帽
それにしても、こういう高校生がいたとしたら
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.2

一言で言えば、退屈でしたか。(失礼!)
プロットも演技も不自然すぎませんか?
いやいや、もっと言えばドン引き、とも言えるくらいかなあ。(本当失礼)
30〜40年代の神戸を丁寧に描いていて、シーンひとつ
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地下鉄(メトロ)に乗って(2006年製作の映画)

3.0

この映画見て、あ。これSFだったのか。と認識しました。相当昔に原作の小説を楽しく読んだ覚えがあるけど、(そして結構感動した気もする)なんとそれがSFというジャンルだったとは。。

映画の原作超えはなか
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.8

日本の裁判員裁判制度、導入以前のお話。
舞台からの映画化だそうだけど、パロディ具合も面白いし、このテンポの良い会話劇が一気に展開するところは、さすが三谷さん。天才ですよね。
「仁」の多岐先生役の人が若
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ツナグ(2012年製作の映画)

3.6

よかった。でもやっぱり原作の方に軍配かも。

作品のテーマは、死者に会えるという究極のファンタジーともいえるものなんだけど、どういうわけか不思議なリアリティがありました。
全てのものに神が宿る日本に住
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もったいないキッチン(2020年製作の映画)

3.4

エコロジーとかサステナブルとかミニマリストとかヴィーガンとかシンプルとか、
つまりいわゆる丁寧な暮らしの、真逆に生きてるわたしでも、このオーストリア人の主張と試みを十分に楽しめました

日本にはいろん
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.7

各民族の文化や歴史が、時間をかけて思想となり、その結晶が正義なのか。と改めて思いました。
となると、国の体制についてよそから軽々に語ることはできないよなあ。。
北に対する偏見や決めつけや推測を、全部な
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.9

ずっと息を呑んでました。
途中、誰が誰を裁く権利があるのだ!と、憤懣やる方なし、でもアメリカのお役人は人情味があるのね。よかった、
不時着するときの録音をヘッドホンで聞くシーンは、ハラハラの極致でした
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.8

「健気」の一言、犬はかわいいなぁ
犬さえいれば、人間は大丈夫とまで思えた(極論)断然、吹き替えで見るべき作品ですね
前作よりいい気がする、というか細かいこと忘れちゃうから常に新しい方がジーンとくるとい
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.7

ジョニーデップに、もうもう、ひたすら圧倒されました。
筋なんか全然関係なくなって、初めから最後まで画面に見入ってました。。これを一人芝居と言ってしまって良いのでは。
目を動かすだけでその場の空気を変え
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はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.5

登場人物の全員が、なんと!
一人残らず、ハッピーエンドを迎えます。
笑っちゃうくらいの予定調和ですが、それがそれほど嫌じゃなかった。
バスティの学習発表会のシーンが、この映画の全てなんでしょうね。
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

内容は難病ものであり、キャストもメジャーどころを揃えてさあ!感動してください、とばかりのアメリカヒューマン作品かと思いきや、意外と素朴で入り込めました。

ジャックがかわいい!ヴィアがかわいい、ミラン
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

みんな生きてる、生きるための生活がある。コピー品の靴、万引き、売春、器物損壊。そう考えると、これらの犯罪は不正なことに見えませんでした。

お役所仕事とは、まあ、よくも言ったものです。民衆のために存在
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.3

こういう作品は、社会的啓発の意義があるのだろう、もちろん差別をなくす一助となってください!とわかるけど。
私がこれをなぜ見ているのかがわからなかった。笑

いやいやこれが実話とはね。。
アメリカメディ
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おとうと(2009年製作の映画)

2.5

ここまで感情移入ができないのもレアかなあ。。
一つには、有名な俳優さんだらけということもあり、あまりにもリアルな生活人たちの日常に、逆に醒めた気がしました。
この人たちどんな気持ちで、こんな生活演じて
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マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

4.4

まるで寅さんか、というようなコミカルで楽しいムードから一転、シリアスな雰囲気へと一気呵成になだれ込みます。この振り幅の大きさはなんなんだ!心拍数上がった、もう。

人情で笑わせて、自己犠牲の精神で泣か
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はちどり(2018年製作の映画)

4.7

民主化して、オリンピックやって、ものすごい勢いの経済成長を遂げた頃の韓国だ。橋が崩落して、同じ頃、なんかのビル、デパートかな?崩れたというニュース見て、やっぱ韓国は。。など傲慢な感想を持ったことを思い>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.8

これぞハリウッド映画という、
壮大なスケールにして湧き出るアイディア、見事な伏線回収にため息ばかりです
観る者を1秒も飽きさせない、やはりこの作品こそは娯楽の王様でした

公開当時、あんなに遠く夢見た
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.9

ともやさんにオススメされてみた作品。

なくなった記憶、どこに行くんだろうと思ったことがあったけど
まさか、この作品で答えを教わることになるとは、、衝撃でしたね、子ども相手のアニメと侮ってはいけない
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.2

音楽とスポーツと、グルメとセレブと、家族愛と恋愛、パリ、プラハ、そして美男美女…素敵なものを
全部まとめててんこ盛りだった!
これ観にわざわざ劇場まで行く事はなかったかも
まあ、楽しくないわけでもなか
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.6

秋の長崎旅行の計画を立てているうちに、クリップしたことを思い出した映画。
絶対につらいんだろうなあと、みるのを先延ばししてるうちに忘れてしまってた

作品としては
予想以上のもう圧迫感で、何日かに分け
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.5

また、旧東ドイツの映画、
しかも偶然にも連日の「希望」シリーズだ笑
ベルリンの壁ありきの東西分断と思っていたけど、建設前にすきまの時間があったのね、盲点でした〜

こうしてみると、
ドイツという国のす
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希望の灯り(2018年製作の映画)

4.3

それぞれが問題を抱えつつ、その閉塞感の中でも生き続けないといけない。毎日必ず来る日々をなんとかやり過ごす、それだけで精一杯。
どんなことがあっても、受け入れるだけです。泣くことすらしないのは、自分の感
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.6

うちのリオが死んだらどうしよう、と不安に思っていたけど
こうしてまた会えるのか!!!と希望を持ちました
会えた時、ちゃんとリオだとわかってあげられないとダメだよね
まんまと泣いちゃいました、
しかし犬
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中島みゆき「夜会工場VOL.2」劇場版(2019年製作の映画)

-

もう、すごいの一言しかなかった
ストーリーなんか考えないで、ただぼーっとみててね
というみゆきさんに従って、130分ずっと心を無にしてた
時々寝たり、時々泣いたり、うっとりしたり…

出演者全員、歌も
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ブルゴーニュで会いましょう(2015年製作の映画)

3.4

フランス映画らしく、予想外のことは何も起きません
ひたすら映像の美しさと、フランス語の響きだけで作品完成

ワイン大好きだけど、
一つ一つの銘柄をこんな風にコメントできないし区別もできない
味覚も教養
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ハロルドが笑う その日まで(2014年製作の映画)

3.2

北欧映画特有の、このあたたかみ。
決してストーリーを追うばかりではなく(IKEA創業者を誘拐、と言う大きすぎるストーリーはあるにはあるんだけど)、一見不要と見える行動や仕草を淡々と描きます
予定調和に
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ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ(2018年製作の映画)

4.0

ある意味こんなに真剣にみた映画は初めてかも、、
情報量の多さとスピードと、それを受け入れる私の脳キャパの小ささと、
映像の美しさ、音楽の圧迫感、歴史の非情さ、学問としての美術の追求、そもそも芸術と金銭
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.8

既存の価値観、固定観念にとらわれないで、自分の考えを自分の言葉で話せるようにする、生きる知恵も、頑健な肉体も、さらに教養、果ては学力まで!
本当にすごい
ここまできたら、最高の子育てだと親の立場から見
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