N21さんの映画レビュー・感想・評価

N21

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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.9

好みの映画。
イカれた悪党が正義の味方をする話。
ハーレイ・クインが超かわいい!彼女だけで画面が持つ。ジョーカーは意外と出番少なめ。
全体的にもう少し悪に突き抜けてほしかった。

バクマン。(2015年製作の映画)

3.7

地味な漫画制作は音で、数字的なジャンプ内の順位争いは視覚的バトルで魅せるなど、演出に工夫が施されていた。
ムダも綺麗に省き原作よりとっつきやすい印象。
クレジットにも遊び心があった。
スラダン好きは所
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月のひつじ(2000年製作の映画)

3.6

アポロ11号の月面着陸を影で支える男たちの話。
田舎町が舞台で、終始ほのぼのとした雰囲気が続く。地味だが心温まる作品。

マダム・トゥトリ・プトリ(2007年製作の映画)

4.5

ストップモーションアニメでありながら、目のみ合成を施した不気味な作品。サスペンス的なストーリーは解釈が難しそう。技術を観る映画は増えたが、ここまで斬新なつくりは初めてかもしれない。
あまりのリアルさに
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.2

やわらかいタッチが目に優しい。
老人の人生を深く深く辿るうちに、観ている自分の中にも何かがポッと芽生えた。今までの人生これからの人生をふと考えされられる作品。

彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

3.4

4分ほどのショートアニメ。
日常のさり気ない音が印象に残る。内容は薄く、綺麗な背景をつらつらと見せられている感じ。美味しいが麺のないラーメンを食べているような気分になった。
猫である必要性も感じられず
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.0

古典的なフォーマットの大人向けラブコメディ。
お嬢様育ちでわがままなヒロインに時代を感じるが、それでもどこか魅力的。小物使いが洒落ていてラストの影で魅せる締めもステキだった。

ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.8

若かりし頃のジャッキー。
素手でクルミを割る姿は真似をしたくなる。カンフーはもちろんだが、コメディの時のノリノリなジャッキーが好き。

グーニーズ(1985年製作の映画)

4.2

E.T.と同じく童心が残っている内に観たい、冒険活劇の傑作。リアルタイムで観られた人が本当に羨ましい!個人的にチャンクがツボだった。
ファンタジーは意外と身近にあるのかもしれない…そう思わせるロマンが
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

5.0

不格好だが美しい優しさに満ちた映画。
逞しく楽しく、器用に現実を越える2人に胸が暖まる。湿っぽくないところが良い。見事なほど的確に作品を表した『ペーパームーン』というタイトルがとても好き。

黒い罠(1958年製作の映画)

4.0

有力者を乗せた自動車爆破事件をきっかけに、捜査から思わぬ事実が暴かれるサスペンス。
冒頭の長回しに見られる計算された画面づくり。鍵となる小道具も至るところに散りばめられ、2度3度見直す度にプロットの緻
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.3

唐突な歌とハイテンションっぷりに少々ついていけなかった。歌は聴き馴染みのあるものが多くとても楽しいが、曲優先で人物の心理描写が疎かに感じられる。ロケーションの美しさが大きな救いだった。

キングスマン(2015年製作の映画)

4.6

設定が好きなタイプのスパイアクション。
スーツをビシッと着こなすコリン・ファースは、イメージする英国紳士そのもの!こちらまで姿勢を正したくなった。アクションも小気味よくバキバキに動きスカッとできる。
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小さな巨人(1970年製作の映画)

3.8

白人ながらインディアンに育てられ、双方の社会を行き来した男の回顧録。登場人物は多いが個性際立つキャラクターばかりで、それぞれ再会後の変化も面白い。シャイアン族の直球な名前も覚えやすくて良かった。
長時
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エイリアン2(1986年製作の映画)

5.0

容赦なく畳み掛ける恐怖に安堵する暇がなかった!
何もかもが前作を上回り、圧倒的で衝撃的。さじ加減も完璧。そして何より母は強かった!
視聴後どっと疲れるが、のめり込めるからこその疲れ。傑作映画の醍醐味だ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

仕事でのし上がるには、これくらい割り切れないと厳しそう。社長に向くタイプってこんな感じだろうなぁと思いながら観た。ジェイク・ギレンホールのハイエナのような眼光が、べたっと脳裏に焼き付く作品。

バンビ(1942年製作の映画)

3.5

バンビが男の子だったことに驚き!
足をトントンさせるとんすけもカワイイ。
効果音がわりの音楽や、奥行きのある背景などキャラクター以外にも見どころがあり、60年以上前の作品とは思えないクオリティだった。

大いなる勇者(1972年製作の映画)

3.4

町を離れ、大自然の中で生きていく男の話。
スローテンポでじっくり見せている。冒涜を受け、怒り狂うインディアンの執念が凄まじい。それから逃げ続けるレッドフォードも顔つきが段々と精悍になり、リアリティが感
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ハッピー・フライト(2003年製作の映画)

3.3

田舎のギャルがCAを目指すサクセスコメディ。
賛否が割れそうな作風。途中までは楽しく観ていたが、オチで「ん?」となった。
気軽に観るにはちょうど良いかも。

トップ・ハット(1935年製作の映画)

4.0

男女の勘違いで話が進むミュージカル映画。
ダンスシーンへの移行がスムーズで軽やか。フレッド・アステアのステップは響きが心地良く、彼のダンスだけでも観る価値アリ。クラシックなモノクロ映像も良い。
うっと
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DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

3.0

ドラマ版を観て思い出し、記録。
配役は映画版のイメージが強い。漫画でも感じたが、死神リュークが1番人間くさくて面白い。Lよりリューク主人公の番外編を観てみたくなった。

ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.3

オーソドックスなアクションコメディ。
ジャッキー映画にしてはアクション少なめな印象。NG集のおちゃめな2人が好き。

エイリアン(1979年製作の映画)

4.2

とにかく面白かった!!
第三者の視点はもとより、時には乗組員、時にはエイリアン視点から見るカメラワークが臨場感を高めていく。プロット・構成・演出もシンプルながら隙がなく、お手本そのもの。センスの塊。息
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.7

CGやアクションの見応え抜群!
アン・ハサウェイが可愛くて美しい。優しい顔つきから、悪になりきれない役もピッタリ。
前回のジョーカーとは趣向を変えた、同情を誘う敵キャラのベイン。前作の突き抜けたキャラ
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ナチョ・リブレ 覆面の神様(2006年製作の映画)

3.0

原色バリバリの色使いの中、ルチャドールとなったジャック・ブラックが暴れまくる人情コメディ。チラッと写ったプロレスラー達も多種多様。説明だけじゃなく、見せ場も合わせて見たかった。
スポーツとしてもコメデ
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汚れた顔の天使(1938年製作の映画)

4.0

同じ構図で時代の移り変わりを見せる冒頭のカメラワークや、立場が真逆な幼なじみなど対比的要素が多い。クライマックスでの2人のやりとりがまたグッとくる。最後の神父の台詞も良い。大人になっても変わらぬ男の友>>続きを読む

シンプル・プラン(1998年製作の映画)

3.7

思いがけず大金を発見する兄弟と幼なじみ。
金を巡っての駆け引きを描いた作品。下手に知恵をつけたが故に、最悪の方法を選択してしまう3人。欲に溺れて策にも溺れる。その説得力が強いが故に、常に3人とその周囲
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バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

3.4

大統領狙撃事件の瞬間を、様々な人の視点から多角的に見る構成。同じ時刻を巻き戻して何度も繰り返すので、最後は少ししつこく感じた。
しかし徐々に真相に近づいていくテンポは良く、時間も90分と短めで楽しめた
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ロング・キス・グッドナイト(1996年製作の映画)

3.3

爆破有りのアクションムービー。
ジーナ・デイビスとサミュエル・L・ジャクソン2人のやりとりが面白い。配役も合っていた。後半の脚本は少し強引気味に感じたが、気軽に観れる。90年代の王道アクションを堪能で
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即席百人芸/キートンの一人百役(1921年製作の映画)

3.7

冒頭のキートンまみれの一人芝居が好き。
後半でもハプニング続きで観る者を飽きさせず、コントがいちいち面白い。芸人並に体を張る姿に脱帽した。

パレード(2010年製作の映画)

3.5

原作未読。サトルに象徴されるように、居場所という意味ではグダグダな同居生活でも、必要な時期があるのかも。表面的で依存的な関係が今っぽい。
藤原竜也が相変わらず叫んでいて笑った。

エド・ウッド(1994年製作の映画)

3.3

エド・ウッドの熱意や行動力はすばらしいが、一緒に仕事はしたくない(笑 商業に向いていないのに諦めが悪いなんて何かもうすごい。でも情に厚くどこか憎めない人柄。彼の作品を一度観てみよう、、とは正直ならなか>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.7

タイトル通り、8分間の任務を繰り返すループもの、SF色強めのサスペンス。
とにかく引き込まれた!
任務と主人公の謎が明かされていくと共に、容赦なく浸食していく絶望。そんな状況下でも、光を見出す点が良か
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.3

お子様カップルの逃避行に周囲が振り回される話。
黄色を基調とした色使いと、シンメトリーを貫いたカメラワークが綺麗。ただ、話が薄味なうえ画面も平坦で間延び感があった。ダレないための意外性を期待してしまっ
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ストーカー(1979年製作の映画)

3.0

人間の欲と愚かさを薄暗いタッチで描いた作品。
ストーリーは追えたが、ところどころ難解で観づらかった。低予算なりの工夫も特に感じられず、話もイマイチ。水が効果的に使われた演出が印象に残った。好みでないの
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.6

マイケルの唯一無二なカリスマ性が伝わってきた。
音楽、ダンス、人、パフォーマンス、、どれも真っ直ぐに愛を注ぐ人柄が印象的。偉大なるエンターテイナーに拍手を送りたい気持ちでいっぱいになった。

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