NARUさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(773)
ドラマ(4)

パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

1.8

低予算のモキュメンタリーホラーは屋内に限定された閉塞空間で効果的な撮影手法ですね。
しかし、シンプルな脚本と時代錯誤な演出には真新しさがなく、「お?どうなるんだ?」と何度も期待させられたが、蓋を開けて
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パージ(2013年製作の映画)

2.8

1年に1度だけ、全ての犯罪が合法化される夜(12時間)が設けられた世界の話。

この類いの作品にありがちな、「素晴らしい世界観にバカが配置された勿体無いストーリー」でした。

まず登場人物たちが、この
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レスラー(2008年製作の映画)

4.4

過去にスターと称され、脚光を浴びた伝説のレスラーの中年期が描かれる。
20年前の栄光が嘘のように陥落した人生を送りながらも彼が望む場所は変わらない。手足に痛みを感じ、老眼鏡を掛け、耳が遠くなっても、過
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魔女と呼ばれた少女(2012年製作の映画)

4.0

12歳の少女が反政府軍に拉致される凄惨な冒頭シーンに目を背けたくなったが、絶望した死んだ目をした少女だけでなく、子供らしい無邪気な姿も描かれるから好き。
稀有なキャスティングや、真新しい○○の表現に驚
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.2

エイズは“ゲイ特有の病気”だと流布された1985年。酒、麻薬、女に溺れた男がエイズで余命宣告される実話。

死に片足を突っ込んだ絶望的状況に屈せず、気概を示すと共に表面化する巨大な壁に観てるこっちが泣
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ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年製作の映画)

4.0

『悪魔のいけにえ』と『マッドマックス』を足して2で割った感じかな…?

話が通じない敵に襲われる同じ不条理ホラーとして『悪魔のいけにえ』との大きな違いは、主人公たちが幸せな家族旅行中だと言うこと。
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ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.9

なんて“むごい”映画!

「ルマルシャンの箱」と呼ばれるパズルキューブを巡り、それを手にした人間と魔導師の戦いを描いている。

特筆すべきはキャラクターの存在感。
顔面に無数のピンを突き立てた「ピンヘ
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スプライス(2008年製作の映画)

3.8

これ、一時期Twitterで話題になっていましたね。
遺伝子科学者が禁忌を犯すという題材で、科学知識のない人間からすれば「あり得そう」で、好奇心と恐怖心が燻られます。CGのレベルも高いし。

面白いの
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死霊館(2013年製作の映画)

4.2

10万以上の事例をこなしているという超常現象研究家夫婦が受け持った実際の事件の映画化。

めちゃくちゃドキドキしました。
その場にいるような視点のカメラワークや、音を通して見えない物を表現し、不足も過
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ボーン・スナッチャー(2003年製作の映画)

1.8

これは酷い(笑)
結果として『骨の強奪者』の正体やデザインも面白いのに、B級映画として全く愛せない作品。

冒頭は教科書通りに“何か”に襲われる犠牲者。その謎を巡る数名の男女を描いているが、物語が始ま
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武器人間(2013年製作の映画)

2.9

ナチスドイツの占領地域に潜入したソ連兵たちが 人間と機械を合体させたモンスターに襲われる最高のおバカ映画。

一貫した世界観で多様なモンスターデザインを施したのは監督自身。シルエットだけでもクレイジ
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白い馬(1952年製作の映画)

-

白黒映画で 白を強調する素晴らしい美術と、スタントのレベルの高さに度肝抜かれました。
腹黒い大人たちとの対比で輝く白い馬と少年が美しかったなぁ。

赤い風船(1956年製作の映画)

-

非常に分かりやすい童話のような物語で、少年も風船も可愛かったなぁ。1950年代なのに工夫して撮ってる。
セリフはほとんどなく、視覚的に訴えかける作品ですね。
汚れちまった大人が冷めた目で観ると 細かい
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

2.5

学生時代から本当にジョジョを愛し、漫画も穴が空くほど読んでいました。社会人になってからは、ジョジョのグッズに多分50万くらい投資したと思う…。(一番くじが残酷)

実写化は遅かれ早かれ予想していました
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共犯(2013年製作の映画)

4.1

現代の若者のコミュニケーションは、スマホやパソコンに重点が置かれ、顔を知らない人との交流や、疎遠の友人と連絡が取れるなど、非常に便利な世の中です。
しかし、ソーシャルメディアでは心の距離は縮まりません
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バーディ(1984年製作の映画)

3.9

精神病院に収容されているバーディの治療協力のため、高校時代の親友アルが過去を回想する形式。

ストーリーよりもキャラクターに重きを置いた作品で、人物を象徴する印象的なセリフが多い。
(好きなセリフ、コ
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キャビン(2011年製作の映画)

3.0

いや……これ…すごいよ…すごい(笑)
頭悪そうな男女が山小屋に行くんですけど、そこにはある秘密が隠されてるんですね。

第一印象は、チープな青春ホラーで、個人的に実写映画で最も嫌いな“登場人物の心理が
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永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

3.3

素晴らしいプロットですが、テンポが好みではなかったです。
湿った空気感を演出する為の編集だとは思いますが、昔の映画のように1カットが微妙に長い。ビックリ箱サプライズやその他演出には既視感があります。
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.3

B級映画だと思って今まで避けてたけど、イイ意味で凄絶な悪趣味映画だった。
“過去の惨劇”を想像させる美術で恐怖心を煽り、確実に話の通じない敵に襲われるという突発的で不条理な絶望感!本当に恐ろしい!
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彼が二度愛したS(2008年製作の映画)

4.0

面白いのに残念なのが、ラブコメみたいなクソ邦題と、ジャンルが伝わらないB級ポスター。
ジャンルはエロサスペンスで、原題『Deception』は 直訳で『欺瞞』という意味。

毎日に不満を噛み締めながら
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

4.5

生きていれば必ず、進路を選ばなければならない。
その選択により、人生は幸福にも不幸にも成り得る。
選んだ道の先に絶望という文字が見えても、走り続ける者も居るだろう。
止まれば道は閉ざされ、だだ闇雲に進
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カーズ2(2011年製作の映画)

4.0

「マックイーン」ではなく、「メーター」が主役。
つまり、外伝なので、現在公開中の『カーズ/クロスロード』を見る上で必要な要素はほとんど無い。

ジャンルはなんと、スパイアクション!
各キャラクターの伏
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カーズ(2006年製作の映画)

4.7

『カーズ/クロスロード』のTVCMから取れる“名作感”が凄かったので、食わず嫌いだった1から見始めました。
車には興味ないし、キャラデザも好きじゃ無かったけど、今はカーズ大好き…。

ストーリーは王
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めがね(2007年製作の映画)

3.7

今までの観た邦画の中でも最もゆる~い映画かも(笑)
せっかちなので短くてスピーディな作品が好きなのですが、このゆるさと絶妙な小気味良さがクセになります。

知らない国の文化に触れるかのように、いつの間
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

南極の観測拠点で、隊員8名分の食事を用意するために派遣された西村。
そこは、微生物さえ存在しない-54度の極寒の地。

食欲を満たさなければ動物は死ぬ。
動物は本能で食欲を満たすが、その時、人間だけが
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刑務所の中(2002年製作の映画)

3.7

『刑務所の中』というタイトルに、「覗いてみる?」というキャッチコピー。
ほとんどの人が「覗いてみたい」と思うだろう。

しかし覗くだけならドキュメンタリーで良いはず。これは原作者の漫画家である花輪さん
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ザ・スカルズ 髑髏(ドクロ)の誓い(2000年製作の映画)

3.6

アメリカには「名門大学の超エリートだけが入れる秘密結社が存在し、そのOBが国を影で支配している」と言う都市伝説がある。

「低予算映画か…?」と思いきや、結構派手なシーンもあります。
巧妙な人物関係や
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.5

ドイツ人の少年が ユダヤ人の少年との出会いを通して差別を知る話。
物語は、純真な子供の視点でホロコーストを描く。

8歳の少年2人の高い演技力が無ければ成り立たない作品で、主役のブルーノは なんと8割
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トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド(2014年製作の映画)

-

期待しすぎたのか、個人的には退屈でした。子供向けです。
今までのトイ・ストーリーは大人も子供も楽しめる作品でした。

それはサスペンス的要素、つまり受難に対して
「この場をどう切り抜けるのか?」
「彼
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かたつむり(1966年製作の映画)

-

『ファンタスティック・プラネット』のレンタルDVDに収録された短編。

単純なアイデアだが、予想の斜め上を行くシュールな展開がほんとに面白い(笑)

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.9

ヒエロニムス・ボッシュの絵のような、奇妙で美しいアニメーション映画。

未開の惑星としての世界観が完成しており、地球とは全く違った風土や生物、そして星を支配する知的生命体の文化のインパクトが凄い………
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レベッカ(1940年製作の映画)

3.7

レベッカという女性の謎を追う心理サスペンス。
舞台であるマンダレーは、どこからも遠く離れた抽象的で不気味な屋敷。

サスペンスは面白いが、残念なのは、メロドラマが古臭く、無駄も多いこと。
更に、ユーモ
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サボタージュ(1936年製作の映画)

3.5

サボタージュとは、
「大衆や企業に不安や警告を与えるため、意志を持ち建物や機械を破壊する行為。」
これは日本で「サボる」の語源となりました。

映画館を運営する家族にスポットを当てたシナリオですが、ロ
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間諜最後の日(1936年製作の映画)

2.0

酷い作品だった。
ヒッチコックが失敗作と語るのも頷ける。

敵スパイの暗殺指令を受けた主人公はスイスへ向かい、女スパイのエルザと、「将軍」と呼ばれる男と合流し調査を始める。

エルザは世間知らずで肝の
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三十九夜(1935年製作の映画)

4.5

「ドラマというのは、要するに、人生から退屈な時間をすべてカットしたものだと言っていい。」

ヒッチコックのこの名言が、ピタリと当てはまる作品!

徹底的に無駄を削ったシナリオは、どのシーンも中身が充実
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(1963年製作の映画)

3.8

とにかく鳥が人間を襲うという、一見馬鹿げた映画ですがヒッチコックはこう語る………。
「これがワシとかタカのような猛禽類だったら映画化はしなかっただろう。ごく普通の、毎日そこらで見かける鳥が突然人間を襲
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