孤独なおじさん2人がドイツ国内を車でふらふらする話。
ゆるやかな風の表現や音楽のチョイスがいい。穏やかな気持ちになる。
実際孤独なときって寂しいけど安らぐ瞬間も多いことを思い出す。
映写機を直してま>>続きを読む
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脚本めっちゃいい。
ドタバタ劇の裏で繊細な心の動きが感じられる演出が良かった。
エリーが結婚式から逃走した後の、お父さんのしてやったりな顔が良すぎて笑った。
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怪我をして部屋から出られない主人公が窓から隣家を眺める。カメラも終始部屋の内側にあって、主人公の視点から語ることを徹底している。そのカメラワークが序盤の気怠さから一転して場所を移動できないが故のスリル>>続きを読む
違和感がそのまま面白さに変換されてるこの感じ、この映画見なかったら知らないままだったんだろうな。
語ることに希望を見出すウェスアンダーソンの姿勢がすごく好きだな。
能力のある主人公が自分の立ち位置を危うくしていくところや女性との関わり、仲間からの嫉妬など、物語の要素に「湖のランスロ」と共通するものが多いな〜と思いながら見ていた。
位置を固定したカメラを回転させて>>続きを読む
強盗1年生みたいなアランドロンの挙動、そしてラストシーンの間抜けっぷりが、キメキメの絵とギャップになっててウケた。
言いたいことは多分大体分かったけど、今まで見た映画の中でトップクラスにエンタメ性がなくてしんどかった笑