もーりーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.0

モノクロ。画面比率の狭さ。舞台がほぼ灯台という封鎖された狭い環境。登場人物が2人だけ。ウィレム・デフォー演じるベテラン灯台守の高圧的な態度(というかパワハラ気質…)などと相まって見ているこっちも閉塞感>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.5

あんまり評価もよくなさそう…と不安になりながら映画館に行くと久しぶりの「ホームシアター状態」でした…(客はオレだけ!)この時点である意味もう怖い!作品のテーマは「究極の選択」でしょうか…?ストーリーは>>続きを読む

コントロール(2007年製作の映画)

3.5

早逝してしまったせいか「伝説のロックシンガー」みたいな冠がつけられてるイアン・カーティスも伝記映画を観てみると意外と「普通の青年」であり(といっても歌手としてはものすごく才能があるけど)、いつ起こるか>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.5

座礁して苦しんでいるので手を差し伸べるが、結局何も出来ず弱って死んでいくクジラを見せられているような感じになる作品。精神的に病んで過食に走る主人公は麻薬に溺れていく同じダーレン・アロノフスキー監督の「>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.0

昨今のAIの目覚ましい進歩は人間にとって便利になっていくだけなら喜ばしい事だが、そのAIがいつか人間を超えてしまったら…(まあ実際にチェスで人間に勝つAIが生まれてるしな…)人間がAIを利用するつもり>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

映画は極力事前に出ている情報を遮断して観る。アカデミーだろうがなんだろうが賞を取ったからいい作品。とするのは間違っている。面白い、面白くないは観た人の感性なんだから…という事でどんな内容の映画かと端的>>続きを読む

風俗行ったら人生変わったwww(2013年製作の映画)

1.5

本当の話(といっても2ちゃんねるの書き込みを元にしているから本当の話なのかは疑問)を元にしている映画のハズなのに主人公の過剰な演技、風俗が舞台なのに全くエロいシーンがないなど全くリアリティがないのは逆>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

3.0

いわゆる人情モノで感動作だが主人公が何度も自らあの世に行こうとするシーンがあるので一見暗い、重い内容かと思いきやカタブツな性格の主人公と周りとのやり取りがどこか滑稽でコメディ的な要素もあるかも。宣伝文>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Winny事件ってあらためて見ると出る杭は打つ。誰かを悪者にして物事を終わらせようとする。っていういかにも日本らしい事件だよなぁ…Winnyというファイル共有ソフトが過剰に悪者にされていたのと同じよう>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.0

元トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンのライブを映画用に編集した作品って感じ。単なるライブじゃなくてどこかミュージカルっぽいしテーマ性も強い。70近い年齢でここまでかっこいいおじさんはなかなかいない>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

これは…よくある続編で「やっちまったなぁ~!」(©クールポコ)な映画ですね…と言っても酷い目にあってるのが泥棒という前作もそんなにハマらんかったけど…前作であんなに人々(つっても泥棒だけど…)を恐怖の>>続きを読む

遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

う〜ん…「遊星からの物体X」鑑賞の時に思ってた物体の不気味さ、気持ち悪さはCGじゃなくてSFXだったから出来た。って言うのが証明された作品ですね…CGなどの映像技術は確実に上がってるのに「物体」のイン>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

2.5

原作がテーブルトークRPGなのでRPGの世界観が好きな人はハマると思う。癖が強いキャラクターが多めでコメディ要素が強いのでシリアスな内容は期待せず気楽に観る作品かも。そういう内容なのにラストはハリウッ>>続きを読む

ブルー・ダイヤモンド(2018年製作の映画)

1.5

主人公を含めて人物描写が極端に少ない上にプロットが終始曖昧なので主人公に感情移入出来ないし何が起こっているのか理解しにくい。ストーリー展開も悪ければ主演のキアヌ・リーブスと主人公のキャラクターが合って>>続きを読む