akさんのドラマレビュー・感想・評価 - 2ページ目

未来への10カウント(2022年製作のドラマ)

2.4

山田杏奈と満島ひかりと最終話の村上虹郎が良かった。それだけでまぁまぁ楽しめる。

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平清盛(2012年製作のドラマ)

3.8

武士として日本で初めて太政大臣のなった平清盛。自らの出自に悩み苦しむ平清盛。歴史上の人物としての側面とワンオブゼムの一人の側面を往復することで"平清盛"という人物を淡々と、そしてエモーショナルに味わ>>続きを読む

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カムカムエヴリバディ(2021年製作のドラマ)

2.9

この作品の大きな柱である、複数のヒロインと幅広い時間軸が存在することによってキャラクターの行動に対してメタ的な視点で見ることができるということが印象に残った。この視点を介すことで、ヒロインは自らの手だ>>続きを読む

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ミステリと言う勿れ(2022年製作のドラマ)

3.0

今までのミステリードラマを覆すような主人公の思想が印象に残る。しかし、その論理的でリベラルな思想だけでは通用しない人間の弱さや不思議さ、さらには幽霊なども対象的にしっかり描かれていた。

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ファイトソング(2022年製作のドラマ)

2.5

・二回ぐらいあった清原果耶の演技で音楽を感じさせる演出は良かった。思い悩んでる感情が多い彼女だが、音楽に乗るところではしっかりと明るい感じに持っていてくれる。

・難聴を扱う題材にも関わらず、手話が出
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マインドハンター シーズン1(2017年製作のドラマ)

4.2

プロファイリングの生誕を描くだけあって、異常殺人者も他の人々と変わらない面もあるという多面性を感じる事ができた。また、ホールデン含めチームの三人の公私それぞれの生活(苦しみが主)も見事に描かれてい>>続きを読む

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真夜中のミサ(2021年製作のドラマ)

4.2

狭いコミュニティの中にじわじわとキリスト教に侵食されていく様が見事に描かれている。狭い見識しか持っていない彼らが奇跡に魅せられてしまうのはしょうがないのかもしれない(外部からきた保安官や外に繋がりがあ>>続きを読む

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プロポーズ大作戦(2007年製作のドラマ)

2.7

『コントが始まる』のマクベスと中浜姉妹、『俺の話は長い』の満達の食卓、今回は健とその仲間、と金子茂樹は五人での会話劇がすごい魅力的であるなと感じる。上記のどれをとってもドラマチックなことが起きるわけで>>続きを読む

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前科者 -新米保護司・阿川佳代-(2021年製作のドラマ)

2.4

阿川佳代の"役に立ちたい"という気持ちが『おかえりモネ』の永浦百音にシンクロした。モネの相手を考え続けて理解しようとする姿勢にしても佳代があらゆる手段を利用して社会に迎えてあげようとする姿勢も重なっ>>続きを読む

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青天を衝け(2021年製作のドラマ)

3.7

未だに問題になっている"分断"や"格差"に渋沢栄一が向き合っていたことが伝わってくる作品であった。アメリカや中国などは保護主義に傾倒しつつあり、トランプは国境に壁を作るとまで言っていた。日本にしても移>>続きを読む

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ウォッチメン(2019年製作のドラマ)

4.3

マンハッタンにしても、ウィルにしてもスーパーヒーローでなく一人の普通の人としてアンジェラの道を切り拓いて行っている姿が印象的だった。

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アバランチ(2021年製作のドラマ)

1.9

中盤から展開された対大山のパートは楽しめた。大山の底が見えない感じ、先を全て見ているかの全能感など悪役として素晴らしかった。アバランチのメンバーもそれぞれ魅力あるキャラクターで持ち味を描きながらうま>>続きを読む

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最愛(2021年製作のドラマ)

2.6

この作品のテーマは女性社長の生きづらさだと思いながら見ていた。今年の『大豆田とわ子と三人の元夫』とも共鳴する作品であり、 塚原監督と新井Pらしい作品であった。


梨央社長は若くして社長になっており、
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日本沈没ー希望のひとー(2021年製作のドラマ)

1.8

・日本が沈没するのだから、流石に国際社会がもう少し積極的に動いてくれるのではと思ってしまった。最後に北海道などがたまたま残り、日本沈没は免れたが、これは今の日本そのものではないだろうか。国には"自助">>続きを読む

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和田家の男たち(2021年製作のドラマ)

2.2

・コロナ禍だからこそ、和田家の三人が机を囲んで朝食、夕食ととっているところが印象的に映る。また、そこでの会話は他愛もない話から、仕事の重要な話など多岐にわたっているのも面白い。

・寛も秀一も二度目の
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チェルノブイリ(2019年製作のドラマ)

4.3

とにかく人間の傲慢さを感じる一作であった。原発を本当に扱えていたのか。裁判で言っていたように勿論、権力闘争(人)の問題が原因の一つである事は確かだ。どこの国でも存在しているように自分の地位のために強引>>続きを読む

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99.9-刑事専門弁護士-SEASONII(2018年製作のドラマ)

2.6

・カット数が多いとの意見を聞いたので、それを意識してみたら確かに多い。なんでかと考えてみたところ視聴者を飽きさせないためだと思った。それ以外にもコントのような小ボケの応酬とマニアを楽しませる為の工夫が>>続きを読む

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花ざかりの君たちへ~イケメン パラダイス~(2007年製作のドラマ)

1.5

・内容は言うまでもなく地獄(ジェンダー問題や固定的な青春という価値観)。

・『うぬぼれ刑事』のサダメの源流がここにあった。三枚目としての素晴らしさが詰まっている。

・『ごくせん』の系譜であり、勝ち
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ロキ シーズン1(2021年製作のドラマ)

2.5

・ロキがロキらしく無くなっていってしまうのが残念であった。なぜ、共感されるキャラクターに振っていくのか。

・決まっている物語とその終わりという題材は興味深かった。

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おかえりモネ(2021年製作のドラマ)

4.0

「役に立ちたい」というZ世代的価値観とタイムリーであり、それとも関係がある気候変動がテーマである作品だっと思っていた。「役に立ちたい」という思いは多くの若者が直面する課題だと考えている。役に立つ為には>>続きを読む

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カーネーション(2011年製作のドラマ)

4.3

前半は女性の自己実現ドラマとして、最高の出来であった。自然の摂理のごとく女性の自由や力が弱い中、糸子はこの環境に疑問を持ち抗っていく。また、彼女は洋裁と出会い品格と誇りを与えることになっていく。洋服を>>続きを読む

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ウロボロス〜この愛こそ、正義。(2015年製作のドラマ)

2.6

最終回でも言っていたが児童養護施設で生まれるような人々は貧困から抜け出すことが難しい。また、彼らが子供を産むことによってこの連鎖が続いていくことはたくさん起きている。この一連の出来事をウロボロス(無限>>続きを読む

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王様のレストラン(1995年製作のドラマ)

2.8

どのキャラクター(禄郎を除いて)も人間らしく俗で嫌らしいところがたくさん見えるのだが、後半に連れ愛おしくなってくる。

しずかと三条さんのキャラクター造形が興味深い。男性が多い集団の中でも目立っていた
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#家族募集します(2021年製作のドラマ)

1.9

最初はあくまで子供の生活の為の物語だと思っていた。終わってみれば、それは間違いでただ子供を連れている大人の物語だったのではないか。
子供の為のユートピアを想像してた私にとっては、最終回の帰結には首を
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のだめカンタービレ(2006年製作のドラマ)

2.5

・ 演出が誇張しすぎて漫画の1コマみたいになっているが、それが許させる唯一無二の作品であるような気がする。

・最後にシュトレーゼマンが学生から溢れ出る音楽を続けられる喜びを見るのが楽しいとのことを言
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踊る大捜査線(1997年製作のドラマ)

2.6

この作品を象徴する言葉として「正しいことをしたければ偉くなれ」が挙げられるだろう。作品内は現実のように縦割り社会であり、所轄と本部の対比がされている。所轄と本部の情報格差は青島が刺された回で最も感じ>>続きを読む

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大切なことはすべて君が教えてくれた(2011年製作のドラマ)

3.3

安達奈緒子は帰る場所があることが愛だと定義しているのではないかと感じた。『リッチマンプアウーマン』が空港で終わるには必然性があったという訳だ。この場所という枠組みが『G線上のあなたと私』のヴァイオリン>>続きを読む

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HERO シーズン2(2014年製作のドラマ)

2.5

野木亜紀子が言うところの一話完結の皮を被った連続する群像ドラマにピッタリ合った作品であった。

5人ぐらいの群像劇なら、珍しくないがこれだけの人数の魅力を引き出し関係性を変化させていく連続ドラマは数
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黒井戸殺し(2018年製作のドラマ)

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すぐ犯人が分かってしまうが、犯人を理解して見るものなのか。それと関連して、大泉洋の表情が実に多面的で素晴らしかった。

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地下鉄道 ~自由への旅路~(2021年製作のドラマ)

4.6

リッジウェイの最期を見届ける少年の姿が切ない。なぜだか分からないがこれは一つの解であったのではないかという気が…

狂気的なまでにコーラに固執するリッジウェイと何度も逃げるコーラの構図は淡々と進んでい
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