誰とでも簡単につながれる時代。
だけど大事な時ほどつながれなかったり、死んだ人とはどんなに願ってもつながることはできない。
それは死者の方も同じで、若者たち(生者)からしたらちょっとした悪ふざけのつ>>続きを読む
主人公と彼氏の暴走していく自己顕示欲より、病人・障害者間のマウントの取り合いやメディアで「映える」障害者を次から次へと使い捨てていく描写の方が怖かった。
編集長?は視覚障害のある女性スタッフに健常者>>続きを読む
一家を突然襲う理不尽さに目がいきがちだけど、訪問者4人も同じくらい自分らの使命を理不尽に思っているかもしれない…。
または、彼らは突然やってきて命や財産を一瞬にして奪う自然災害の暗喩か。
小学校の先>>続きを読む
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前作「ボーダー 二つの世界」が幻想的な映像で魅せていたからそういうのを期待してしまって、セリフの多さに最初退屈に感じてしまいました…
けど、観ていくうちに厳格な戒律の下にある人権侵害、癒着、薬物中毒>>続きを読む
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最初から終わりまで娘の大人びた目つきが痛く突き刺さるようだった。
周りにいるのがダメな父親、妊娠中の母親、わがままな弟だもん、大人にならざるを得ないよね。
韓国映画お馴染みの前半コメディで盛り上げて>>続きを読む
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予習したのもあるんだろうけど、前作に比べるとポップだったしアップテンポな曲を多用してて力を抜いて観られました。
…が、ラストが近づくにつれどうなるか分かっているのにヒヤヒヤした笑
今作ではエスターが>>続きを読む
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どんなにお金持ちでも社会的地位があろうとも、激しく揺れる船では誰でもゲロを吐くというところでは人間みな平等ということでしょうか。。本当圧巻だったし、下している時の音がリアルすぎ。
ヤヤのレトロな雰囲>>続きを読む
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予習で。
話が進むにつれ楳図かずおの洗礼と赤ん坊少女のことで頭がいっぱいになった。
何もないところを何かあると思わせる演出が連続しててハラハラしっぱなしでした。楽しいアスレチックが恐怖の迷宮になると>>続きを読む
宗教も人種もLGBTもとにかくぶっ飛ばして行く!
この熱量を20歳の時に体験したかったなー。
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主人公は加害者をモンスターと呼んでいるけど、話が進むにつれて主人公・元妻・元妻の再婚相手それぞれが守りたいものを壊されまいと静かにモンスター化してぶつかり合う。
被害者遺族・加害者どちらにももはや何>>続きを読む
デヴィッド・ボウイの哲学と美学を宇宙旅行気分でガッツリ浴びてきました。
美しいものも猥雑なものもガンガン取り入れて自分を表現するパーツにするエネルギーが圧倒的。そして何度も語られていた「変わり続ける>>続きを読む
Winny事件が起きた当時は中高生くらいで「なんか良くないもの」という認識しかないままこの歳まできて、今回改めて逮捕・裁判の行方・警察とのスリリングな駆け引きにじっくり観入った。
東出昌大の表情筋の>>続きを読む
一人一人のエピソードがとても濃くて熱かった!
レコード会社の社員、編集者、日本のファンクラブの代表、初めてビートルズに会った日本人少年、来日した時の飛行機のキャビンアテンダント、ビートルズ関係の記事>>続きを読む
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ツッコミどころはちょいちょいあったけどちょうどいい長さで観られたし、それが気にならなくなるくらい北村有起哉のスタイルが良かった!
「太陽の蓋」の時もだけど、スーツで走り回るのがほんと様になってる。>>続きを読む
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もしも自分が愛してる人が自分以外の人間をそれ以上に愛してたら。自分が産まれた理由が何重もの因果の末だったら。村社会。村八分。
作中に何度も出てくる大きな山々と冷たい水のように全部がずーんとのしかかる。>>続きを読む
観る前からあらすじだけ読んで同情していたけど、アルコール依存症・薬物中毒、果ては薬の売人まで出てきて全然感情移入できないどころか引いた。