烏野玉葱さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

烏野玉葱

烏野玉葱

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Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

3.8

叙述トリックがおいしい、人間臭いのもかなり良い。破滅願望をギリギリまで満たしてくれる。

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.8

怖いものは何度見ても怖い。エクソシズムのシーンまで行かなくても、最初の発掘シーンからもう禍々しい。劇中のあの音楽も、アーティストからの許諾なしの無断採用なのに作品に合いすぎてて恐ろしい。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.8

原点回帰。ジョーンズ博士がもはやジョーンズ翁だから、いつもの無茶振りは期待できない。それでも最後まで考古学をやり尽くした。

ナチス勢の吹き替え役者がドイツ語のセリフまで担当していて少し驚き

デンジャラス・ビューティー2(2005年製作の映画)

3.6

話は面白いんだけどテンポが悪くてギャグがハマりにくい。パートナーの理不尽さが目立つのもイマイチ

ワイルド・ガール(2008年製作の映画)

3.6

逆境が薄い割に、主人公と周りが強すぎるのがアンバランス。

デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.7

多分今じゃ作れないタイプの映画。ミスコン参加者がみんな仲良しなのは見てて気持ち良い。サンドラ・ブロックがこの頃から変わってないのが凄い。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.4

なんというか監督が日々感じている現代社会の危機を伝えたかったのだろうという映画。聖書モチーフが多い

バーバリアン(2022年製作の映画)

4.1

かなり好きだった。アメリカなら普通に現実でありそうな話。質を重視したホラーにありがちな場面の転調が見事。ラストベルトとか人種とか性別とかを包括的に扱ったアメリカ社会風刺でもある。

バグダッド・スキャンダル(2018年製作の映画)

3.6

事務屋が腐ってるという、国連でだらしないのは安保理だけじゃないんだぞという話。国際問題には陰謀論の一言では済ませられない事実もある

スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.7

個人の裁量権がでかすぎる。基本的には退職間際のCIAエージェントの回顧を兼ねたダイアログ。

最近のブラピ本人はこの映画のロバート・レッドフォードのスタイルに似てきていると思う

ハンナ(2011年製作の映画)

3.7

アナーキーでなんとなくテクノな作品。多くを語らないから万人受けはしないと思う。

ブルドッグ(2003年製作の映画)

3.3

行動がフリースタイル過ぎると思ったけど、一筋縄なストーリーではなかったから良し

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.7

同じジョニデと刃物でも『シザー・ハンズ』とはえらい違い。ミュージカルだから人を殺して人肉パイを作っては歌い踊ってる、この緩急が苦手じゃなければ楽しめる。出演者はイギリスの有名どころ揃い。

RONIN(1998年製作の映画)

3.5

語弊を恐れずに言えば『ベイビー・ドライバー』と同じ様な事の運び。登場するおじん達が主役の二人以外、みんな同じような外見と立ち位置で鑑賞の途中に迷う。こだわりのカーチェイスも正直クドい

劇中でジャン・
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クーデター(2015年製作の映画)

3.6

よくあるアメリカ人がアメリカ人にとって文明的じゃない異文化の土地でパニックに陥る話。盛り上がりパートが特になかった。オーウェン・ウィルソンのアクションはエネミーラインぐらいしか見たことないけど、同じく>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.3

霊能力者曰く、この映画にはいわゆる"見える人"が確実に製作に関わっているとのことだけど、一般人には結局そのリアルさなんて分かるわけがない映画。それでも、霊的な切なさの表現は最高級だと思う。

ゴシカ(2003年製作の映画)

3.4

見終えたら悪くはないんだけど、見てる途中は駄目なところだらけで付いていけなくなりうる

スマイル(2022年製作の映画)

3.6

リングとサイレントヒルと統合失調症を融合した様な映画。カメラワークと画がキューブリックみたいな感じで綺麗。もう少し家族や他の被害者周りの設定を活かせてればより良かったと思う。

壁女(2015年製作の映画)

3.3

思いの外ソフトだった。絶妙な間と悲哀なストーリーで割と好き。

68キル(2017年製作の映画)

3.5

ある種の破滅願望を満たしてくれる。かなりパンクで好きな人はほんとに好きだと思う

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

3時間弱のプロレス。防弾が進歩しすぎている。例の如く、劇中ではニ、三事言葉を交わしてるか戦いながら移動してるかのどちらかだから長尺感あれど退屈はしない。映像と音響はシリーズ最高レベルだし、アクションが>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.6

2時間強あるのになんというか慌ただしかった。エディ・マーフィ版のほうが雰囲気はあるけど、これはこれでニューオリンズのjazzyな感じとかゴーストの演出とかが良かった。ただ、これがパークにあるあのホンテ>>続きを読む

ファイナル・デッドサーキット 3D(2009年製作の映画)

3.5

シリーズで一番いい加減な作品。みんな死んでいってもどうでもいいとさえ思えてくる。あくまで3D体験向けのエンタメ映画。シリーズ初見でも違和感なく見られる。

ファイナル・デッドブリッジ(2011年製作の映画)

3.6

シリーズ最期だけど、単品でもギリ見られる完結した内容。事故描写はこれまでで一番グロく感じるけど、唐突でなんだか笑ってしまう。これまでのシリーズの死に様を3Dで楽しむ用のデッド集がご丁寧に本編の最後に収>>続きを読む

デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2(2003年製作の映画)

3.6

一作目との繋がりが濃いから、これ単品の視聴では無理がある。死に方がよりグロくなったけど、ピタゴラスイッチ感も強くなった。

ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

3.6

一作目のファイナル・デスティネーションとは世界線が同じなだけで、シリーズ初見でも問題なく見られる。相変わらず死に方のレパートリーが豊富だけど、今回はみんな日常の身近な事で死んでいくので、パラノイア気質>>続きを読む

ワーニング その映画を観るな(2019年製作の映画)

3.1

お化けの造形はかなり怖いんだから、変に含みを持たせずにもっと直接的にビビらせてきて良かったのにと思う。

ブルーサンダー(1983年製作の映画)

3.7

ヘリコプターでランボーみたいに市中を暴れまわる話。ヘリコプターという乗り物は大規模な割に地味だけど、当時これを見た少年はブルーサンダーが持つキャラクターにとても魅了されたであろう。

マルコム・マクダ
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.7

アクションが濃い目だったりしてまあまあ面白いんだけど、展開が少しあっさりしすぎてる

セイビング・レニングラード 奇跡の脱出作戦(2019年製作の映画)

3.6

男気、ロマンス、家族愛、共産主義流男女平等ないつものロシアの戦争映画。戦闘シーンは全て見どころと言える出来で、映画として悪くない。

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.1

面白かった。Wikiにも載っていないような実際の出来事を映画で見れるのは良い。北朝鮮が出てくる韓国映画は特別に気合が入ったものが多いと思う。

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.7

ハラハラドキドキが最後まで止まらなかった。関わってるわけじゃないけど、全体的にスティーブン・キング作品みたいな雰囲気なので、彼原作の映画が好きな人はハマると思う。

シルバートン・シージ(2022年製作の映画)

3.6

もろストックホルム症候群な内容だけど、なかなか面白い。ただ、今も内部で善悪の裁定がつかずに揉めてる国はあるわけで、南アフリカのケースという結果論ではなくこういう人質事件を美談化する様な際どい映画が許さ>>続きを読む