東部戦線にあたって最重要でもないのに、ヒトラーとスターリンの双方が名前にこだわったために泥沼化したスターリングラードの戦いの映画、一部の人物は実在。督戦隊に政治将校、兵隊は畑から取れるを体現する様なソ>>続きを読む
『ヴィジット』(2015)と似た構成。ただ、こちらは胸糞悪いし、登場人物の魅力が最低。
ブラックコメディでとことんナンセンスだけれど、出演者と作りがしっかりしてるから案外楽しめる。長尺でもなく気合を入れずに見られるのも良い
殺戮が始まってからは出オチ感あり。そして、いつものアメリカンな倍返し魂
とにかく毒がない映画、ルパン三世ぐらいソフトで軽快。夜の9時ぐらいから見て、11時に寝るのに最適。
ドゥーチェの黒シャツ隊にちなんでか、イタリア語版ストーンズの『Paint It, Black』が流>>続きを読む
演出がガチのB級なのはさておき、コメディなのにお笑いがつまらない
最初はカルトコミューンな感じにワクワクしてたけど、イマイチよく分からなくなっていった
内容は歴史として書かれてる事をなぞっただけだけど、映像化すると緊迫感が伝わる。国防軍とナチ党の関係も分かりやすい。もっと上手く作れればドイツ版の『日本のいちばん長い日』に成りうる。
オリエンタリズム 2.0というか菊と刀 2.0というかって感じだし、大村益次郎らしき人間を悪く描いたり好き勝手やってるけど、雰囲気は上々で平民上がりで付け焼刃な新政府軍とプロの用心棒である侍のマインド>>続きを読む
往年の名優たちの存在感が凄い、が、それだけに出オチ感もある。老兵によるアクションは『スター・ウォーズ』の旧3部作みたいだし、ストーリーは少し陳腐。それでもアフリカについてのパートは考えさせられる。
90年代末期から21世紀の始まりにかけてのカオスの中の作品の一つ。同時期の『バトル・ロワイアル』と比べると、こちらのほうがアングラ感が強くてより時流を語っているように思う。
キャラクターたちが人間の言葉を喋ってなかったら、絵柄が怖くて見れてなかったと思う。残酷だけどゴア描写はなし、『イエロー・サブマリン』のような世界観とアニメーションが好きなら向いてるかも。難解ではない。
数多あるロシア側からの独ソ戦映画とは違って、割と繊細な描写が多かったと思う。予算たっぷりで迫力も満点。ロシアにとっての対ドイツ戦は防衛戦で、アメリカ視点の解放戦とは違って全力具合が違うのが良い
前情報が一切なしというのは、逆説的にマーケティングの一手法となっているわけだけど、本質的に言えば、この映画はジブリと宮﨑駿の"個展"なわけで、制作者さえ分かれば余計な宣伝は不要なのだと思った。
音響>>続きを読む
似た映画では『ミスター・インクレディブル』とか『幸せなひとりぼっち』にあるような、男性自身の中にある独りよがりな「俺はこうあるべき」という姿勢へのセラピー。北欧特有で、基本的に笑みとか笑いがないから、>>続きを読む
バカ長いけど実質前後編に別れてるし、面白いからぶっ通しで全然見れる。ハードコアな『マリッジ・ストーリー』でパートナーシップについて色々考えさせられるけど、見るタイミングによっては生活に禍根を残しうる取>>続きを読む
ホラー映画でもなんでもない。不気味な孤児じゃなくてもはや仕事人の域。相変わらずエスターにはイライラさせられるけど、やりっぱなしにはさせないところが前作より良かった。
つまらなくはないけど、半端にヒューマンドラマに比重を置きすぎててぬるい。ただのアル中優等生から凄腕殺し屋までのプロセスと主人公周りの相関図も不明瞭
こういう属性が両極端なギャップモノはいつでも楽しいし、特にシュワちゃんはシュールな役が似合う。
仁義なきスパイの世界らしくストーリーはかなりこじれてるけど、最後には誰でも分かるようにまとまっていていい感じ、多少の既視感はあるが。アクションは女流ならではのしなやかさとテクで魅了させるタイプ
『ジョン・ウィック』シリーズとの違いが、冴えない中年が元殺し屋か元政府機関職員かってのと、味方がいるかってとこぐらいしかない。両者とも大切な何かを奪われるわ、ロシア人のチンピラに絡まれるわで、本命(ウ>>続きを読む
この内容は予想してなかったし、期待してなかった。とっちらかってるけど要は陰謀論者による告発。
構成は『帰ってきたヒトラー』とほぼ同じで、劇中の社会問題がローカル化されている。
ファシズムの創始者なのに、ムッソリーニと当時のイタリアはヒトラーと比べて何故かマイナーだから、劇中の小ネタにピンと来れ>>続きを読む
相変わらずビデオゲームみたいな作品。前作のまま潔くくたばっときゃ良かったなんてならず、むしろ生きてもっと頑張れと思うぐらい面白い。そのまま引き継がれつつ、さらに強化されたワンカットのアクションが絶品。>>続きを読む
銃器とはいえ革新的な工業製品の設計者のサクセスストーリーとして学べることが多いんだけど、いかんせん権威主義国産特有の国家事業プロパガンダ味が強くて、重厚さを目指しつつも逆に胡散臭い
酒はただ壁を取り払うだけで、本質的には人を変えも何もしないんだという話
現実でも北欧人の酔い方って、ほんとに村一個襲撃に成功した戦勝祝みたいな感じだから、そういう所でこの映画にも地域性が出ていた
前提知識なしに見てて、主人公のいくじのなさにちょっとイラついたけど、後で実話だと知ってかなり反省
現実でエリア51が完全に謎に包まれててヒントがないとは言え、お遊びでも何も考えられなかったのかなと感じる。
テンポ良し、イギリス的ユーモアあり。エミリー・ブラントが持つ目つきと役柄がとても良くマッチングしている。
実在の人物伝という体を取りながらも脚色が多めでその質がかなり悪いのと、途中で打ち切りになった漫画みたいな急な話の納め方で、最初から長時間真面目に見ていただけに後悔
存在感というか覇気が凄い演者がたくさん揃っている割に、劇中でのキャラ立ちがみんな平等にしっかりしていてよろしい