烏野玉葱さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

烏野玉葱

烏野玉葱

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ブラッド・スローン(2016年製作の映画)

3.7

完璧主義のエリート証券マンがムショ入りくらって今度はエリートギャング街道を駆け上がる話。男臭いというか、かなり汗臭い映画。

ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.4

実話ベース
全く反省の色が見えないアメリカ人薬物犯がトルコの劣悪な刑務所で狂っていく様。エスノセントリックな脚色がちょっとキツく思える。オリバー・ストーンはトルコで嫌な目にでも遭ったんか。

主演のブ
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LEAL ー絶対忠誠ー(2018年製作の映画)

3.4

FPSゲームのシングルモードみたいなプロット

多分翻訳のせいか字幕が所々酷い

私は貝になりたい(1959年製作の映画)

4.0

ゲロ鬱話
日本軍の体質が悪いか、戦後の理不尽な裁判が悪いか、戦争という悲劇の単なる一環なのか

血の祝祭日(1963年製作の映画)

3.6

古典的なサイコスリラーにゴアの要素が入った当時としては革新的な作品。もろに血糊というかペンキみたいなゴア表現だけど、雰囲気が相まって、ダークウェブで発見された謎の映像と紹介されそうな独特の感触がある。

リプハーゲン: オランダ史上最悪の戦犯(2016年製作の映画)

4.3

実話。死人に口無しで、どこまで脚色が入っているのか真相は神のみぞ知るだけど、まぁとにかく後味が悪いじゃ済まない話。フィクションじゃない胸糞だから、軽率に人に勧めがたいけど、機会があるなら一度は見た方が>>続きを読む

極寒激戦地アルデンヌ 〜西部戦線1944〜(2003年製作の映画)

3.7

途中で、これは2次大戦モノのB級ホラーなのか?と思ったら普通の戦争映画だった。多分、監督は『プライベート・ライアン』を意識してる

スヘルデの戦い(2020年製作の映画)

3.7

無謀の代名詞の日本軍もまっつぁおな「マーケット・ガーデン作戦」の一端を描いた作品。その点で言えば『遠すぎた橋』の外伝とも見られるか。登場人物の無策さ(良く言えば現実的な心情描写)にもちょいモヤついてし>>続きを読む

プレデター(1987年製作の映画)

3.8

内容じゃなくて、俳優たちのスター性とプレデターが持つナードを惹きつける魅力を鑑賞

この時期のシュワちゃんは凄んでるつもりが、何も理解していないような顔になっているのがおもろい

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.7

構造的に常に批判され続けるクリエイターの苦悩

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.3

相変わらずハイテクなのか原始的なのかよくわからないプレデターがかわいい

ヒグマとライオンの生息分布って同じだっけとか、狩りができないのに対人戦はツヨツヨやんとか、ポリコレがむしろネイティブインディア
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エネミー・ライン(2001年製作の映画)

3.7

プロットはほぼランボー2と3
水兵だけじゃなくて海兵隊員とNSA要員が乗艦してたり、スーパーホーネットの描写がリアルだったりするので米空母のオペレーションが好きな人向け

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.2

話を膨らませつつもコンパクトに収束させててめちゃくちゃスッキリ面白い

自閉スペクトラム症(ASD)が本作のテーマの一つであって、それをただの啓発要素にするだけでなく会計士の特性とアクションに落とし込
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.4

史実の「ヴァンゼー会議」では、欧州に存在する1100万人の"ユダヤ人問題"をいかに"最終的に解決"するかがナチ政権の高官の間で話し合われて、この映画はその議事録に基づいた再現。
前提として、ユダヤ人を
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マッド・ハウス(2019年製作の映画)

3.9

カリフォルニアらしいカルトコミューンストーリー、『ゲット・アウト』とか『ミッドサマー』が好きならアリ

キル・チーム(2019年製作の映画)

4.0

実話。
戦争映画としては確かに退屈かもだけど、砂漠の前線基地という閉鎖空間でのチームワークと、戦場という命がかかった極限状態という点を加味して、あとは似たようなストレスの経験の有無次第で評価がかなり変
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ジャドヴィル包囲戦 6日間の戦い(2016年製作の映画)

3.8

ずっと戦ってたらいつの間にか話が終わってて、ただの戦争映画感が強めなのがちょい物足りない。どこまで脚色が入ってるのか不明だけど国連もかなり泥臭い組織。

ミルフ(2018年製作の映画)

3.5

いつの時代も常に価値観として一定の支持を受ける、フランス人年増女とウブな若造が火遊びする映画  

なぜネトフリがこれを作ったのかはよく分からない

1944 独ソ・エストニア戦線(2015年製作の映画)

3.8

途中の転調が見事だった。主権を取られてナチス側に付いてもソ連側に付いても地獄というお話、バルト諸国が旧ソ連の国と紹介されるのを嫌がる理由がよく分かる。

ミュンヘン:戦火燃ゆる前に(2021年製作の映画)

3.9

終戦工作(ヒトラー暗殺や御前会議等々)の映画は多いけれど、戦争が始まるまでを描いた映画は意外と少ないと思うので、フィクションだけれどミュンヘン会談という史実を巡る物語を見れて面白かった  

他がハマ
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バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍(2015年製作の映画)

3.7

最前線の塹壕でバリバリに活動する露軍婦人部隊に関する実話。性別を超えた愛国心称揚映画か万国でウケるフェミニズム映画と捉えるかはあなた次第

自分にとってビンビンに響く大義のない戦争なんかに積極的にはな
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レッド・スネイク(2019年製作の映画)

3.7

多民族女性義勇兵によるISの支配の打倒を主題にイスラム原理主義とその家父長制を広く批判するフェミニズム映画。物語構成はありきたりだけど、新鮮な視点が描かれてて興味深かった

アフガン(2005年製作の映画)

3.6

「ソ連版ベトナム戦争」ことソ連のアフガン侵攻にまつわる実話ベースで、これまたナム戦モノの『フルメタル・ジャケット』と『プラトーン』が混ざったようなストーリー
映画から文学までロシア作品に共通だけど、登
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.3

イギリスに亡命したチェコスロバキア軍人が、ゲシュタポおよび親衛隊情報部長官でホロコースト計画である「ユダヤ人問題の最終的解決」の実質的最高責任者のラインハルト・ハイドリヒを赴任先のチェコで暗殺する映画>>続きを読む

ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

3.7

実質、海兵隊の狙撃手プロモート映画

ジョン・ウィック然り武人の飼い犬に手を出すとえらいことになる

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.9

準オムニバス形式の密着ロス市警24時
警官がやりすぎな凶暴ゴリラに思えるけど、それ以上に怖いのが、犯罪者が大抵武装してるアメリカの銃社会

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.8

いわゆる"リアルさ"が定評だけど監督のスピルバーグ自身も戦場を経験したわけでもないのに、観客が、これが戦場だと理解してしまうと事実を歪めてしまいかねないので注意が必要だと思う

何故かドイツ兵が現代の
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.5

人間の狂気

東部戦線、D-Day、沖縄戦、原爆投下と歴史的出来事が多いWW2がどうしても目立つけれど、WW1も4年間の塹壕戦に戦車・飛行機等の新兵器、毒ガスの登場と大概悲惨で、これらが描かれた貴重な
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野蛮なやつら SAVAGES(2012年製作の映画)

3.3

途中に激胸糞とかあったけどラストはこれでええの?