首領繁さんの映画レビュー・感想・評価

首領繁

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クー!

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スパルタカス(1960年製作の映画)

3.5

ちょっとカークダグラスさんキューブリックの演出のじゃまだそこどけ。

未知との遭遇(1977年製作の映画)

4.2

いつものスピルバーグよろしく登場人物をまるで人間扱いしていないところが鼻につくが、自分が普段毒を吐きまくっている諸作とは違い、とにかく楽しませようという無邪気な心意気と尋常じゃない狂気が映像全編を覆い>>続きを読む

エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

4.8

「なぜこのシーンはカットされた!」という重要シーンの復活はいいが、ダラスとマザーのやり取りは少なくしなくてもよかったんじゃないか?個人的には緊張感をよりあおっていく感じなんで好きなんだが。

エイリアン(1979年製作の映画)

4.8

各キャラクターの濃さや、メカニック部分の緻密さと、映像の美しさによるごり押し。見れば見るほどツッコむ気力が失せ次第に受け入れていくようになるのがなんとも腹立たしい。でもブレットかわいいよブレット。

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.5

オンボロとハイテクのごちゃ混ぜと全体的な脱力感はクセになる。それにしても日常会話がほぼ「クー!」で済むとは、キンザザって他の欠点を考慮してもなかなかいいところなんじゃあないか?

暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

3.7

とにかく撮影のヴィットリオ・ストラーロがすごいということで見に行ったが、評判通りいちいち映像の構図がキマってる。とはいえ美しさにおいてはブルース・サーティースには及ばない。あとストーリーに関してはぼー>>続きを読む

猿の惑星(1968年製作の映画)

4.9

人間と猿の二つの単語を会話中にこれでもかと乱射して、それらの違いをあいまいなものにしたうえで猿への嫌悪感をMAXにされた状態で迎えるあのラスト...希望が全て消え去った瞬間である。

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.3

発想の一本勝ち。どうやって映像とってたのか気になる。ただ怪獣をちょっと見せすぎなんじゃないか?

1984(1956年製作の映画)

2.8

1984年がまだ先の未来ということがあってか、各メカニックが非現実的な感じであり、こっちの方が見てて面白い。ただ二重思考の下りが只の思考矯正にしか見えないんだよなぁ...

1984(1984年製作の映画)

2.8

映像がほとんど常に学校の便所みたいな汚さで、ここは本当にディストピア感は出ていた。ただこれを見る時間があるぐらいならIN A MODEL ROOMを3周してる方がはるかにいい。

地球爆破作戦(1970年製作の映画)

3.4

申し訳ないが主人公がイーストウッドに似てるからって吹替が山田康雄なのはどうしても天才科学者役に見えないのでNG。

アンドロメダ…(1971年製作の映画)

4.6

早すぎたシン・ゴジラ(展開的な意味で)。未知の生物への論理的な考察、細かすぎて尺を食いまくる研究所での身体検査、超高速タイプライターなど、常人置いてきぼりなプロフェッショナル感をこれでもかと醸し出して>>続きを読む

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

4.2

過激な暴力という餌につられ、異次元のものにとらえられ、彼らと同じものにされた男が、その手先となって侵略の片棒を担ぐ羽目になるものの、途中で正しき道に目覚め、逆に彼らを倒し自分の生きるべき異次元世界へと>>続きを読む

スキャナーズ(1981年製作の映画)

4.0

登場人物をどこか離れた視点から実験生物のように見つめている全体的な冷たさと、超能力発揮シーンや銃撃シーンを音楽と特殊効果と編集を総動員して凄く盛り上がるものにしている局所的な熱さのダブルパンチが、脚本>>続きを読む

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.7

一点の曇りもなく気持ち悪さを追求した映像と、ディストピア感満載の怪音が組み合わさり、究極に美しいスーパー・リンチ・ワールドが誕生していた。

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.7

とりあえず汚い。展開も、描写も、キャラクターも、そこまでやらんでいいよといいたくなるぐらい汚い。でも最後はとてもきれい。凄く強引で好きにはなれないけど見終わったあとの気分はいい。あとシトイちゃんだけは>>続きを読む

スターリングラード(1993年製作の映画)

4.0

どこまでやるんだというぐらい冷たく、激しく、そして救いのない戦場。その圧倒的絵力の前に、ストーリーもキャラクターも吹き飛んだ。

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

それはとある兵士の話。
彼は英雄を夢見て戦場へと向かった。途中あった試練は持ち前の無邪気さで乗り越えた。しかし戦場において彼は自分がこれまで培ってきたものをすべて否定され、「生きるために戦う」英雄では
>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

5.0

周囲の「羊」達を「狼」から守る「番犬」として生きるという、異常なまでに強靭な意志のみで戦場を生き延びた男の生き様が心に焼き付けられる。とにかく全編通して強烈な緊迫感に満ちており、偏執狂な主人公像と合わ>>続きを読む

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.7

見せ場が用意されている登場人物がかなり多く、それでいていちいち一人一人にクローズアップしているため、ドラマ映画としてはとても散漫に思われた。イーストウッドの兵士や戦争への持論というのはわかりやすいし共>>続きを読む

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

4.2

壮絶に回りくどい国家や戦争への皮肉と人間賛歌。とにかくシーンごとに時系列やテーマがコロコロ変わり、この映画がどういう物語なのかを把握することすらかなり難儀する。しかし、そんな複雑な思いを抱いたまま迎え>>続きを読む

ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場(1986年製作の映画)

3.7

ハードな戦争映画のナリをしておいて、実は残念な野郎共の成長を肩の力を抜いて描いた青春映画とは、とんだ詐欺である。でもひたすら楽しそうに軍曹を演じているイーストウッドの姿がとてもかわいかったので、何も文>>続きを読む

戦略大作戦(1970年製作の映画)

5.0

みんなキャラ濃い上にカッコイイ登場人物。緊張感も迫力もすさまじい銃撃や爆発のシーン。笑いあふれる中にしっかりと存在している厭戦(反戦ではない)的な重たく虚しい空気。どれもこれも完璧すぎる。マジで何なん>>続きを読む

少林サッカー(2001年製作の映画)

4.4

「観客を興奮させる」ということただ一つのために全力をかけまくった結果がこれだよ!
 

エクソシスト(1973年製作の映画)

5.0

幸せの隙間に絶望がおしよせて来る。ゆっくりながらも確実に。やがてそれを打破すべき科学の力が、逆にその強大さを証明することになる。しかしその勢いは止まることなく人間を最後の最後の最後まで追い詰める。しか>>続きを読む

COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

4.5

祝20周年、そして石塚運昇氏のご冥福を祈って。
あるときはウエスタン、あるときはノワール、またあるときはコメディと、1話ごとの趣向が全然違う怪作カウボーイ・ビバップ。その劇場版は場面ごとにジャンルが変
>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.3

基本的に現代社会や人間は嫌いだが、あそこまで徹底的に馬鹿にしているのを見ると、逆にそんなんだからこそ生きていこうと思ってしまうという謎。

アルファヴィル(1965年製作の映画)

4.5

なるほど、凄くカッコイイということ以外全くわからん。

イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

4.9

55年前としては異常なまでに細かく造られた船内の構造や初期P-modelのキーボードみたいな音楽がもたらす機械的な冷たさと、それ以外の描写の人間的な温かみという相反する表現が共存した結果、未知の世界を>>続きを読む

サイボーグ009 超銀河伝説(1980年製作の映画)

1.9

もはやスターウォーズにしか見えないコレジャナイな展開や設定で愛読者をボコボコにしつつ、サイボーグたちの原作に忠実な言動や声優の名演で見る意欲だけは持たせ続けるというまごうことなき拷問。そしてようやく>>続きを読む

サイボーグ009(1966年製作の映画)

3.0

映画としては純粋に面白し、原作からの乖離は時期の都合上致し方ないと割り切れるが...「平和」という言葉の濫用と、サイボーグたちに一切の悲壮感がない点は何とかならなかったのか。少なくともこれを先に見てた>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

スリラー映画としてはいつものノーランよろしく高品位な自己満足的演出についていけない部分があったが、戦争映画としてはカオスな戦場で右往左往する名もなき人々をうまく描けていてよかった。本当にノーランはこう>>続きを読む