Segaworldさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

桜桃の味(1997年製作の映画)

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この作品が誰かの桑の実になりますように。

今自分が持ち合わせている答えが最善だと思ってしまいがちで、意外と一瞬で心変わりもするものです。
誰かの優しい手に触れたとき、自分がちっぽけに感じると同時に、
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

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今日は動物と人間とゾンビを探る日。
自分が嫌悪していたのはゾンビ化する人々だと気づかされたが、観賞後はコーヒーとドーナツを頂きました。ジャームッシュの失望と遊びなのか。

生理ちゃん(2019年製作の映画)

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恋愛ドラマとしては全く響かないけど、いろいろと日常の視点の幅が広がるように感じた。
結構性に関してオープンに話せる環境ではあるけれど、全然女性の痛みや強さ分かってないと気づいた。童貞くんももっと登場し
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砂の女(1964年製作の映画)

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もしかして、毎日制度で守ったり、娯楽でごまかしているだけ?帰る居場所があったとして、広い世界を見たとして、積もった砂を掘るだけという事実に変わりはないのかも知れない。と考えてしまった。

他人の顔(1966年製作の映画)

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河合隼雄著『コンプレックス』の読後に鑑賞。
まさにコンプレックスという心理学の普遍的テーマが具現化されていたので、面白かった。
人と対面しなくても、画面の世界ですら人格を変えることがたやすくなった今だ
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

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20年前のヨンホが感じた懐かしいと、自分が2時間前に見た映像を懐かしむ気持ちが一致した瞬間みたいなのがドキッとした。
人生って壮絶ね。少し前の自分はまるで自分じゃないかのように、物の見方も立場も全然違
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ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

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これを見た後に言葉でメモをするなんてナンセンスだと思うけど、気づきが多々あったのでメモ。

フロイトの言葉による精神分析の対をなすサイコマジックというものは、ホドロフスキーだからという贔屓なしで的を射
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

5.0

自分の映画。信じることが苦手ですが、せめてこの映画は信じます。
美的センスとユーモアセンスの絶妙さ

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

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欲望の表現として、衝動で動くものでなくて、気付かれぬように善や正義を武器にして頭の中では手に入れることしか考えていない状態というのがリアルだと思った。気になる人や、好感を持たれたい意識があるとき実際に>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

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神秘的幻想的官能的な関係でありながら、恋は体を求め、心を求め、少しずつ純粋な2人が良い関係を築いていく。2人の笑顔を見たとき幸福になれた。

ロゴパグ(1963年製作の映画)

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風刺は好きだけど、あんまりしっくりこなかった感じ。パゾリーニの映像が楽しかった!

まわり道(1974年製作の映画)

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「まわり道」。いい言葉。

まだまだ感受性が豊かなもので、久しぶりに友人に会うと内にあった憂鬱感だったりやさぐれてた心が全部浄化されて、自分のやりたいこと、自分の仕事が突然明確になった気分になった。
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新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

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映像の可能性で自由に遊びながらも、彼なりの怒りをかわいらしく表現している感じ。
短い時間で、子どもたちの革命が描かれていてすごい

リュミエール!(2016年製作の映画)

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映像を学んでるわけではないけれど、大学の講義にありそうな作品を見ながらコメントをし続ける1時間半。

映画が光を意味するリュミエールの名がつく兄弟から始まったとされることはとても有名ですが、リュミエー
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男性・女性(1966年製作の映画)

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相変わらず音楽がかかるタイミングときれるタイミングが好き

ラ・ピラート(1984年製作の映画)

5.0

五角関係。やっぱり好き、やっぱり嫌いみたいなとこから、泣きや叫びまで感情に偽りなく、本音を吐く。これだけ本音で接してもやはりうまくいかないね恋愛は。

哀しみのトリスターナ(1970年製作の映画)

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親子愛と恋愛の違いって体感として違うことは分かっているけれど、好きなことに変わりはなくて何が違うんだろ。
気持ち悪いおじさんが問題提起をしてくれた。

花に嵐(2015年製作の映画)

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「やり方が分かるからやるんじゃないでしょ、
やりたいからやるんでしょ」
ジャンルわけするのはナンセンスやと思うけれど、AVやホラーの趣があるのに感動するのはなぜ。タイトル出た瞬間の衝撃は鼻血もの。

聖なるもの(2017年製作の映画)

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まじでおもしれえ
最高のセンスで自分の世界観で突っ走ってる気がするのに、親近感を感じてしまう撮影方法や監督のルックス

ゲームの規則(1939年製作の映画)

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ドタバタ劇の画をしながら、かなり皮肉で的を得たいくつかのセリフ。そしてタイトルがいいよねえ

昼顔(1967年製作の映画)

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悪夢のようで、しかしそこに快楽を感じ
長い夜ではなく、昼という限られたはっきりとした時間に存在している
まさに夢と現実が入り混じり続ける世界観

ファッションも好きだ

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

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夢をよく見ます。楽しい夢はほとんどないけれど、意味不明で自分の脳の奥底にこんなイメージがいるのかと思うとそれが嬉しかったりして。

ずっと寝て夢だけを見て生きていても、それはそれでありなんじゃないの?
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イメージの本(2018年製作の映画)

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頭の中には描いているはずのイメージは、外に出そうとしても音にも言葉にも映像にもならないもどかしさがある。それをやってのける芸術家。
想像や考え事をする時間という感覚で見た。
強いコントラストは好きじゃ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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気怠さのなかにある葛藤と、変化のなかにあるときめきこそ日常であり、日々であり、人生である

陸地にて(1944年製作の映画)

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こんな夢を見た日には寝汗はすごいんだろうけど、こんな夢を見た日は自分に誇りを持てると思う

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

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っぽい画で、ステイシーマーティンを拝む映画。
正直不満だらけだったけど、好みや評価以外の面でポジティブに捉えられるようになりたい