蟹倶楽部さんの映画レビュー・感想・評価

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エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

3.8

犬目線で語られる一人のレーサーとその家族の話。

犬が数日放置されてストレスから幻覚を見て粗相するとこなんか堪えるものがあった。

犬に名前をつける日(2015年製作の映画)

4.0

これを見ると命に価格をつけるペットショップやブリーダーを否定する気持ちはすごくわかる。
保護活動をしてる人はたくさんの傷つけられた動物を見てきて、自らの身を削り一生懸命に多くの命を救っている。

でも
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

過ちを犯した人間に対しての社会の厳しさは必要だ。しかし何とかひたむきに更生することを選んだ人を見守ってくれる人が必ずどこかにいるという救いがあるのもまた社会である。

そうして社会の一部となり馴染んで
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.9

大人になっても自由人と言われたり、ひとりが好きな人って、よく「寂しくないの?」なんて他人から思われたりしますけど、寂しくないなんてことはないと思いますよ。

ただ日々の中で常に少しどこか寂しいくらいの
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

5.0

オープニングから川辺のあの生活風景、音楽、卵焼き全部心持ってかれた。

どんちゃん騒ぎのお祭り的なストーリー展開が音楽絡めてほんとにずっと楽しめた。

マトゥコが船に乗ってく息子に向かって「この俺を騙
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.0

生涯のリズムがこのくらい淡々としていたらみんなもっと自分に素直になれそうだ。

ラストシーンにそんなことを想いました。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.0

黄龍の村なかなか面白かったから同監督の人気作品のこちら観てみたんだけどあれだな、、、
やっぱ90分とかだときついなぁ、、、飽きるなぁ。

60分くらいでやってくれたとしてようやくなかなかよかったかもっ
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.8

今泉監督特有の恋のいざこざ、猫に振り回され猫に救われる、、、

今までの作品と比べると一人一人のキャラクターが弱い気がしたけど、それはそれでかえってよかった気もする。

黄龍の村(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

迷い込んだ村の村人やばい系のB級ホラーわりと好きで、前からこれ観たいと思ってたんだけど予想外の展開に一本取られました!
B級サスペンスホラーアクションコメディ


公式のCMだけであとは予備知識無し
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.8

ビギンズを観てこのシリーズ観続けるか微妙だなぁと書いていたけど入院しましてね笑

ヒーローと悪役を対比させ真の善悪とは?みたいなテーマの作品は沢山ありますが、この作品に関してはジョーカーの正義感や信仰
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.3

関西多めでちょっと着いていけなくて途中寝てしまいましたが、大阪と京都と兵庫のあの関係性の誇張はおもしろい!キャストはかなり豪華でストーリーの中にその俳優の現実世界のリアルも無理やり埋め込んだりする茶番>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

3.7

サントラ欲しいくらい音楽が良かった。
ホラー映画におけるBGMってめちゃくちゃ大事ですよね。

建物の内装なんかも見惚れてしまうような不気味さがあった。

コウモリが出てくる場面、スージーがコウモリに
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.5

ジョーカー面白かったし敬遠してたバッドマンシリーズでも観てみようかなって思って鑑賞。


単体ではいいけどこの感じだと三部作観切るモチベーション保つのきつそう、、、ちょっと飽きそう

これを言ったら元
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.8

ベトナムの色と香りが好きです。熱帯植物、建物、街、食べ物、朝昼夜、、、


生活を覗いてるかのようなアングルと不協和音のようなBGMがどこかハラハラするようで惹きつけられた。

片桐はいり4倍速(2009年製作の映画)

3.5

片桐はいりを補充したい方にオススメです!

(↑そんな奴いるのか!)

(↑レビュー数観てわかる通り結構いらっしゃる)

全て含めておかしい。笑

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

ジョーダンピールの作品の中では今までと違う方向に舵を取った挑戦というか、自分には少し合わなくて恐怖としてはちょっと寄り添えなかった。

アメリカではUFOってSFとして以外でももうちょっと寄り添いやす
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

是枝監督らしい作品です。
これといって意外性は特にないけど、シリアスな現状と複雑な愛情やエゴ、まぁこういった世界線も社会にはあるわなぁと、拝見させていただきました的な感じです。

あと韓流映画に出てく
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

映像が綺麗〜!
子供の頃みたいに何も考えずにゲームに没頭してみたくなった。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

2.9

殺し屋として繊細な美学をかっこよくナレートしてるけど実際の仕事ぶりがその美学に全然ついていけてなさすぎて「いや雑だなっ」って笑いそうになるとこ多かった。

あと作品としてティルダさんの無駄遣い。
もっ
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Saltburn(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

なかなか俳優人が良くて引き込まれたし、それっぽく作り込んだ感じするけど、見終わったときにはちょっと浅く感じた。

オリバーの狂人具合に期待を膨らませすぎた分、裸で屋敷を踊りまわるラストシーンの演出でわ
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

5.0

傑作。
とても悲しい気持ちになるけど。

不運の連続、報われた先に待ち伏せする選択肢。

ウェンディ、、
これからどうやってお金をつくるのだろう。それとももう帰ってはこないのだろうか。

そもそもどう
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.5

静かな演出だけど両者のうちなる叫び声が聞こえる気がする。

堅実に生きていることへの安心感のような不足感。

好き勝手に生きてきたことへの優越感に見立てた敗北感。

誰しも常に、これまでの生き方を背負
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(2023年製作の映画)

4.5

かなり見応えありました!

やはり北野映画には好きな俳優が多いし、キャラの豊富さや演出、独自の解釈もエンターテイメント性に溢れていて面白かったです。

ですが、、、今作やアウトレイジシリーズのような派
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.5

テレビ画面の向こうの遠い世界で起きている歴史的な戦争と、町工場で働く少女が淡々と起こす過激な行動とのコントラスト。

映画ならではだけど、こういう刹那的な生き方をする主人公に憧れます。

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

関係ないけど弁当屋さんの生姜焼き弁当の生姜焼きの下敷きになってる、タレと肉汁でヒタヒタのスパゲティーの存在を支持します!

運び屋(2018年製作の映画)

3.8

薬も銃もお金も凄い力を持っているけど生き方ひとつで陳腐なものになりうる。そういうことに気付かせてくれるのは身近に居てくれる人ですね。

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

5.0

一試合一試合に映画のようなストーリーがあり、とてつもなく素晴らしい大会だったわけだからその裏側はものすごく気になっていました。

まず栗山監督。素晴らしいですね、、、
ついていきたくなる人ってこうだな
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ミックステープ 伝えられずにいたこと(2021年製作の映画)

3.5

自分は小さい子供の頃に親が車でブルハーツ流してたときの感覚が今では説明しずらいんだけど、どこか遠い外国の人が歌ってるものだとずっと思い込んでたんだよね、、、しっかりと日本語なのに。
想像の中では歌って
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

漫画何回も読んだから試合結果知ってるのになんでこんなに緊張するんだろって思った笑

元々のストーリーと絵に、動きと音の力が一切邪魔をすることなく加わりパワーアップしたものを観れた感、、、迫力満点でした
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

5.0

「菊次郎の夏」「あの夏の日~とんでろじいちゃん」に続き、これは今後夏に一度は観たい映画にランクインしました。

小さい頃のかんかん照りで蒸し暑い気候、蝉の鳴き声、その中でのちょっと特別で不思議な体験や
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

ブラピがいる事だけでB級を回避してる気がする笑

突っ込みどころ多い映画でもブラピがかっこよくなかったことなど一度もない。

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