蟹倶楽部さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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とんび(2022年製作の映画)

4.5

ストレートに泣いた。

今日まで生きてこれたことと明日も生きていけることをハッピーに思える映画だった!

今までの阿部寛さんの中で一番好きかもだし、他の役者さんも素晴らしい。

北村匠海さんは「猫」の
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

三部作ものは第三部が一番微妙説!笑

悪くなかったんだけど1,2が良過ぎて!笑

アンテベラム(2020年製作の映画)

4.5

たしかにゲッドアウトやアスに見られる独特な気持ち悪さを感じました。

その上ああいったミスリードにコロっと遊ばれたりでシャマラン感もありましたね。

でもこの映画が他のミステリーと少し違ったのは最後少
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こっぴどい猫(2012年製作の映画)

4.5

今泉監督長めのワンカットの会話シーンってどの作品も引き込まれる。

この作品では小さいコマが合致していき凄い大爆発が起きるんだけど、テーマとしては宇宙で戦争してるわけでもなく、歴史上決定的瞬間を描写し
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.5

しいちゃんのキャラというかそれに伴う永野さんの演技が個人的にちょいと苦手だった。無理してる感がすごいというか、、、

記憶に残りそうなシーンや台詞はいくつかあったものの、一本の映画としては見応えのない
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

ドロドロしたストーリーを想像していたけど、結果的に少し心温まるものだった。

ガチのお金持ちって庶民が思ってる以上に世の中を生き辛いのかもしれませんね。お金で解決できる部分は沢山あるけど、決して下げら
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プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

4.0

挿入歌全部いいねだった。

酔って涙を浮かべつつおじんおばんがのBob Dylanを歌う宴は最高だった。

全体的なストーリーというよりはとてもシーンひとつひとつが印象的な感じでした。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

登場人物少ないのもあるけど、二人のいろんな表情がすごい焼き付いています。

咄嗟に振り返る愛、決して振り返らない愛。

星の子(2020年製作の映画)

4.0

普通に友達が居たり普通に恋をしたり、普通の高校生。
ただ家族で宗教団体に所属していることで生じる世間との摩擦。
社会を知ってく中で誰にでもある心の変化、それに加えた「自分は宗教二世である」ということへ
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

安藤サクラさんを十分に堪能。

足立区あたりで全く同じストーリーが存在しそう。

アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

シリアスな事態のなかこう言っていいのかわからないけどユニークな大作戦。
実話に基づいてる話みたいです。

最後の最後までハラハラしながら観れました。

そしてヒーロー的なCIAとかの特殊捜査官男性の妻
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武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

4.5

これまでなんとなく観ないできたけど、
この作品のキムタクは凄くいいですね。
序盤の「良薬は口に苦し、か」という言葉を発したときの「表情」「瞳」に、これから訪れる出来事への不安というか、それに伴う悲しい
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.8

大林監督のワールド全開ですから、マジで訳わかんないんですけど、いい感じな訳のわかんなさなんですよね〜。
昼にうたた寝しながら見た夢みたいな。

そしてこの女子学生たちのキャラクターが団体として凄いよか
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.5

この作品でみんなが虜になってる二人の所謂「不毛な会話」に自分も魅了されました。

二人ともそれぞれが「正義感」「嫌悪感」などを違う形で持っていて、違った若さがあって違った優しさがあって、、、
それがす
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.3

序盤はB級感も匂わせつつ、あれ?こいつが主役か?って存在が瞬時に変わってく感じは面白かった。

展開が固まってきてからのアクションやトークシーンなどは、キレ味のガタ落ちしたタランティーノ映画とでも言い
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.9

予想以上に疾走感のある作品でした。

登場人物でローズマリーさんが一番好き笑

東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

3.8

「四谷怪談」「お岩さん」「うらめしや〜」
このワードは昔っからよく聞いたことあったけど、そういえばどういう話なのかは知らなかったなと、鑑賞。


お岩さんただでさえ弱ってるのに可哀想すぎて、普通に心痛
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呪詛(2022年製作の映画)

3.3

ホラー映画オタじゃないけど、観る時に少なからずなんかトラウマが残ってほしいとか、観たことで自分によからぬ何かが起きてほしいみたいななんとも言えない期待がありまして、、(もはや映画変態)
今日は敢えてギ
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

時間が早く流れる物語とだけあってストーリー展開もスピーディーでだれることなく、かといって置いてかれることもなくいいテンポ感覚で最後まで見れました。

しかしホラー要素がもう少し強めに欲しかったかな。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

いい意味で温度の変化が少なく、名もなき感情を漂わせる文学的な映画。

赤いサーブが品川でも世田谷でもなくて、多摩ナンバーってのがいいよね。
あと広島の風景って尾道や原爆ドームらへんのイメージが強かった
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.5

「街の上で」を観てよかった監督や役者さん達を通じてきた作品です。

こっちのがやや重たく苦しい感じなんだけど、テルコがメンヘラじゃないってとこがこの映画の肝よな〜。
「だって死んだらマモちゃんに会えな
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.0

久しぶりに豪快アクションって感じのを観たけど、戦闘シーンもさることながらアムスの街中での車、バイク、ボート、ヘリでの演出は最高にかっこよかったな。

基本的に敵役だとめちゃくちゃ厄介な奴で仲間役だと超
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ファーザー(2020年製作の映画)

5.0

100分以内でとても内容の濃い映画でした。

伏線だったりミスリードなどの技法が秀逸なのでサスペンスとも取れるような。それでいて『メインは認知症患者の見た側からの設定だから、いくらでも無理をきかせられ
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

1.5

久しぶりにすいませんね、、、
いいですか?

クッソつまんなかった!

30分くらいで画面ぶっ消してTVを窓から投げ捨てようかと思ったけどなんとか完走した。

あの二人のキャラとか相性、、、
狙ってる
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.0

ストーリーは特別面白くもなかったけど、強盗前夜にジョー達が語りながら観てるテレビ画面の中の映像が一瞬映って、それが俺の大好きな強盗映画「狼たちの午後」だったとこはニヤけたり、スーパーで練習万引きんとき>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.8

中学生の頃こんな事件があったことを思い出しました。
あの頃は想像の中に万引きをした学生とそれを追いかけた店長の存在しか浮かばなかったけど、実際にはこの映画のようにたくさんの人が苦しんでいたのだと思う。
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.0

このおじいさんと同じようなテーブルクロスを敷いて同じような暮らしをしています笑

作中の序盤のお爺さんの暮らしはどこか寂しそうに映りますが、最後は同じ食事でも少し幸せそうでした。おじいさんの内側に蘇っ
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.5

ジオラマの庭を作りたくなる。
子供の頃から茂みや樹木の根元なんかにちょっとした小さい世界の家や村とかをイメージすることはあるけど、実際に小人が存在するイメージはなんか冷めちゃう感じがしてあんまり進まな
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EVA エヴァ(2011年製作の映画)

3.8

悲しくていい映画だった。
ロボット物語故の悲しみ表現って昔からベタな領域があるけど、今作はエクスマキナ的なちょい怖な路線もチラつきつつ、恋人関係、兄弟関係、親子関係の謎めきもありつつで散らしてくれたし
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

3.5

重たい韓国映画を求めて観たのだが、思ってたんとちゃう〜、、、

実話系なね、サスペンスというよりなんだ、うーん。
重たい映画を求めてたことに罪悪感さえ覚えてしまいました。

こういうことがあったんだか
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.5

いずれ観ることは確実だろうと思いつつ後回しになってた映画ですが、ようやく鑑賞!

雰囲気を楽しむことがメインな映画という感じだけど、兄だったり仲間とのやりとりもわりと繊細に描かれていた。サンバーンが一
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オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.0

今回もラストで魅せてくれました。

2作目に続いていろんな感想があるけど、

映画における挿入曲の影響力は凄いなというのが自分の感想です。
セリフやアクションで明確な答えが得られなくてもそのとき流れ出
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お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.5

女子会旅行で、「ねぇ、何かしましょう!」ってなって「そうだわっ!」て感じでただみんなで歌を歌い出すのってとても素敵な時代だわ、、、

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.5

友だちのうちはどこ?に続くシリーズ第二作。

最後の坂道の見解が皆それぞれでレビューを見てて面白い。


一度車を降りて少しの間何を考えたのかな、、
例の少年のこと、通行人のおじさんのこと、息子のこと
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街の上で(2019年製作の映画)

4.5

下北の雰囲気が緩くて、キャラクターの相関図もおもしろく、わかりやすくてストーリー的にもよかった。

主要キャラだけでなく脇役も含めて登場人物達が皆秀逸過ぎた。
古着カップルや警察官、カフェで語ってる若
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