RD09Bさんの映画レビュー・感想・評価

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.6

理解出来ず。理解出来たとしても面白みを感じることが出来るとも思えない。期待して観ただけに残念。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

タイトルとポスタービジュアルで興味を持って観に行ってしまったので、販売企画チームの戦略勝ちのような気がする。と思って原題を調べるとAnatomy of a Fallなので邦題は原題を直訳しただけだった>>続きを読む

フィデリオ、あるいはアリスのオデッセイ/欲望の航路(2014年製作の映画)

4.1

ジャケットの女性のルックスと作品のタイトルとあらすじが完璧。と大きな声では言いづらいのは分かるけれども、U-NEXTの評価が5点評価で2点しか無いのは疑問しかない。世間一般よりは船の世界を知っているで>>続きを読む

ともしび(2017年製作の映画)

3.2

あかん。レビューを考えているうちに内容を忘れてしまった。ランプリングさんが奇声を上げているシーンと、また脱いだ!ってところといきなり鯨!ってところしか覚えてない。オゾン監督とランプリングさんの「まぼろ>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

自分を律して鍛錬を重ねる主人公は海辺のカフカのカフカ少年が大人になったよう。聴く音楽のセンスもひょっとしたら似ているのかも知れない。その日常の描写がこの作品の良さになっていると思うけれども、今まで何作>>続きを読む

日の名残り(1993年製作の映画)

4.1

原作を最近読んでいて、その答え合わせ的な感じで鑑賞。原作のときには元同僚ケントンへの恋心的なものは読み取れなかったのは自分の読解力不足なのか映画化で加えられた設定なのか。しかし原作で感じた執事たるもの>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.2

感激。黒澤明の原作をここまで忠実に再現してくれたことに。ちょうどこの作品を観た日にイシグロカズオの小説、日の名残りを読み終わっていたのは不思議な縁。単行本の後書を書いているのが村上春樹で、彼の作品に感>>続きを読む

真夏の夜のジャズ(1959年製作の映画)

3.9

まあ、良いですよね。けど、ホントはもっともっと良かったんじゃないの?アメリカ最大級の夏フェスという謳い文句からは少し肩透かしな気もしないでもない。

都市とモードのビデオノート(1989年製作の映画)

4.0

ヴィムヴェンダースが日本人のデザイナーさんを素材に作品を作ってくれていると言うのが嬉しい。この手の映画は割と好きで、ヴィヴィアンウェストウッドが主題の映画の方が映画としては面白かった印象だけども、欲し>>続きを読む

失われた週末(1945年製作の映画)

3.6

エンディングなどはビリーワイルダー監督ならではの味付けだけども、やはりアル中患者の苦悩を描いている中盤あたりは見ていて痛い。どうしてこのような作品を作ったのか?の種明かしが欲しい。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.7

正直、そこまでの良さというのは分からなく残念。小津さんはもう少し観てみるか。

山女(2022年製作の映画)

3.9

福田村事件と同様に日本人のムラ社会思考にはホントうんざりする一本。救いは山男が格好良く描かれているところかな。永瀬正敏の演技は凄まじいの一言。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.1

日本社会あるある。こうはならないように気をつけましょうと悪い例として残って行くべき良作。自分の周りの話をすれば、最近町内の小学と中学の子ども会を合体させようかどうかと言う話し合いが行われたその話し合い>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

NHKプロフェッショナルの宮崎駿の回を観てようやく観に行く決意を得た。観た後の感想としては、物凄いエネルギーを使って宮崎駿監督の限界を描き切った傑作と言うところか?観に行くべき一作であったのは間違いな>>続きを読む

現金に手を出すな(1954年製作の映画)

3.8

ジャックベッケル監督は穴が良かったからなあ。この作品はそこまでこの監督の面白さが出ていたのかな?似たようなタイトル(和題)で比べるとキューブリックの現金に体を張れの方が良いかなぁー。

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.2

逗子のcinema amigoにて鑑賞。まあ、普通って言えば普通のこういう人生の後半を過ごしたい方々に支持されているのであろう。自分はと言うと憧れてはいない。憧れてはいなくて、自分も負けてないぞとただ>>続きを読む

ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

4.2

この手のとんがった人のノンフィクションは好き。映画に含めるべきかを少し迷うけども、観れば刺激を貰って自分もそうなりたいって思えるし、貰った刺激を今後も繰り返し自分に与えたいが故にDVDをすぐに購入して>>続きを読む

愛人 ラマン/恋人・ラマン(1992年製作の映画)

4.1

どんな映画だったっけ?と思い30年ぶりくらいに鑑賞。しかしそれから一ヶ月経ってレビューを書こうとしても、夏の暑いベトナムの昼間にセックスするシーンの印象が強く残り過ぎていて、後半はどういうストーリーだ>>続きを読む

野良犬(1949年製作の映画)

3.4

今まで黒澤作品はDVDで観ていて、いざ配信で観ようとするとやはり日本語字幕を出せないのがかなりストレス。DVDもしくはブルーレイの作品集を買えと言うことなのかなぁ?

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.7

ジャケットおしゃれっすよね、この映画。それで観ちゃった感じ。ニット帽を被った女の人が好みなだけかも?と思うけど。

この手の映画ではケイト・ハドソンが主演の作品の方が好きだったかなー。って言うか、この
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

正直そんなに良さは分からなかった。しかし他の人のレビューを見るとケイトブランジェットの演技の評価が高いな。改めて演技が上手いって言うのがなんなのか?を考えさせられる。ストーリーが澱みなく理解できて、演>>続きを読む

Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

4.2

俺は坂本龍一を知識人としてずっと憧れていたのだなぁと彼が亡き後に本やら映像を観直しながらそう思う。このDVDも欲しいな。

情事(1960年製作の映画)

3.1

一度観て、レビューを書こうとしたときには感想をすでに忘れていてもう一度観直すということをした作品。男がなんだかんだで次々別の女性に心移りしていくという作品ってことで良かったか?だとすると特にそれ以上の>>続きを読む

NO SMOKING(2019年製作の映画)

4.1

坂本さんのcodaに続いての鑑賞。細野さんの伝記的な本も読んだけれども、細野さんがステップ踏んでるところだとか、手で指をスポスポするヤツとか、煙草吸ってるところとかを観れるってところが良いな。やっと細>>続きを読む

天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

4.1

観終わってすぐにAmazonでDVDを2枚購入。1枚は自分用でもう一枚は人にあげるプレゼント用。観ながら自分の頭の中のスイッチが入っていく感じが堪らない。

セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

4.4

めっちゃ面白かった。観終わってすぐにDVDをAmazonで購入。これを26歳で作っちゃうソダーバーグ監督、すごいな。ソダーバーグ監督と言えばエリンブロコビッチとオーシャンズ11を思い出すけど、面白かっ>>続きを読む

深夜の告白(1944年製作の映画)

3.5

うーん。自分の見方が良くなかったのかな。ビリーワイルダー監督作品なのにそれほどの作品には思えなかった。「アパートの鍵貸します」「お熱いのがお好き」「情婦」の3作が著名で自分が今まで観た作品として覚えて>>続きを読む

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

3.8

大体のところでDVDのジャケットから期待した通りの映画。逆に期待した以上の何かは無い。ひょっとしたら事故っちゃわないよね?とヒヤヒヤが少し。人生なんてこんな感じだよねと言うリアリティは感じる。上手く行>>続きを読む

欲望(1966年製作の映画)

1.7

3〜4回見たけど、良く分からん。結局なんなの?最初のカメラのシューティングシーンとかは良いけど一応映画として理解できるところまで持って行って欲しい。作品として定着させる技術が無いのを良く分からん題名で>>続きを読む

イヴの総て(1950年製作の映画)

3.9

全然面白いと思えなかったが、皆さんのレビューに高評価が多く、それから3〜4回も見直した。言われてみれば確かに平家物語のようにのし上がっては消えて行く女の栄枯盛衰が、そのお手本となる作品となるべくが如く>>続きを読む

オーシャンと十一人の仲間(1960年製作の映画)

3.4

言うまでもなく、ソダーバーグ監督のリメイク版の原作ということでのレンタル。大枠はリメイク版も一緒だけども、ほぼ全然違う。オリジナルは今はちょっと物足りないよね?と言うのではなく、よくリメイクしてくれた>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

4.5

凄まじい脚本だった。芥川龍之介+黒澤明というタッグの凄まじさ。三船敏郎もキレッキレだし、京マチ子も恐ろしいほど。字幕が無くてセリフを聞き逃さないように集中して観たということもあったかも知れない。こんな>>続きを読む

ジュリエット・ビノシュ in ラヴァーズ・ダイアリー(2011年製作の映画)

3.6

まあ、たいした作品ではないのであろうと思いつつも高円寺のドラマの閉店セールで200円で売っていたので購入して鑑賞。どこかで配信しているようにも思えないし借りてこようと思ってもなかなか見つからなそうなの>>続きを読む

サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.9

前回観たのは4年くらい前。前職を不本意な形で辞めたあとで自分の痛いところに触れられるような思いをしながら観た記憶。今この作品を観ると、よくもマリオン・コティアールがこんな地味な役でほぼノーメイクな感じ>>続きを読む

酔いどれ天使(1948年製作の映画)

4.0

今まで観た黒澤明作品の中では少し完成度が落ちるかなと思って他の人のレビューを見るともう一度観たくなった。あれ?あのヤクザは三船敏郎だったの?後年の用心棒とかのイメージはまだ無かったから分からなかったよ>>続きを読む

存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

3.9

ビノシュが若くて丸っこくて新鮮。この小説は読んだことがあって、そうかこういう話だったのかと思いながら鑑賞。観てから10日以上経ってるので、他の人のレビューを読みながら思い起こすともう一度観たくなるよう>>続きを読む

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