カワサキさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

カワサキ

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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.2

一体どんなビジョンがあったらこんな物語が書けるんだ(笑)。
なんかもう入り乱れまくってます。
この前作にあたる"シャイニング"以前の、あの「いわゆるキューブリック」な演出はかなり薄らいでいて、それがま
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

4.4

すごく良かったです。
一切の無駄がない気持ち良さ。
変に観客を煽るわけでなく、本当に「必要なもの」だけで出来ている感じがしました。
だからストーリーも映像も音楽も、余計なものがまったくない、洗練されて
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.2

かわいい男の子が体験する、ひと夏のキラキラした思い出…的な話かと思ったら、めちゃめちゃビターな話だった(笑)。
でもすごく良かったです。
どこにでもありそうな話…だからこその切なさが、ジーンと沁みます
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サクリファイス(1986年製作の映画)

4.3

はじめてタルコフスキー監督の作品を観ました。
映像がスゴいです。鮮烈。綺麗。こんな映像が作れるんだ…という衝撃。
撮り方もスゴい。切り取り方のセンス。
それにしても…ものすごく美しい「つくりもの」なん
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.1

久々の鑑賞。
やっぱり楽しかった!
2時間まったくダレない展開、キャラクターがもれなく魅力的、ひとつひとつのエピソード(腕時計の話とか)が洒落てる、素晴らしかったです。
痛快な娯楽作ながら、ちょっと切
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屋根裏の散歩者(1992年製作の映画)

4.3

実相寺監督の作品は円谷プロのものしか観たことがなく、今回はじめて劇場映画を観ることが出来ました。
スゴかったです!
とにかく演出センスがヤバい。
登場人物たちの狂気サイド(この映画にまともな人は一人も
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.7

謎のビデオテープ、ミステリーマン、爆発する小屋、唐突に訪れるフラッシュバック…一つ一つのアイテム、イメージ、演出がいちいちカッコいいです。
発想力がスゴすぎる。
あと、DVDはリストア版を強くオススメ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.7

久しぶりに観ました。
素晴らしかったです!

人の心を醜く歪ませる「集団」の心理。
日本人だの中尉だの、何の価値もない「身分」や「地位」に必死で意味をくっつけて、そこに身を預けようする人間たち。
そう
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

4.3

久しぶりに観ました。
良かったです。めっちゃ森田芳光。
苦手な人もいるのかもしれないけど、好きな人にはたまらないと思います。
演出は確かに奇抜、でもそれでいて本当に切なくて哀しくて、素晴らしいです。
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.2

久しぶりに観ました。
面白かったです!
実話を基にした…ということで、生々しく淡々としたドキュメンタリーチックなところもありつつ、それでいて「ここ!」というシーンは流石、ドラマチックに華麗に魅せる、そ
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.8

久々の鑑賞。
3時間、あっという間でした。
大胆な演出は割と控えめ、その分「ここ!」というシーン(基本的には人が死ぬシーン)でデ・パルマ監督の圧倒的な演出力が炸裂していた印象です。
そしてなんといって
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.9

素晴らしいです!
ナチュラルな色調が好き。
キャラクターも好き。
西部劇の美しさを感じさせる、メリハリが効いた無駄のない演出も素晴らしいです。
とにかく、すごくいいアメリカ映画を観た!っていう余韻。
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ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

3.5

とにかくマーロン・ブランド。
"ゴッドファーザー"の次に出演した作品がコレなのです。
円熟期に突入したこの頃のブランド、もう全身から哀愁あふれ出てます。
いちいち渋い、超カッコいいです。
"狼たちの午
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

3.9

久々の鑑賞。
前半のバカ騒ぎするところ好きです。
斜に構えることなく、誠実にはしゃぎ回るあの感じ。現実の残酷さと対峙しなきゃいけなくなる、逃げ場のない感じ。若いって感じ。
テンションが上がっていくなか
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インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

4.7

久しぶりの鑑賞。
もしも、誰かによって作られた「存在」に本当の心が宿っているとしたら?
創作について考えたことのある人、あるいは自分で創作をした経験のある人なら、一度は考えたことのあることだと思います
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ゾディアック(2006年製作の映画)

4.9

久しぶりの鑑賞。
実際の未解決事件に基づき、まるでドキュメンタリーのように淡々と物語が進んでいきます。
主役はまさに「ゾディアック事件」で、あとのすべて(犯人さえも)はただの脇役。
すなわち、大袈裟な
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グッバイガール(1977年製作の映画)

4.5

久しぶりの鑑賞。
とにかく脚本が素晴らしいです。
散りばめられたギャグも良いですが、
個々のキャラクターやエピソードの
描き方が本当に繊細で見事です。
書き手が見せたいドラマを見せる、ただそれだけのた
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ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

4.7

2回目の鑑賞。
最高でした…素晴らしいです。
久しぶりに観ましたが、ここまでスゴい映画だったとは…。
まずストーリーの構成がスゴいです。
そんなに奇抜な話でもないのに、
観る者をここまで惹きつける語り
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

4.0

あんまり期待してなかったんだけど…
面白かったです!
なかなか読めない展開に引き込まれ、
映像や演出も面白かったです。
ティム・ロビンスの演技も良い!
作品全体のテーマもツボです。
「悪魔も天使になる
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スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

3.0

コンパクトな作品です。
綺麗にまとまっています。

スウィート・ノベンバー(2001年製作の映画)

3.0

前半はちょっと強引…?
後半以降は楽しめました。
エンヤの「ONLY TIME」
主題歌かと思ってました。
違った。挿入歌だった。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.6

素晴らしい!
ずっと楽しい、でも切ない、まさに「笑えて泣ける」な最高のエンターテイメント。
生と死の狭間…天国のドアを叩きながらも這いつくばる2人の姿。特にマーティンが「願いを叶える」シーンはもう…大
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マグノリア(1999年製作の映画)

4.0

スゴい。
9人の主人公ってのが驚愕ですけど、
見せ方が見事に整理されていて、
スルスル観れる。さらに面白い。
3時間、緊迫感を保ったまま
一度もダレないのがスゴいです。
キャストも素晴らしいです。
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セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

4.0

作品全体を包み込む
何とも言えない緊迫感は素晴らしいです。
もっと展開に凝りがあれば良いのだけど…。

アシュラ(2016年製作の映画)

4.7

最高に面白かった!
2時間ガッツリ楽しめました。
強烈なキャラクターも最高です。
キレキレでドロドロですけど、
完璧なエンターテイメントとして
まとめられているのがカッコいいです。
ラストまで素晴らし
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.6

構成が最高に面白いです。
徐々に変わっていく立場、先の読めない展開…
不安定な世界観が良いです。
それでも観やすくまとまってるのがスゴい。
コメディもシリアスもキマってました。
ブルース・ウィルス格好
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.6

果てしなく深読みできるプロット。
恐るべき緻密さ、精巧さです。
映像センスもやっぱり素敵。
ナオミ・ワッツが凄い。