Kenzieさんの映画レビュー・感想・評価

Kenzie

Kenzie

怪物(2023年製作の映画)

4.4

重たいテーマだったが、噛みごたえのある内容で、観てよかった。
終盤の、音楽室での校長先生の言葉が心に刺さった。

RRR(2022年製作の映画)

4.6

一度にインドカリー全種食べたような満足度。これぞ総合エンターテインメント。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

口は災いの元。百聞は一見に如かず。
現代に生きる人もこのテーマの例外ではない。
論理的思考ができない"ただ声の大きい人"や真偽が明らかでない他人のコメントを自分の頭で考えることなく"拡散する人"がSN
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.9

家族愛かオイルマネーか、その狭間で揺れ動く主人公の心情がよく描写されていたと思う。金は人を狂わすね。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

最後のシーン、みんながゴジラに敬礼しているところに、日本人の精神が詰まっててグッときた

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

主人公に全然共感できなかった。高級ホテルデートよりフジロックのほうが断然楽しいだろ。Basement Jaxx好きの総務部の先輩が良い味出してた。
ちなみに、主人公が行こうとしていたフジロック2014
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.8

ベタだけど面白い。
google本社が舞台ってだけでもう見ててわくわくする。
この映画のおっさんたちのように、異なるバックボーンを持った人が活躍できるなら、多くの企業が多様性を求めるのも理解できるけど
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マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション(2015年製作の映画)

4.2

2020年の最後に劇場で鑑賞。
ド迫力の映像と最高の音響で観るデスロードは至高。
オリジナル版でさえ充分楽しめるが、白黒にすることで重厚感が何倍にも増し、かなり硬派で男臭い感じになる。
この圧倒的ヘヴ
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

3.7

前作までの流れとは裏腹に、今作では一気にシリアスな感じになる。
3部作の〆に相応しいクライマックスといった感じ。

これで、3部作を観終わったが、面白かった順に並べるなら、
2作目、3作目、1作目
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.8

3部作の中でいちばん面白い。
アクションシーンもブラックジョークもドラマの展開も、この作品がいちばん良い。
カサビアンの音楽に合わせて例の車走らせるシーン最高。

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.5

冒頭のオフスプリングの音楽がいちばん盛り上がる。
いろいろと冗長な感じで、全体的に退屈。
でも、次の作品は結構面白いので、この作品で終わりにしないで是非観てほしい。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

この作品の上映が始まった時は、「映画館混むし嫌だなあ」という”そっち側”の人間だった私だが、2、3日前に軽い気持ちでアマプラの動画を観始めたら、まんまとドハマリしてしまい、26話イッキ見からの劇場版鑑>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.6

ネット著名人に批評されて人生ズタズタ、って、この前の広島の餃子屋とホ○エモンの一件みたいだな...。
どん底に落ちてから成功するまでが単調すぎて(何の工夫もなかったので)退屈だった。

あさひなぐ(2017年製作の映画)

3.8

ストーリーが単純明快で、ザ王道なスポ根映画なのでかなり見やすい。
難しいこと考えたくない時にポテチ食べながら観るのにちょうどいい。
キャストの多くが乃木坂メンバーなので、乃木坂知らない人には退屈なのか
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.1

3時間胸糞地獄と聞いていたが、実際はそんなに「観れない」ものではない。
むしろ、主人公がコンタクトする登場人物ごとにチャプターが分かれているので、サクサクと観れてしまう。
ただ、油断するのは早い。
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リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ(2019年製作の映画)

3.7

リアムの人間臭い部分が全面に出た作品だった。
かつて憧れていたスーパーマンがすっかり衰えてしまった寂しさも感じたし、その一方で、まだまだ音楽への情熱の火を灯し続けていて嬉しくも感じた。
曲作りの難しさ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.4

胸をえぐられるような作品だった。
涙ぽろぽろ、マスクの下は鼻水たらたら(マスクあって助かった)。
つくづく、この社会はマイノリティにとって生きづらいようにできてるなあと感じる。
そんなマイノリティたち
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.6

半年ぶりに劇場で鑑賞。
超難解と聞いていたので、鑑賞前にあらすじを読んだり、解説サイトをチラ見したりしたものの、やはり理解できず。
物理学を専攻していれば理解できるとか、そういう問題ではない気がする.
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.7

ゆっくりと時が流れるような作品だった。
日本人の少女の話がとても印象的で、この作品の肝となっている。
この作品の主人公に限らず、年老いてから信心深くなる人は結構多い。
やはり人は最終的に宗教に心の救い
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.8

予想以上に面白かった。
変な夢を見ているかのような気分。
かといって、後味悪いかと言われると、むしろ逆。
ここまでアイディア勝負で映画作れるって、なんかいいね。

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