おちえさんの映画レビュー・感想・評価

おちえ

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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

ポップなグロ要素満載のブラックコメディ。本当に軽い内容だけど結局見ていて楽しいのはこういう映画なのかもしれない……

女神の継承(2021年製作の映画)

3.1

犬が死ぬので犬好きの方は観ない方が良。あと、「やってはいけないと言われていたことをやってしまう→破滅」みたいな流れのホラーが苦手な人も観ない方が良。
ここまで救いがないとは……
モキュメンタリー仕立て
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

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タイトル的にも物語の主題的にもこれは「飲み込む」映画なんだなあと思いながら観ていたけど、終盤になるにつれてひょっとして「排泄する」映画なんじゃないか??という気がしてきた。とても丁寧な作品だなと感じて>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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面白かった〜〜1時間半とは思えない満足感。こういうパワー系ホラーはなんぼあってもいいですからね

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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異形とのロマンスというファンタジーにクラシカルな演出や音楽で挑んでいるのが刺さる。主人公の家の雰囲気がとても好き。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.2

パーカー大佐に着目したエルヴィスの人生がすごく面白いけどちょっと長い……
前半のゴテゴテな演出で後半ちょっと息が持たなくなってる感じがしてしまった

あなたは私の誇り(2008年製作の映画)

4.0

アメリカの劇場だとみんな爆笑しながら観るらしい。うそだろ……

オー、ウィリー(2012年製作の映画)

3.3

内面が描かれないストーリーの中で、フェルトのふわふわ感、風にそよく髪、光で照らされる顔、表面の描写がすごい。

ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

3.6

展開はかなり読めてしまうけれど面白かった。食事シーンの美しさと、美青年は美味しく沢山食べる一方美しくない(とされる)少女は我慢して食べないという対立には注目すべきものがある。
主人公がペンダントに触れ
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巴里の屋根の下(1930年製作の映画)

3.9

ヒロインにそこまで魅力を感じられなかったがフランス映画の元祖であり観るべき映画の一つだと思った。
ルネクレールはシネマから入ったが、シネマでサティと完成させたような繰り返しの妙がクライマックスシーンの
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リング(1998年製作の映画)

4.0

角川シネマコレクションで見れたから再履修。不朽の名作だな〜呪いのビデオ見るといつも感動する。

カサブランカ(1942年製作の映画)

4.5

イングリッド・バーグマンが美しすぎて顔出てくるたびに泣ける

プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.0

第48層(最初)で一緒になったおじいちゃんが「穴」に入ることになった理由が突き刺さりすぎてそこから一気見。テレビとか広告とか見てると馬鹿にされてるなぁと思うよ。
この設定でこのパンチの強さならもっと物
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

刺さるホラー💕思っていたよりも最悪の展開になって最高。
ミッドサマーでも思ったけど、死別の悲しみがリアルなのが好き。おそらく宗教的要素が入り込んできても違和感がないのは、そのせいだと思う。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

アイスランドの雄大な景色が映像の青みがかった質感と相まって美しい。ひんやりした空気まで伝わってくるよう。家の内装にもこだわりを感じる。
アダにしろ叔父にしろ、登場人物がぬるっと出てきてぬるっとストーリ
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テリファー(2016年製作の映画)

1.9

脂ギトギトのハンバーガーとフライドポテトみたいな、ずっと食べれない疲れるグロ。

反撥(1964年製作の映画)

4.2

音楽が素晴らしい。
どんどんおかしくなっていくのを目で表現するカトリーヌ・ドヌーヴが圧巻。狂ってても綺麗だな……

悪の教典(2012年製作の映画)

3.0

三池崇史がかなり好きかもしれないという気持ちとしょうもない映画だな…と思う気持ちとが葛藤している

オーディション(2000年製作の映画)

4.3

睡眠薬で眠らされてからの場面が飛びまくるシーンがとても好き。
クライマックスまでの間にもちょいちょい会話の間に「今カット飛んだ?」となる箇所があるのが演出としてとても不気味で素敵。(最終的にはそれが若
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私はゴースト(2012年製作の映画)

4.6

ループ系の恐怖はこの作品で洗礼を受けたと言っても過言ではない。構成もメッセージも映像として試みていることも何もかも素晴らしくて大好きな映画。

ミザリー(1990年製作の映画)

4.3

そのへんのホラーより全然怖い。キャシー・ベイツの演技力にただただ圧倒される。

アリス(1988年製作の映画)

3.5

アリスが可愛すぎるからか、オテサーネクが良すぎたからか、シュヴァンクマイエル独特の不快感を存分に味わえたかと言われるとそうではない印象だった。ただ、映像芸術として圧巻であることは間違いない。『不思議の>>続きを読む

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.9

冒頭シーンがやっぱり綺麗。都会の朝の空気感が温度まで伝わってくるよう。
あのデートシーンは「2人で少し悪いことをして笑い合う」という全ての恋愛表象のもはや古典になっている気がする。

(1963年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

『サイコ』を見た時、最後に割と論理的な殺人の理由が説明されたから、この映画でも最後には鳥が襲ってくる理由が明かされると思ってた。全然そんなことない。敢えてジャンルで分けるなら何映画というべきかわからな>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.4

アニメーションは言わずもがなとして、音響芸術がすごい。不穏で不気味で不快なのに、どこか懐かしい。童話をオマージュしたような話の筋が演出にも影響しているせいか。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

怖いのにシュールな面白さがあって不思議な感じ。

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

4.7

内田百閒の「サラサーテの盤」、「東京日記」を読んでから視聴したが、内田百閒の奇怪な世界をここまで美しく、グロテスクに映像化できるのかと惚れ惚れした。
清順美学にハマりそう。

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