AROOKさんの映画レビュー・感想・評価

AROOK

AROOK

映画(33)
ドラマ(0)
アニメ(0)

黒い家(1999年製作の映画)

3.0

「乳しゃぶれぇぇぇ!!」

サイコパス怖い! 西村雅彦と大竹しのぶのマジキチ演技は凄いな。
でもヤバすぎる事件性の割に登場人物に警戒心がなさすぎるのが、やきもき。特に刑事役の町田康! 腹たつわー。
>>続きを読む

ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀(1986年製作の映画)

2.5

いいエイガ、わるいエイガ、そんなのひとのかって。

かつて、まだ私が幼い頃。地上波でこれを観ているときに、父が唐突に語りかけてきたことを覚えている。
「もし、お父さんお母さんのもとに帰るか、それとも友
>>続きを読む

ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜(2010年製作の映画)

3.0

「これは実話なんですか? すべて事実だと?」
「いいえ、それ以上のもの……文学よ」

ドイツに、新しい文学が生まれた瞬間。
『若きウェルテルの悩み』の下敷きとなった事件を、(多分脚色を交えて)映画化し
>>続きを読む

美しき虜(1998年製作の映画)

2.5

最近ナチスがらみの映画を意識して観ている。この映画、一応はナチスの横暴さやユダヤ人迫害を描いているし、戦時下で映画を撮る困難さみたいなのが見えるのだが。
結局は半ば以上、おもしろ色キチ集団、外国で余計
>>続きを読む

トパーズ(1991年製作の映画)

1.5

退廃がテーマであるらしい。

本編が始まって唖然としてしまった。完全にヒッチコックの同名映画と勘違いしていたからである。ネット宅配レンタルの弊害である。文明による退廃の余波を、私も受けている。
先日『
>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.0

「天国で何が流行ってるか知ってるかい、みんなが海の話をするんだぜ」

笑えて、かっこよくて、しんみり来る。映画っていいな。

余命わずか。ひょいひょい強盗しながら、男たちは海を目指す。まだ見たことがな
>>続きを読む

だいじょうぶマイ・フレンド(1983年製作の映画)

2.0

各所のレビューで「村上龍を見る目が変わる」「14億円かけたオナニー」「ぜんぜんだいじょうぶじゃない」と話題の伝説的駄作。
制作会社どころかグループまで傾けたという「名前を言ってはいけないあの映画」。
>>続きを読む

聖衣(1953年製作の映画)

3.5

「あいみてののちの心にくらぶれば昔はものを思わざりけり」
百人一首にこういう歌がありまして、権中納言敦忠だったかな。
恋愛にせよ信仰にせよ、何かに巡り合うとき、人はそれまでと全く違う世界を発見するので
>>続きを読む

ある秘密(2007年製作の映画)

3.5

まだ噛み砕けてないけど。
現在がモノクロ映像で、過去がカラーなのは何故? それは、両親の心に、あるいは家族の歴史に寄り添うということ?
沈黙=モノクロということかしらん。
しかし美しい映像だなー。
>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.0

ハラハラドキドキ良いサスペンス。犯人のアグレッシブさに笑っちゃうけど。「神に戦いを挑むんだ!」

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.0

キャスト一覧を見てるだけでワクワクするね。
アントニオ・バンデラス好き。

レアエクスポーツ 〜囚われのサンタクロース〜(2010年製作の映画)

2.0

クライマックス、画面を埋め尽くす全裸のジジイたちは悪夢の一言!
フィンランド発サンタクロース映画。
雪山の村で起きた不可解な事件。トナカイの大量虐殺に子供の集団失踪。それらは全て、長い眠りから目覚めよ
>>続きを読む

エイリアンVSアバター(2011年製作の映画)

1.0

ひと口にクソ映画と言っても色々あり、頑張って作ったけど失敗したとか、流用を繰り返す量産品などあって、それはB級とかZ級とか、単に等級で測れるものではないんだと思う。
ただこの映画はあらゆる側面から観て
>>続きを読む

ビハインド・ザ・サン(2001年製作の映画)

3.5

1910年、ブラジル。
土地のため、というかもはや名誉という名の慣習のため殺し合う二つの家族。兄を殺された兄弟の物語。
誰に感情移入しても辛いが、個人的には親父が笑うシーンが1番切ない。
「ここの太陽
>>続きを読む

眼には眼を(1957年製作の映画)

4.0

独立後数年後のシリア。フランス人とシリア人。キリスト教徒とイスラム教徒。
乾き、燃えて、息苦しく、静かで、不毛で。砂漠のような2人の対決に、観終わった後まで、肌がヒリヒリする。

ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.0

愛する者が死に、それを蘇らせる手段があるという。ちょっと、性格変わるけど……注釈がついたところで、それでもいいと思う気持ちは、あんまりセメタリーできない。
愛とは、その人の何を愛することなのか。
突如
>>続きを読む

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

2.0

第1回山本周五郎賞受賞作である山田太一の作品が原作。なんだけどどうも妙な映画だった。両親とのエピソードだけにしとけばよかったのに。

ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.4

「愛してるよ! でも鎮圧する!」
兄弟のくだらん喧嘩が好き。おかんの自分勝手っぷりも。
エンディングはなんで「シャンゼリゼ」なんだ?

ベイブ(1995年製作の映画)

3.0

いま観ると、爺さんのキ○ガイっぷりが目に付く。傷心の豚にタップダンス……
サンサーンスの3番は良い。

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

1.5

カザフスタンから来たリポーターがなんやかやするモキュメンタリー。おっさんの裸が汚い。

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

2.5

迫力は凄いしゴリラ顔デブゴジラは思いの外かっこよかった。内容は2代目ゴジラみたい。

マリーゴールド・ホテルで会いましょう(2011年製作の映画)

3.0

インドのホテルで老人たちが大学生ノリで青春する映画。差別主義者の老婆がだんだん善人になるのに、不覚にも感動した。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.5

インド映画。ボリウッド。
3時間。中年が大学生役をやっていて無理も感じるが、若々しくノリノリの演技で良い。
ええ話。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.0

雰囲気、色彩、音楽。
美麗なものと胡散臭いものは紙一重。DVD出たら、寝ながら流したらよさげ。
ホテルにはあんまりいない。

純喫茶磯辺(2008年製作の映画)

2.5

宮迫が仲里依紗にセクハラする映画。嘘。
リアリティを出すためか台詞に「アレ」って言葉がやたら多い。

あぜ道のダンディ(2010年製作の映画)

3.0

家族ものには弱い。
田口トモロヲ演じる親友がいい人。