豊かな映画‥！
劇中で出てきてしまうので濱口竜介を思い出さざるを得ないのだけど、違う方法で台詞が生きた言葉になっていく過程がみえて良かった。
感情の昂りはあっても落ち着いていて、解決してなそうな問題の方が多いし、最後急に岩井俊ニ感出してくるじゃんと思ったけど、じんわりとくる良さがあった。街と生活と問題とが良いバランスで、絶妙なリアルさ。マデ>>続きを読む
もう一回じっくり見たいな〜
嫌らしさなしに意図的に印象的にジャンプするショットが良かった。全員一丸にはなれないけど、立場も世代も超えてどこかで連帯していて強い。
初対面のシーンの美しさ‥！
Pedro&Inesを思い出した。（輪廻転生系というだけで、字幕なしポルトガル語で見たけどギリ理解出来る構成だったけど）
最後の方にようやくいくつかの生の話らしいと分かったんだけど、キリスト教の知識が>>続きを読む
ロクサナの回想シーンはなくても伝わるし、むしろ無い方が辛さが増すのではと思ったけど、どの社会も抱える問題は様々あれど、人間味の普遍性みたいなのが感じられて良かった。
タタミもなんだけど現代の若目世代の>>続きを読む
面白いにまとめるのは簡単すぎるんだけど、かなり重い題材をエンタメ的かつシリアスにまとめていて良かった。全ての人の動きがちゃんと人間らしくて、真摯だった。ただ広角マクロで選手の動きによってるショットだけ>>続きを読む
マリアの意志が読みきれなかった。一筋縄に説明はできないと思うのだけど、女性全般の見方なのか、もしかすると善人の顔に隠していただけで子供に物凄い執着があるのか、とか。
ポフターはこれで良いのか‥？
たしかにショットの印象は美しいし時間の再構築が上手いんだけど、感情的に迫るものを読み取れず、（そもそもそういう映画ではないと思いつつ）
観ようと思ってずっと観れてなかった作品の監督だった。情熱みたいなところじゃなくて、どこか客観的で突き放しているところが良かった
『ポリーナ、私を踊る』に始まり、伝統的で型にはまったクラシック系からコンテンポラリーによって自由になる的な物語はもう既にかなりあるんじゃないと思いつつ、踊りだけじゃなくてそれぞれの人間らしさもちゃんと>>続きを読む
メルヴィルプポーが良すぎ
宗教全然詳しくないけど、ユダヤ教の主の原語がl’éternel だったの、言葉の感覚の違いが面白い。
ヴィッキークリープスとハンスジマーに誘われて見に行ったんだけど、監督がレインマンの‥！
実際がどつなのかはさておき、映画としては終わり方が温かすぎて実話の重みがちょっと軽くなった感
途中からかなり時代検証曖昧でフィクションなのは見えてたけど、シネマトグラフの発明は1895のフランス‥
ヴィッキークリープスらしさがなくなる瞬間が良かった。イメージであることの苦痛も伝わりつつ、結局権>>続きを読む
たまにラブコメ見たくなるよね
Your majesty とloyal highness の使い分けをちゃんと覚えた(語源が気になる)
たまにはっとする2人の動きと眼差しがあり、それを見れて良かった。
絶妙な関係と機敏な心の動きとも言えるし、昼ドラってまとめてもいいような気も。単純な内容を動きのある映像でまとめてる。
どうなんだろう‥？
ある種双方の文化が単純すぎるような気もした。フレディの奔放さも含めて。
ただ韓国の食器って金属っぽいから毎回食事の音が気になるのかもと思った。ずっと食卓の不快感を強調してるのだと思>>続きを読む
批判もされているバービーを題材に、この映画を形にしたのはすごい反面、基本のき、みたいな映画だった。それゆえにアジアへの眼差しが気になる。あと、結局はキラキラと活躍してないといけないのか、というしんどさ>>続きを読む
前作があまりにも刺さったからそれに比べるとちょっと印象が薄かった。
比べてみて今更だけどGirlでバレエを女性として踊ることがまさに女になることだったんだなと。型がある踊りだからと思って見えてなかった>>続きを読む
ずっと顔と布が映る分、ふと引いた時に引き込まれる。会話のない会話を、眼差しと指先でこんなに丁寧に演出できるの豊かだな‥
あらすじ自体はシンプルで読めてしまうけど、あまりにも強い愛。
アトラクションしか知らなくて、シリーズ初めて見た。音楽で盛り上げるところはある種共通点‥？ずっとかなり賑やかな感じでびっくり
学校の授業で人魚の話を書く課題があり当然CGなんか使えないからどうやって人でないことを表すのかみたいなの考えてだけど、涙の話最初に文字で出すのね！と冒頭ちょっとびっくり。
海中じゃなくて空中からの海の>>続きを読む
子供たちのせいにするのは（社会構造的に）違うと思うし、それぞれの視点から見る物語をあぶり出すところは確かに緻密。(だから脚本賞なのではという指摘に納得した）
ただ、いろんな人の視点が混ざった結果、根底>>続きを読む
割と最近までディズニーがまた実写化してカンヌ？と思っていたら当然違った。
語るべきことはあるんだけど、イザベルユペールの使い方が贅沢すぎる。去年舞台を観てから、ちょっと上品すぎると思っていた雰囲気に謎>>続きを読む
唯一やり込んだのがスーパーマリオギャラクシーなので、あの可愛くてキラキラしてたチコが何でサイコパスなの‥っていう予告の衝撃だけで見に行ったら、ピーチ姫アニャテーラジョイでびっくり。
音楽のアレンジに一>>続きを読む
外の広くてフラットな光に当てられる所が少なくて、暗い室内や狭い車内に閉じ込められてるショットが印象的。何よりオルガの眼差しの強さが静かな映画を雄弁にしていた気がする。はっとする美しいショットもあり良か>>続きを読む
