Hさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ワン・セカンド 永遠の24フレーム(2020年製作の映画)

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ポスターだけ遠目に見て友情かラブストーリーかなと思って、チケットを買う段階でサブタイトルを見て映画の話かと思ったけど予想と全然違った‥!

冒頭ドラマチックな始め方なのに、全体の雰囲気と子役の2人が単
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

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後半にかけての主人公の表情が良かった
子供と食事の扱いに是枝カラーを感じる、
良い邦画、安定のカラリスト北山夢人さん

ただ、急に人が消える展開は個人的に残念に感じちゃうのと、「マイスモールランド」と
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

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冒頭から泣けるし最後も愛‥

もっと小さい時は映画見た後現実とのギャップに虚無感があったけどいつの間にか無くなっちゃったな、、
今メイキングを見ると、子役があんなにいる現場を成立させた全スタッフが偉大
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

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わかる〜〜!って部分もあるしドビュッシーの月光の使い方がすごい刺さったけど、思ってたのと違った‥(予想通りの脚本じゃないっていう点では良かった?)自分が燻っていることへの不満がもっと感情的に見れたら個>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

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これどこに終着するの?感がいよいよ
ドクターストレンジの一生懸命術を使ってる感じがマーベルの中で好きだったけど、もはやそういう次元でもなく‥

ベルイマン島にて(2021年製作の映画)

4.5

Mayaの今でも鮮明に思い出せる秀逸なショットが印象に残ってて、今回も時々やられた!って言いたくなるような繋ぎが魅力的。ちょっと位置関係が分かりにくいカメラワークと優しい眼差しが妙に合うよね‥
May
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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ベクトル違うけど日本の政治の方がひどいのではと思った。
著名な政治家の利己的な所って目に見えるから鼻につくけど、一般人に当てはめたらよくあることなのかもと思うと怖いよね

ただ、ワールドウォーZの時も
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

子供と子供たち、自分の親と子供、結婚と独身。まだ子供時代を覚えていると思ってるけど、全然そんなことないんだろうな。

演技もさることながら構図がきまってて好きだった。モノクロに2人の目が映える。インタ
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パリ13区(2021年製作の映画)

4.0

主演3人の演技が魅力的。
2分もないパーティーのシーンで3人の関係を描いた演出がよかった!

フランス映画にアジア系の移民ってあんまり出てこないからなんだか嬉しい。原作読みたい。

邦画を全然みないか
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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前半は思った通りのグロいシーンにかなり目を細めて見てたけど、後半は面白い。ジェンダー、家族、性と色んなテーマをまとめてるのに、個性強すぎて考えるところまで辿りつかなかったし、もう一回観るかと言われれば>>続きを読む

ひらいて(2021年製作の映画)

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やべ〜〜〜って言いたくなる。

新歓上映会で観ていた当時はなんかすごいとしか言いようがなかったけど、少し映画をかじって改めて観ると(原作があるとはいえ)こんな物語を形作れるの圧倒的、、 河井若葉がPA
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読まれなかった小説(2018年製作の映画)

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小分けに見る程度にはこの主人公を3時間もみているのがかなりしんどかった。特に同級生と会話するシーンは、不意打ちのショットが効いて印象的。
最初はちょっとつまらないのが会話でだんだん面白くなるのが、個人
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金の糸(2019年製作の映画)

4.7

豊かな映画‥!
反復の合間のオリヴェイラみたいなショットにはっとする。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

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ホグワークが出てくると通ってた大学が映画に映った時みたいなここ知ってる感じする!
教授陣が無言で戦ってるのを見ると、ハリーたちの戦いは全然10代の可愛いいやつだったんだな‥呪文学の先生の魔法、「道」的
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

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ハンナの選択は想像できるけど、マイケルのそれは半ば諦めのようで悲しい。私が青二才だから分からないだけで年月がそうさせるのか‥
茶化すのも憚られるけど、前半の色気

私はヴァレンティナ(2020年製作の映画)

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なんとなくオチが見えてしまう最近よく見る物語とまとめたら、それはそれで暴力的な言い方なんだけど、ちょっと弱かった気がする。(絶対アネットの後だから)

シャドー強めの光のテイストはすごい好きだったんだ
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アネット(2021年製作の映画)

4.5

そうだそうだ、私はカラックスのメルドみたいな映画も好きだったんだって思い出した!

アダムドライバーとマリオンコティヤールでカラックスなだけで面白いって偏見は絶対あると思うけど、映画ってこんなことも出
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オートクチュール(2021年製作の映画)

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主演2人と裁縫に興味があったから面白かったけど、急なロマンスや急な母親の回復が引っかかった。露骨な差別は分かりやすいけど、意識してないふとした一言の方が怖いよね‥
 
団地の狭い部屋とアトリエの大きな
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ベルファスト(2021年製作の映画)

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おじいちゃん!!!
愛のあるシリアスなドラマなんだけど、割とコメディ。

ハッとするショットもあったけど、独特のカメラワークが多くて最初はちょっと戸惑った。お互い話聞かないところはあるなと思いつつ、店
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風が吹くまま(1999年製作の映画)

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主人公が少しづつ生死に向き合ってほっとした。何が良かったのか説明出来ないけど、じんわりと面白かった。
村の人の生活の描写が好き。都会に向かうほど生活は個人単位だしプライバシーが尊重され過ぎていて生活感
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

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冷蔵庫から出した牛乳の匂いをさりげなく確かめる芝居をつけられるの素敵。2人の仕草が自然。

例えば寝ても覚めてもはちょっと引くくらい劇的な運命を描いてたけど、全然特別感が無かった2人がゆっくり着実に変
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ともしび(2017年製作の映画)

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細かいところは説明されなくても、ちゃんと映画てして成り立つすごさ。圧倒的な演技の力はあるんだけど、どういう脚本だったら説明が少なくても上手く行くのか‥

佳境に入ってからの前半は残された灯火だと思った
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その瞳に映るのは(2021年製作の映画)

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シスターが印象的。キリスト教の勉強したことないから全然分からないんだけど、神様が昼寝をしているみたいな話は許されるの‥?あと男が助けに来たから動けるようになったように見えなくて、とすると最後になって男>>続きを読む

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.7

記憶を無くしたふりをする主人公が自分の言葉を話すのは本当に少しなのに、全部伝わってくる演出‥!シンプルでまっすぐ‥!

新しい自分プログラムの指示は、ありなの?って思うものもあったけど、車に乗るのは印
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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ノーランのバットマンの方が好きだった‥
アクションの画がビビッドで派手さと、影と光の対比も今っぽいカッコ良さはあったけど、あれだけドラマが生まれそうな葛藤があるのに、全然グッとくるものがなかった。この
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

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描かんとしていることは面白いんだけど、このアクションの見せ方とか「愛」の設定についていけなかった‥

アトランティックス(2019年製作の映画)

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え、憑依始まるところ見逃した‥?白目じゃん!!もっと不信がってよ!!!とは思ってしまうものの、カーテンが反復されていたり鮮やかなショットが印象的。
ウォルフ語が話されてるらしいんだけど、ちょこちょこ聞
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.8

多少の眠気を誘われるところも含めての映画だった気がする。ラストにかけて全てが溶けていく不思議な感覚。

Shari で雪かきをすると生きている感じがするっていう台詞と出会ってからずっと生活がしたいと思
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マトリックス(1999年製作の映画)

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これだけ電子的な世界観の中で、世界を救える理由そこなの!っていうところは突っ込んでおきたい‥ たしかに20年前を感じさせない映像の迫力はあったけども‥

シラノ(2021年製作の映画)

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ファーストショットがタイプだったから全編通して面白く観れた!
3人の様子を半透明に重ねたところはちょっとダサいなと思ってしまったけど、ロクサーヌがベッドで手紙を読むシーンは挑戦的で印象に残った。今っぽ
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GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

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カンヌが選ぶこういう映画あるよね!と言ったら雑なんだけど、日常をSF風に切り取るのもファンタジックな跳躍も好き。

ただ設定が緩いというか、主人公がそこまでして団地を守りたかったのは、お母さんとの思い
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ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

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過去を思い出して愛でたい気持ちは誰しも少なからず持ってるだろうからなんとなく素敵風に感じるんだけど、グッとくるシーンに欠ける。分かりやすいカット割。
高校生同時はおろか今でもめっちゃ子供じゃんと思った
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.6

ジャスティン・チョン、見覚えあるなと思ったらトワイライトのあの男の子だった衝撃はさておき、傑作。

あまりにも複雑すぎる関係性にちょっとフィクション感あったし、冒頭の幸せなシーンは絶対この後ひどくなる
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