マイケル・ベイの寸劇が恋しくなるほど薄っぺらい人間パートが足を引っ張る。心做しか安っぽく感じるCGIも然る事乍ら、総じて過去作を超えていないし、これから先のタイアップにも魅力を感じられない。一体全体ど>>続きを読む
やはりポール・キング監督には勢いそのままに、パディントンの3作目を撮って欲しかった。監督自身は手放すときだったと公言していたけど、それは最後までやり切ってこその発言だろと(しかも同じキャストに似たよう>>続きを読む
第95回アカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーの演技はトレイラー通り、確かに見応えがありました。
他にも助演女優賞にもノミネートされていたホン・チャウとの軽妙なやりとりや、ストレンジャ>>続きを読む
必殺仕事人マッコール第3弾。
舞台を美しい南イタリアに移しても殺ることは同じ(笑)でも、それで良いというシリーズ。
前作で付け足された余計な講釈は一切排除され、因果応報というシンプル且つストレートな1>>続きを読む
トレイラーを最初見た時はライアン・ゴズリング頑張ってんなーってだけで、全くそそられずスルーしていた本作。やっとこさ鑑賞したけど、直感は間違ってなかった。のっけからオマージュの嵐で、2001年宇宙の旅に>>続きを読む
かつては10年以上に渡って映画業界を牛耳ってきたディズニーも、コロナ禍以降はメッキが剥がれたかのように何をやっても叩かれているニュースしかみなくなった。以前のようにと期待に応えようとすればするほど、尽>>続きを読む
ビジュアルが先行して脚本がお粗末な典型例。同じレベル帯だと、ニール・ブロムガンプ監督作の方がまだマシ。『GODZILLA('14)』と『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で既に証明されていた>>続きを読む
初鑑賞。アビスにエイリアンに遊星からの物体Xと、既視感満載な一本。R指定がなかった当時、怖いもの見たさで日曜洋画劇場を観ていた幼少期を思い出しました。役者やセットもチープだけど、それすらも懐かしいって>>続きを読む
ハリウッドで数々の名作の絵コンテとリサーチを長年に渡って担当した魅力溢れる夫婦のドキュメンタリー映画。脚本から映像への橋渡し役とも言える非常に重要な役職にも関わらず、決してスポットライトが当たらない裏>>続きを読む
名優ロビン・ウィリアムズの軌跡を縁のある人々のインタビューを交えて振り返るドキュメンタリー作品。
天真爛漫で太陽の様に明るく、誰からも好かれる天性の才能を持って産まれた人物。反面、非常に繊細で人一倍地>>続きを読む
好きな人には申し訳ないけど、以前にも触れた通りやっぱりクリストファー・マッカリーが全然駄目だ。実力はデビッド・イェーツやギャレス・エドワーズ辺りと同等で、観客が求めているものを根本的に分かっていない気>>続きを読む
ハリウッドの悪魔描写は色々と興味深いものがある。本作もその点はそこそこ楽しめたけど、もう少し禍々しさに新しいエッセンスや捻りが欲しかったところ。コンスタンティンはその辺が当時は斬新だった。
監督の力量>>続きを読む
ケネス・ブラナー版のポワロ3作目。やや無理のある設定が足を引っ張っているけど、今回はホラー演出の力業で何とかギリギリのラインで水準を保っている感じ。
映画ならではの豪華な映像や、計算されたカットも見ど>>続きを読む
ディズニープラスで早くも配信ということで鑑賞。えー、色々とやばかったです(笑)オーウェン・ウィルソンって似た題材の「ホーンティング」にも出てたけど、またやらかすとは..とにかく脚本がめちゃくちゃで、登>>続きを読む
ロバート・ロドリゲス監督の良さって、その純粋さにあると思う。いい意味で童心を未だに持ったコトナ(大人になり切れない子供)の様な稀有な存在で、他の人には到底出来ない事を勢いで貫き通せる力を持った人。それ>>続きを読む
結局のところ、ハビエル・バルデムが一番得をしてる映画。メリッサ・マッカーシーは可もなく不可もなし。賛否あったハリー・ベイリーの起用に関しては、歌唱力である程度はカバー出来ているとは思った。もし仮に白人>>続きを読む
これは面白かったです。Netflix制作の映画ってドラマの域を超えてないクオリティのものが多いんですが、A級寄りのB級映画としては最高に楽しめました。満足度としては『ゾンビランド』に近い。CGIもなか>>続きを読む
世界的にアイコニックなキャラクターであるからこそ成り立っている一本。物語を始め、新たに追加されたバックグラウンドもあってないようなもんで、何をやっても許される勢いで押し切る破天荒スタイルは同スタジオの>>続きを読む
ジョーズのパロディがメグとしたら、ミーガンはA.I.のそれ。他にも思い当たる元ネタとなるタイトルは複数あるが、割愛させていただく。要はそれら作品群から美味しいアイデアだけを抽出したオマージュ(二番煎じ>>続きを読む
Netflix映画としては及第点。90's後期~00's前半の香りがする一本。カリフォルニアらしくもう少しオレンジ色を強めてブラッカイマー作品っぽくして、終盤のカオス度(火花や爆発)を増せば尚良かった>>続きを読む
とても興味深い90分でした。投資家の大富豪ウォーレン・バフェット氏の人生観や教訓を学べます。学ぶと言っても押し付けがましくなく見やすい内容で、お金自体には何の価値もないけど、持つ人使う人の選択次第で大>>続きを読む
『アイ・アム・レジェンド』や『バイオハザード』シリーズなどで出尽くしたアイデアや展開が延々と続くので新鮮味は全く無い。
ロケーションがベガスってだけ。まだ『ワールド・オブ・ウォーZ』の方がスピードと量>>続きを読む
イタリアのフリーダイバー、アレッシア・ゼッキー二選手を追ったA24配給のドキュメント映画。
美しい映像とは裏腹に、過酷を極める危険な競技に挑み続ける人々の人生が垣間見える一本。
メインとなるのはアレッ>>続きを読む
SF要素は全てオマケです。
要はアダム・ドライバーにとってのイメージ脱却兼、罪滅ぼし的な1本。マット・デイモンで言うとろの『インターステラー』からの『オデッセイ』みたいな。
この作品も一見B級SFだが>>続きを読む
クリス・パインにミシェル・ロドリゲス主演ってだけで見たかった本作。やはりめっちゃ面白かった。直近にプレイしたガラパゴスゲーのFF16なんかよりもよっぽどファンタジーしてたし、元のボードゲームを知らなく>>続きを読む
完璧ではないにせよ、このシリーズに求めていたものは全て詰まっていました。久しぶりに童心に返れて余韻に浸れた1本。ハリソン・フォード氏、お疲れ様でした。
追記:公開前から本作への評価が割れていました>>続きを読む
結論から先に述べますと、あれだけ叩かれたスナイダーバースが恋しくなるほど酷い出来栄えでした。
新任監督のアンディ・ムシェッティはジェームズ・ガンの亜種です。これはバットマンの新作もやばい事になりそう.>>続きを読む
割と普通な青春映画。特筆すべき点はない。役柄は抜きにしてみても、個性が無さすぎて濃いエズラ・ミラーと子役脱却にもがくエマ・ワトソンらに食われるローガン・ラーマン。過去にも主役張れたのにどれも同じにみえ>>続きを読む
オープンウォーターとかフローズン、ロスト・バケーションと同等のB級パニックスリラームービー。ストーリーは至ってシンプル。眠くなりそうな演技や脚本を胸の谷間でカバー。CG慣れしてるからか、残念ながらチン>>続きを読む
スーパーソニック目当てで鑑賞。ジム・キャリーは前作よりはマシかな。てかナックルズのイドリス・エルバは完全にミスキャストでしょコレ。まだ続きそうだけどモチベは低し
前作ほど酷くは無かったが、ジェームズ・ガンとの仕事はこれで終わりにして欲しいと切に願う。もうこの辺が限界でしょ。
本作は一応完結編とのことだが、次かその次のアベンジャーズに登場するだろうし、あまり実感>>続きを読む
特筆すべき点はあまりない。ミラ娘はまぁまぁ。似てるなぁ〜ってくらい。ピーターが他のよりちょっと暗め。フックとの追加エピソードは悪くなかった。でもジュード・ロウはミスキャスト寄り。ながら見には丁度良いク>>続きを読む
主演3人のシリアスな演技に引き込まれます。なかでもスティーブ・カレルの怪演は一見の価値あり
映像やカメラワークが叙情的で綺麗。物語も引き込まれましたが、一作品としては総じてあと一歩というところ。トビー・ジョーンズが期待値を超えず、引っ張った割にはいまいち。それ以外も良いところはあるけど、ぼち>>続きを読む
期待値が高過ぎたか、想像していたのとちょっと違った。主演の2人を初め、他俳優陣の演技合戦はそれなりに緊張感があって終盤までは一気に引き込まれたが、肝心の物語はあまり楽しめなかった。ロブスターと同じ位お>>続きを読む