Ohuさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

4.0

ジョジョ・ラビットもそうだったけど、タイカ監督の非凡な才能が随所に見られる一本。時代を象徴してきた過去作からのオマージュの数々も映画ファンからしたら楽しめる。タランティーノから毒を抜いた様なオイシイ立>>続きを読む

チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

2.4

予告編から気になっていたポーラー・エクスプレスのCGIをディスったボブを目当てに鑑賞。
所々笑えるシーンはあったけど、これ作った奴擦れすぎやろ。かのソーセージ・パーティほどじゃないけどさ..
ラストア
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メタルヘッド(2010年製作の映画)

2.9

言いたいことは分かるけど、兎に角演出が下手過ぎる。非常に勿体ないと感じた1本。特にヘッシャーの描き方。途中まで現実か妄想か曖昧で浮世離れした描き方してんのに、肝心な所でミス連発して説得力すらも失ってい>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

成田亨氏のデザイン画を元にオリジナルを尊重したという割には、どこか万人受けしないウルトラマンの奇っ怪なビジュアル。その偏ったカルト的な解釈と大衆娯楽の融合はエンターテインメントとして奏功しているか否か>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

2.7

救いようがないほどただただ暗い。でも俳優陣の演技力で最後まで観客を惹き付ける、そんな作品でした

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.0

ブライアン・コックスに最近、彼は何もしていないと公にディスられていましたが、これまで観客が望むことを敢えて表現して来なかったことを全部ひとまとめにした様な、言わば贖罪的な作品。自身のハリウッドに於ける>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.4

悪くないけど、良くもない。
そもそも1作目から微妙で、その後も周り(殊にスタークやピーター、ウォン辺りの絡み)があってのDr.ストレンジという感じで、テレポート担当の便利屋以上の持ち味は本作でも得られ
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

2.3

全シリーズをプレイ済みの一ファンから言わせてもらうと、ふざけんなの一言。キャスティングからもそうだけど、本家はもっと高尚な作品です。見せ場のぶつ切り、その場凌ぎの取ってつけたかの様な寸劇。こうなること>>続きを読む

LEGO スター・ウォーズ/ホリデー・スペシャル(2020年製作の映画)

4.0

こんなにもスターウォーズ愛に溢れたIfストーリーは他に見たことないです(ノーウェイホームの元ネタやったりして)てか、JJのより全然楽しめる 笑
丁度、レゴスターウォーズ/スカイウォーカ・サーガをプレイ
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

4.1

スーシェ版で1度鑑賞。前作にはなかったポワロの過去の出来事から現在の人格形成に至る土台から丁寧に描いた本作。
CGの使い方とか観客を飽きさせない工夫は流石といったところ。
劇中、ロザリーがポワロに言い
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グレートウォール(2016年製作の映画)

2.8

本作の事はジミー・キンメルがアカデミー賞の舞台でマット・デイモンを弄るネタとして扱ってたことぐらいしかなく鑑賞。
荒唐無稽でキング・オブ・エジプトの中国版みたいなノリだけど、要所要所に東洋人の美徳なん
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.7

移民の異国での苦悩を描くテーマは後のウェストサイド・ストーリーに通ずるものがありますが、本作の方がより肉薄している様に感じました。ただ、主要キャストが多く、個々の描き分けが弱いせいか後のまとまりに影響>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

オリジナル版は未視聴。シャーク団とジェット団の移民同士の抗争からアメリカに於ける格差社会や銃社会、マイノリティの多様性と共存をテーマに、ミュージカルにのせて様々な社会問題を盛り込んで描いていました。ス>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.6

リブート、リメイクを繰り返して死んだターミネーターの二の舞にはならないようにと、非常に丁寧に作られた印象。
アイヴァン・ライトマンの息子、ジェイソン・ライトマンがメガホンを執っている辺りも色々と感慨深
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

2.3

ほぼミッドクレジット目当てで鑑賞したけど、これは酷い。尺が短かったことが不幸中の幸い

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

エンドゲーム以降のSONYとDisneyの版権問題やらゴタゴタを日清のいいぞもっとやれCMの如く、力業で吹き飛ばした一本。
アフターコロナの劇場公開作で、この成功はかなり大きいものだと思う。
なかでも
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.3

個々の存在意義の為に、半ば強制的に個性を求められる特殊な環境にいるミラベル。
何も得なかった自分を卑下することなく、終始自分を信じ続け前向きに家族の事をひたむきに考える姿に感動しました

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.4

伝えたい事は分かるし悪くは無いけど、色々ととっちらかった作品。オークワフィナのハスキーなボイスアクトに少々違和感を覚えました

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.4

前半から中盤にかけてのハイテンションで送るちょっと無理がある展開はやや難ありですが、本題に入ってからは楽しめました。クオリティとしては、ラーヤと龍の王国と同じレベルです

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

シン・バットマン

評判通りフィンチャーっぽかったです。Metacriticの72点は妥当だと思う。
「ゾディアック」や「セブン」のダークでリアル路線な世界観とかそのまんまな感じ。本家ほどグロ描写がな
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

2.6

GTAで当時の全てを知った気になっている世代や、その大元のロックスター社の連中の鼻っ柱を折りたかったのかどうかは知りませんが、一作品としてみても大した事ない映画です。史実上の背景やらどうのこうのは全て>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

2.3

GOTGで成功を収めた監督のDCによるテコ入れ映画。
そもそもGOTGもちゃんとしてたのはアタマとケツだけだったし、2作目では力量不足を露呈していた訳で、本作でそれらが覆ることはありませんでしたが、ジ
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.6

前評判の悪さや事前に観たノマドランドから、視聴を躊躇っていた1本でしたが、そこまで酷評されるほどの作品ではありませんでした。
かのマィティー・ソー/ダークワールドよりも評価が悪いのはちょっとないと思い
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

2.3

正直前作は全然好きになれませんでした。今作も期待していませんでしたが、予想通り前作のアナを埋める取って付けたかのような脚本に開口塞がらず。もののけ姫ばりのしりすぼみな展開と、ウザったいコーラスを何度も>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

御年84歳のリドリー・スコット監督の衰えぬ手腕が冴え渡る一本。
コロナ禍以降もディズニーの商業映画が席巻している昨今ですが、それらのブロックバスター級の大作に負けじとも劣らぬ出来栄えに終始安心して鑑賞
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

先に結論から述べますと、自分の中ではではスカイフォールがシリーズ最高傑作ということに変わりはなく、本作は特に作らなくても良かった作品でした。
というのもダニエル・クレイグは以前、スペクターのインタビュ
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.6

大人向けのファンタジー。
鑑賞中「あなたの死後にご用心!」(91)が過ぎった。
悪くは無かったけど、総じてインサイドヘッドの方が上

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.7

以前から気になってた1本。3人目のジュリアが出てくるまではやや危うかったけど、終盤でボロ泣きした。どこかジブリっぽくて、ほのぼのしてます

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.8

同じリメイクのJJのスタートレックと比べると、こっちは完結していないってのもありますが、かなり見劣りします。
ブレードランナーよりは自分色を出せている様ですが、本作も長尺なので中弛みに感じる人もいるか
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.6

鑑賞前は東洋人を冒涜するかの様な人選で、嫌悪感が半端なく期待値もほぼ皆無でしたが、流石はMCU。非常に手堅い出来栄えで、個人的には大満足とまではいかないにしても、夏の娯楽大作としてそこそこ楽しめました>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

2.7

ここまで鑑賞を躊躇った続編はダイ・ハード4.0以来かも。というのも前作で綺麗に完結している訳で、それ以降を描くとなるとただの金儲けにしか思えないから。
で、恐る恐る見た感想はというと、作品やテーマとし
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

序盤までエリの代わりにせっせと殺人を働いてきた初老の男性の様に、オスカーも何れはそうなっていくのかと思うと、200歳まで同じ事を繰り返し生き延びてきたであろう、エリの狡猾さ(年老いた実年齢の姿になるシ>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.3

正直見る前は全く期待していませんでしたが、スカーレット・ヨハンソンのMCU最終作だけあって非常に丁寧な作りとなっており、かなり面白かったです。
初登場となった妹役のフローレンス・ピューの演技にも嫌味が
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

シリーズでは一番マシな出来だったかも知れない。
とにかく子役のカイリー・ホトルちゃんの愛くるしい表情だけで持ってる映画。
それ以外はというと..毎回同じことの繰り返しで意外性や新鮮味といった要素は殆ど
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