Okakiさんの映画レビュー・感想・評価

Okaki

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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

原作が大好きなのでやっと観れた映画。やっぱり面白過ぎます。ラストが鳥肌鳥肌!

原作を知っているので、特に問題は無かったけれど初見の人には登場人物が多過ぎて少し混乱するかも。
もう少し一人ひとりにフォ
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コードネーム エンジェル(2018年製作の映画)

3.0

エジプトの高官がイスラエルとの戦争との被害を極限まで抑えるために奮闘するスパイ映画。

中東情勢に明るくない自分としては「へぇ、そうだったのか」と思う部分も多かった。

ただこの映画からは実際に何がど
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.3

有名なスナイパーと言えばフィンランドのシモ・ヘイヘが有名ですが、アメリカにも有名なスナイパーが居たのかと思い観ていました。

思いの外最近の人でビックリ。
そうか、イラク派遣でこのような状況があったの
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

やった観れた!!
キャラクター、ストーリーも良くて面白かったです。

本編で目まぐるしく舞台が変わるので少し休憩がほしいと思ったのが本音です。
そして道中に知り合う人たちが『良い人すぎる』のも若干違和
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7月22日(2018年製作の映画)

3.7

エグい!!!!!
いや、映画自体というよりも実際に起きたテロ事件の犯人の思想やら主義がなんかもうエグすぎて頭を抱えたくなります。

ノルウェーでこんなテロ事件があったなんて知りませんでした。2011年
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.7

テロ事件を防いだ幼馴染3人組のノンフィクション映画。テンポも良くて興味深かったです。

驚愕なのは本人が本人役として演技しているということ。みんな演技上手すぎだろ!!!!普通に俳優さんだと思ってしまっ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.2

ワンピースの偶に映画を観るくらいしか追ってないのですが久々に観ると面白い。

確かにこれまでのワンピースの映画っぽくはなく、正直話の展開も予想できる範囲ではあったのですが今後本編でシャンクスが活躍する
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.6

なかなかの良作でした。

米ソ冷戦の情報戦の一役にイギリス人商人がこんなにも絡んでいたとは。さすが元祖スパイの国!

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.3

話題の中国アニメ。
めちゃくちゃ面白かったです。

なんと言ってもキャラデザとキャラクターの魅了が溢れんばかりにてんこ盛り。主役の2人はもちろん脇役の一人ひとりが個性があって愛くるしいです。

オリジ
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

アニメ制作会社の舞台にした作品。
アニメ制作での大人の事情とか葛藤とか熱意が込められた良作でした。純粋に面白かったです。

私自身がオタクでアニメを沢山観るので裏側を知れるのは嬉しい。笑いあり涙ありの
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.3

台湾発のホラーゲームを実写映画化した作品。ゲームの本編を忠実に映像化しているなと感じました。

でもやはりあのゲームの古めかしくてどこかかわいい良さが映画では感じにくかったのが惜しい。映画では表現にし
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映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

3.6

最初は引き攣った顔をして社会の闇を垣間見ていたはずなのに、気がつけば債務者の何がなんでもお金に縋る姿がシュールなギャグにして見えずに最終的には爆笑しながら観ていたドラマシリーズ。

劇場版も安定のウシ
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

リーマンショック以前から「住宅ローン事情が危ない」と気付いた投資家の物語。実話ベース作品。

題材がサブプライムローンの問題提起なので内容が非常に専門的で素人には一度観ただけでは理解が難しい。
債券や
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

特撮を殆ど観ないのに観てしまった庵野作品やはり面白い。邦画独特の間がある空気感が苦手なのですが「シン・ゴジラ」といい、テンポ良く進むのが快適でした。

キャラクターとしてはやはりメフィラス一強。西島さ
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

インドの農村部で女性の為に生理用品を発明する男性の実話を元に作られた作品。

いやぁ、、良い映画でした。
心にグッとくるシーンがいくつもあります。観て損はない。本当に観てほしい。

オペレーション・フィナーレ(2018年製作の映画)

3.6

イスラエルの諜報員「モサド」がアルゼンチンに逃亡しているであろう、元ナチス親衛隊のルドルフ・アイヒマンを捕まえ本国まで帰国するまでのノンフィクション作品。

この映画を観るまではアイヒマンという人物が
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ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~(2020年製作の映画)

4.0

海に勝手に島を作って独立宣言しちゃいました。実話を元に作られた作品。
思わずふふふと笑ってしまいました。いやぁ、こういうコメディ愛してる。

海上の国家と言えばイギリスから独立(?)した「シーランド公
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私の親友、アンネ・フランク(2021年製作の映画)

3.0

『アンネの日記』で有名なアンネ・フランクの親友ハンナを主人公に描いた映画。
”お転婆だったアンネ“と有名だがこの映画でそのお転婆ぶりを垣間見ることが出来る。

アンネの日記は読んだことがあるが、ハンナ
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正義のレジスタンス(2018年製作の映画)

3.5

WW2ドイツ占領下でのオランダで密かに争う銀行家の物語。実話。

お金を集める過程が難しくてなかなか頭がついていかなかったのですが、重厚な作品でした。オランダ映画はなかなかお目にかかれないので貴重です
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.8

海外版『舟を編む』。
オックスフォード英語辞典の誕生秘話を映画化。辞典作りは途方も無いような長い長い旅なのだと改めて感じさせられました。

学者と狂人という二人の不思議な友情も見ものでした。色々と考え
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.0

ゲーム理論で有名な天才数学者、ジョン・ナッシュの人生を描いた作品。映画の完成度が高く、非常に感動できる内容です。

主演のラッセル・クロウの演技が素晴らしい。特に高齢を迎えた頃の演技に違和感が全く感じ
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マウトハウゼンの写真家(2018年製作の映画)

3.8

スペイン映画としては珍しいナチスの強制収容所での出来事を描いた作品。

第二次世界大戦、オーストリアにあった「マウトハウゼン強制収容所」というナチスの施設が舞台。強制収容所の中でも特に拷問が酷かった場
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リプハーゲン: オランダ史上最悪の戦犯(2016年製作の映画)

4.0

「ナチスからユダヤ人を救った人」として日本人では杉原千畝さんが有名ですが、リプハーゲンはその真逆の人間。

救うと謳いながら本当はユダヤ人の資産を強奪し富を蓄えていた極悪人。その手口を描いて作品。
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フライト(2012年製作の映画)

3.2

お話全体としては良かった。

飛行機墜落後に原因を追求される公聴会までの流れを描いたのは「サリー(ハドソン川の奇跡)」と同じ展開ですが、本作は闇部分、サリーは光部分を扱った作品だと感じました。

物語
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

思わずふふふと笑顔になる映画。
黒人差別の描写は純粋に観ていて悲しくて切ない。

主役のトニー役の俳優さんが『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルンを演じていたと知って驚きを隠せない。

え、え、全然
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.3

フィクションのようなノンフィクション。
これを現実でやったのかと驚きを隠せません。アメリカとカナダの友好関係を感じる映画でもあります。

私自身がどうしてもイランの状況が恐ろしく感じて何度も早送りで観
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

やはりトム・ハンクスの演技は素晴らしい。

飛行機映画はよく墜落までの出来事が描かれるが、この作品は「その後」を中心に描かれている。

奇跡の裏側でこんなことがあったのだな、と感じずにはいられない。心
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.2

ジェニファー・ロペスの映画がすぎょい。

アメリカ映画って40代50代の人が堂々とストリッパーとか演じるから凄すぎる。そして違和感がない。

実話ベースの映画。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

悪どい詐欺師なのに何故か憎めない。最後には好きになってしまう。そんな映画です。

詐欺の手口もすごいけれど、それをやってしまう胆力も凄まじい。
良い映画でした、さすが名作を言われるだけはあります。ほっ
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我々の父親(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Netflixのドキュメンタリー映画『我々の父親』マジでヤバかった。

不妊治療医が10年以上患者の同意なしに自分の精子を人口授精していたという衝撃の事件。

両親と似てないことに悩んだ女性がDNA検
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6日間(2017年製作の映画)

3.0

1980年にロンドンのイラン大使館にテロリストが侵入。人質を取って立て篭もり、警察やSASとの駆け引きの6日間を描くノンフィクション作品。

映画としては少しダラダラした印象があって途中で飽きてしまっ
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

3.7

手に汗握りながら観てしまった。

9.11にハイジャックされた飛行機の乗客たちと混乱する管制室が軍部を緊迫した映像で描いている。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

作家を目指していた翻訳家の女性が

「創作の時間を奪われたと夫と子どもを恨んでいた。自分の名前で作品を生み出せず翻訳者にしかなれなかった。私には作家になる才能がない。その現実に向き合わずに人生を見失っ
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

4.0

特捜部Qは1作目が衝撃的で魅了されて、シリーズで観ています。どのシリーズもエグいけど今回もかなりエグかったーー!個人的に本作がシリーズの中で一番評価高いです。

カールの性格が相変わらず酷いのでアサド
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

4.0

デンマークの映画は初めて観たのですが面白かった...!主人公と相棒が心を通わせていく過程とコーヒーの美味しいとリンクさせてるのも良き。シリーズ化しているようなので続きも観たい作品。

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