komeさんの映画レビュー・感想・評価

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JKエレジー(2018年製作の映画)

3.0

映画『JKエレジー』。主要キャラとても好き(川瀬さんの父役とくに好き)。圧し潰されて苦しくて。どうしても口から漏れ出る恨み嫉み。でも飲込もうと息止めてたら死んじゃうからさ。吐き出す時があってもいいよと>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.0

映画『メランコリック』。十把一からげの自主映画だろうと思って見たら火傷しそうになった。ぬるめのルックのキャラが魅せる止めどなく溢れる激アツ展開。コメディバイオレンス効能色々!興奮して手に汗にぎって最後>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

5.0

映画『希望のかなた』。超好き。妹を探すシリア難民の青年。人種差別、リンチ、彼を助ける大人達。苦渋に満ちた難民問題を端正に切り捌き、悪意も善意も画面に漬け込み、世知辛くも甘美な人の情を創出する。あの塩漬>>続きを読む

もうろうをいきる(2017年製作の映画)

3.0

映画『もうろうをいきる』。盲ろう者とその家族、介助者の姿と言葉を写した記録映画。「コミュニケーションはぼくの命 ぼくの命は いつも言葉とともにある」。盲ろうの大学教授 福島智さんの詩が胸に残る。本作を>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

5.0

映画『パターソン』。ジム・ジャームッシュの新作。友がみな、我より偉くみえる日は、『パターソン』を見て、ビールを飲みたい。

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.5

映画『ありがとう、トニ・エルドマン』。超好き!可笑しくて笑って、くだらなくて笑って、急展開に笑って、登場人物達の不幸に笑って、でも幸せにも笑って。笑っているうちに気が抜けて、私はこんなにも笑えるんだっ>>続きを読む

きらめく拍手の音(2014年製作の映画)

3.0

映画『きらめく拍手の音』。聾の両親から生まれた聴者の娘が父母の生活を撮影した記録映画。手の甲を撫でて海苔巻きを母の口元に持っていく父の姿に「俺の愛を食べろよ」と娘が訳をつける。手話は身体全部を使った言>>続きを読む

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

4.0

映画『未来よ こんにちは』。花に惹かれるようにして映画を見つめた。凛と歩き続けるイザベル・ユペール。雨や嵐に吹き付けられるが、それも人生だよと受けとめ生きる。その姿に心がほわりと癒された。花は人生の喜>>続きを読む

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

5.0

映画『タレンタイム』。前見た時と違う場面で泣いちゃった。マヘシュの叔父にホロリ。そしてやっぱりハフィズにホロホロ。カーホウにポロポロ。劇中歌の『I go』の調べから、ヤスミンの厳しくも優しい眼差しから>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.2

映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』。ある日突然妻を失った夫が虚ろな瞳で周囲の物を破壊しさ迷う。1歩進んで3歩下がるような退廃した日々。でも、無理に元の道に戻ろうとしなくても下がった先で新たな>>続きを読む

スプリング、ハズ、カム(2015年製作の映画)

3.0

映画『スプリング、ハズ、カム』。春から東京の大学に通うため広島から部屋探しに来た娘と父の一日を訥々と写す。照れたじゃれ合いがこそばゆい。でも、明日ありと 思う心の仇桜。いつまでもつづく幸せはないから、>>続きを読む

東京ウィンドオーケストラ(2016年製作の映画)

3.0

『東京ウィンドオーケストラ』。毎日の中でふと息をしていない自分に気付く瞬間があって。鏡の前には無表情な顔の自分がいて。で、この映画を見て、思わずフフッと笑ってしまって。プロと間違われて島の演奏会に招待>>続きを読む

Every Day(2016年製作の映画)

5.0

映画『Every Day』。映画を見終わって、当たり前の毎日が本当にかけがえのないものへと変わる(涙)忘れたくない、忘れられない95分。また見たい。

カレーライスを一から作る(2016年製作の映画)

2.5

映画『カレーライスを一から作る』。探検家、医師の関野吉春氏による武蔵野美術大学の課外ゼミを追った記録映画。野菜、肉、塩や器まで全て学生達が協力して作る9ヶ月間。分かっちゃいるけどでもやってみるとやっぱ>>続きを読む

いたくても いたくても(2015年製作の映画)

3.5

映画『いたくても いたくても』。SKIPシティの映画祭での上映の時に、小5、6の少年が「好きになったから」と言って2回目の上映でも客席に着いていたのが印象に残る。「きっと、何かが変わるかもしれない」。>>続きを読む

貌斬り KAOKIRI 戯曲「スタニスラフスキー探偵団」より(2015年製作の映画)

3.0

映画『貌斬り KAOKIRI』。「役者やめますか?それとも人間やめますか?」「人は"あなた"という役を降りることはできない」。あっという間の143分。……観客やめられません。ずっと観てたい(魅)

僕らのごはんは明日で待ってる(2017年製作の映画)

4.0

映画『ぼくらのご飯は明日で待ってる』。心地よさが胸に残る。Hey! Say! JUMP中島裕翔×新木優子から滲む柔和な甘さが、抑揚をつけた時間経過とカメラ割りの中で程よく熟されていく。想いが燻って弾け>>続きを読む

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

2.0

映画『マギーズ・プラン』。既婚の男性と不倫して夫にし、でもしばらくしてやっぱりダメだと元妻に返そうとしちゃう女の話。グレタ・ガーウィグの何考えてるの?感がとても好き。こぼれたミルクを見て泣いても無駄だ>>続きを読む