oqmrさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

冬物語(1992年製作の映画)

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住所を伝え間違えただけで一生音信不通になりうるという時代にしか起こり得なかったであろう悲劇。シャルル以外は愛せないけど一人でいるのは辛いフェリシーのリアルさがすごい。毎回思うのだが、ロメールは相当の数>>続きを読む

恋の秋(1998年製作の映画)

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みずみずしい若者の恋と対比されればどこか条件付きな感じが否めない大人の恋ではあるが、そこに確かに衝動は含まれていて、恋愛に含まれる不安というものにはやはり年齢は関係ないんだなと。
結局のところ、ロメー
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

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人間が恐怖心と好奇心からエログロに注意を引かれるのは当たり前である。それだけならポルノと変わらない。この映画はポルノというよりは悪夢だと思う。とても強力で、残酷な人物の雰囲気をずっと感じなければいけな>>続きを読む

エデンの東(1954年製作の映画)

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ジェームズ・ディーンが示す非常にわかりやすい不良像。ひょっとしたらここまでわかりやすくしないと昔は通じなかったのかもしれない。善悪がはっきりとした、非常に二元論的な映画。

春のソナタ(1989年製作の映画)

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「アプリリオリな総合判断」について食事中に話す娘と同世代の美人の彼女を持ちながら、娘の友人も狙う強かな親父。