LalaーMukuーMerryさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

LalaーMukuーMerry

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人生の映画空白期間を埋めるべく、現在映画三昧を実践中。このアプリのおかげでハズレ映画にあたらなくなり満足してる。昔見た映画の思い出し感想は原則禁止、鑑賞直後の感想のみ投稿します。…とマイルールを守り続けてはや4年。埋まるはずだった空白は、無くなるどころか、深みに変わってしまったこの頃。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

「once ダブリンの街角で」(2006)、「はじまりのうた」(2012)に続く、ジョン・カーニー監督の “ミュージシャンの卵三部作” の3作目。
          *
モデルだという美人のお姉さん
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オリバー・ツイスト(2005年製作の映画)

3.7

たしか世界史の教科書にも載っていた原作者のディケンズ。1838年だから日本でいえば江戸時代の天保の改革の頃に出版された彼の代表作。古典といってもよいでしょう。でも例によって読んだことなかったから映画で>>続きを読む

キャバレー(1972年製作の映画)

4.4

タイトルとジャケットの絵からかってに想像して、この作品をずーっと避けていた残念な私。舞台は1931のベルリン(ナチスが政権をとる2年前)、とても静かな始まり、…??? 思ってたんと全然違う。ナチが台頭>>続きを読む

家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.1

家庭教師の大学生(松田勇作)が、団地住まいの家庭にやって来て中3の男子の成績を上げ、志望校に合格させる奮闘記という体裁で始まるお話だが、勉強以外のことばかり描かれる。森田芳光監督のセンスですね、何でこ>>続きを読む

フランケンウィニー(2012年製作の映画)

4.2

ティム・バートン独特のキモかわいい人形たちが繰り広げるストップモーションアニメ。コマ撮りしているはずなのに、とても動きがなめらかで、特に犬のスパーキーのしぐさは犬を飼っている人ならわかる、とても愛らし>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.0

ラストは切なかったけど、ほぼ全編にわたって優しい感じのよい作品でした。主人公エドワードはティム・バートン監督自身だと本人が語っていました。まわりの子供たちとうまくやっていけない独特の感性を持った少年時>>続きを読む

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.6

昔見て(少なくとも10年以上前)印象に残っている私の中の名作をもう一度シリーズ その8
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全く予備知識なくレンタルしたビデオを、家族一緒に見たらもの凄く面白くて、ハラハラ、ドキド
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

4.2

世の中では普通「落ちこぼれ」と見なされるおとなしい少年が、不思議な少女と出会う。恋に落ちる二人。でも彼女はあとわずかの命しかないと宣告をされていた…

よくありそうなシチュエーション。でもこの作品は、
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櫻の園(1990年製作の映画)

3.1

女子高(の演劇部)ってこんな感じか。女子高出身の人には共感するところもあるのでしょうけれど…。残念ながら、私にはなんも共感するところなし。

かと言って、嫌いな理由もないのですが…、書くべきことがなん
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ナビィの恋(1999年製作の映画)

4.0

おばあちゃんっていうのは、家の安定の一番の要。昔ながらの暮らしを守っている沖縄の離島、粟国(あぐに)島では特にそう。そんなおばあちゃんが、ここのところ何だか変。おじいちゃんに聞いたら、おばあちゃんの若>>続きを読む

恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

4.4

「冬冬の夏休み」でもそうだったけど、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の作品は、台湾映画なのに日本の昔を思い出す。
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作品制作は1987年だが、描かれた時代はおそらく1960年代前
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

4.4

殺人犯を追う刑事ものの作品ですが、これは引き込まれてしまう優れた作品だった。名作とされるだけのことはある。戦後間もない時代背景、完全犯罪、10年以上も経過した執念の捜索、悪人とは思えない犯人の人物像、>>続きを読む

大脱走(1963年製作の映画)

4.8

昔見て(少なくとも10年以上前)印象に残っている私の中の名作をもう一度シリーズ その7
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子供の頃にTVのロードショーで見て大興奮。人気が高くて、その後も毎年のように放映されたの
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.9

レオナルド・ディカプリオの役者魂にただただ驚嘆する…だけの作品。
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本物のグリズリーに襲われ
深手をうけたまま、仲間に雪山を引きずり回され
あげくの果ては山の中に埋められて、見捨
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愛、アムール(2012年製作の映画)

4.1

フランスの老々介護の悲しい物語。これは滅入った。こういうのもアリと認めているのですね、カンヌのパルムドールということは? いつまで続くかわからない辛い介護というものを経験したことがないので、強くは言え>>続きを読む

アラバマ物語(1962年製作の映画)

4.7

原題は「To kill A Mockingbird」。こども目線で進むけれど、いやこども目線で進むからこそ、テーマがとても奥深くて素晴らしい作品でした。
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1930年代のアメリカ
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アニー(1982年製作の映画)

4.0

汚れちまったおじさんには、可愛いアニーの純真さが眩しすぎる。
・・・
2年前「リトルプリンセス/小公女」のレビューでも同じこと書いてました。進歩してない私 _| ̄|○

現代のおとぎ話ミュージカル。小
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ハートブルー(1991年製作の映画)

3.2

覆面の銀行強盗プロ集団はサーファーだった。犯人逮捕のためにサーファー仲間に潜入捜査を始めた新米FBI捜査官の物語。…なのですがストーリーがめちゃくちゃで、後半はついていく気にならず。残念!

私はサー
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さよなら、アドルフ(2012年製作の映画)

3.5

原題はローレ。ヒトラーの親衛隊の高官の裕福な一家が、敗戦直前に母子だけで逃亡を試みた。しかし母は当局に呼び出されて帰ってこず。残された子供たちの年長の娘ローレが、妹、弟、赤ちゃんを連れて、祖母の家をめ>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

4.3

小津作品の鑑賞は、東京物語(1953)、晩春(1949)、秋刀魚の味(1962)、彼岸花(1958)、に続いてこれで5作目。
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専務から紹介されたお見合い話に、本人も家族もまんざ
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.6

80347番目のレビューです(遅っ!)。
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男子と女子が入れ替わるという前情報しか持ち合わせておりませんでした。入れ替わりと聞くと「転校生」のような話を想像してましたが、何度も入
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.7

CM撮影で来日したアメリカ人俳優(ビル・マーレイ)、不思議の国Japanで大いに戸惑う。同じように不思議の国Japanに戸惑い孤独を感じていたアメリカ人カメラマンの妻(スカーレット・ヨハンソン)。夜の>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.7

AI を扱った作品というから、将来のAIによって世の中や人間の暮らしがどうなるのか、といったことを期待していたら大間違い、全然方向性の違う作品でした。
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IT産業界のカリスマ的人
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

私は4歳まで瀬戸内海の小豆島で母と暮らしていました。その前はどこか別のところで暮らしていたようですが小さい時の記憶はほとんどありません。母は女手一つで私を育ててくれました。私をとても大切に思い、優しく>>続きを読む

雪の轍(2014年製作の映画)

3.4

ソクラテスの妻は悪妻だった。哲学・思想に深く入り込んでいくには孤独が必要ということ・・・、なんとなく納得できる。
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この作品のように、意味深で哲学的な会話を延々と続ける家族なんて
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.2

ノウハウ本を思わせるようなタイトルが好きになれないので敬遠していた一本。中身も好きになれない作品でした。

家族(娘、妻)との和解、絆。人の幸福は、結局そこに回帰する。それが最後に伝えたいメッセージと
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蜂蜜(2010年製作の映画)

3.6

僕の名はユスフ、トルコの小学生(低学年)。山岳地帯(といっても緑豊な深い森)に父と母と3人で暮らしている。母さんは茶畑で働き、父さんは蜂蜜とりの仕事をしている(と言っても近代的な養蜂家ではない)。森の>>続きを読む

悲しみのミルク(2008年製作の映画)

3.9

人生初のペルー映画。ペルーで知ってることといえば、インカ帝国、マチュピチュくらい。フジモリ大統領以前の政治体制がどうだったか全く知らないが、治安が悪かったことだけは想像がつく。
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刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

4.6

昔見て(少なくとも10年以上前)印象に残っている私の中の名作をもう一度シリーズ その6
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基本プロットは、殺人事件の目撃者となってしまった幼い少年が、「犯人は彼」と指さした先にあ
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

4.2

これは、私は本から入りました。磯田道史の「無私の日本人」の中の「穀田屋十三郎」という一編です。作者の磯田道史は古文書を発掘するのが趣味であり仕事であるという歴史学者。歴史もの番組に最近よく登場するので>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.6

いまさら私がレビューするまでもなく、誰もが認める名作。(特に調べたわけではないので間違いかもしれないが)タイムマシンものの原点にして最高傑作。その後タイムマシンものが雨後の竹の子のように出てできたが、>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

世界中の普通の人々は、みんな言わば“世界の片隅”で暮らしている。家族がいて、子を育て、近所付き合いをして…。たわいもない会話をして、悩みを相談して、笑って、泣いて…。時には悲しみもあるけれど、間違いな>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

タランティーノ監督によるマカロニ・ウェスタン。面白かったです、登場人物が悪党ばっかりで。黒人奴隷が当たり前の南部社会で、黒人なのに自由人となり、賞金稼ぎのドクター(クリストフ・ヴァルツ)の相棒として、>>続きを読む

ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

4.1

昔見て(少なくとも10年以上前)印象に残っている私の中の名作をもう一度、と見直したものの「名作」の篩から抜け落ちてしまった作品 その1
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もう15年も経ちますか。これはうちの娘た
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三匹荒野を行く(1963年製作の映画)

4.4

昔見て(少なくとも10年以上前)印象に残っている私の中の名作をもう一度シリーズ その5
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二匹の犬と一匹の猫(ラブラドール犬のルーア、ブルテリアのボジャー、シャム猫のテーオ)、仲
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クラークス(1994年製作の映画)

3.8

これは、アメリカのB級映画の秀作。 勝手にサブタイトルをつけると、「なんて日だ!」
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1990年代半ばのアメリカのコンビニ店と隣のレンタルビデオ店。そこで店員として働く、バイトの男
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