1967年7月23日~27日、アメリカで黒人による暴動(デトロイト暴動)があり、これをきっかけにデトロイトの自動車産業は斜陽化していった。この作品はデトロイト暴動の中で起きたアルジェ・モーテル事件とい>>続きを読む
「KUBO」でストップモーション・アニメの世界に革命的進歩をもたらしたLAICAスタジオの作品。私には「KUBO」が最初のLAIKA作品でしたが、2012年に既にこの作品があったのですね。当時に見てい>>続きを読む
フィリピンではドゥテルテが大統領になって(2016)、麻薬の取り締まりが強化されたのだが、特に大がかりな組織の摘発では、単に「強化された」の一言では全く伝わらない部分がある。本作は末端で麻薬に手を染め>>続きを読む
北支の通称ヤキバと呼ばれる砦を巡る、1945年8月の日本陸軍とパーロ(八路軍=中国共産党軍)との戦いを描いて、かなり凄まじい戦闘や爆裂シーンもでてくるけれど、戦況とか作戦は二の次で、何とも不思議な雰囲>>続きを読む
主人公の女性(=ローラ・ハリング )が、山中の道で車の中で拳銃をつきつけられていたら、突然暴走車が衝突して来て交通事故。その場から歩いて逃れてサンセット大通りの大きなお屋敷に。記憶をなくしてしまった彼>>続きを読む
1979年にこんなのがあったのですね。オタクの先駆けとでも言えそうな高校の理科の先生(=沢田研二)。化学の実験器具、グローブボックス、ガスバーナー…、彼のアパートの一室にはこんなものが所狭しと並び、頑>>続きを読む
登場する大人たちのダメさ加減には、あきれるワ。それに比べてダンカンくん(14才)の成長が清々しかった。プールサイドのバイトに飛び込んだのは大正解。プールパークの責任者オーウェンが、いい人でよかった。一>>続きを読む
この作品を見る前に、「ヴェロドローム・ディヴェール事件」(略してヴェロディヴ)について知識があった方が良いでしょう(私もこの作品で初めて知ったのですが・・・)。
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~ヴェロディヴ>>続きを読む
夏休みに遊園地のバイトで知り合った若いカップルの、背伸びしたがりの、未熟な、でも真剣な、恋愛つまづき系のお話。こういうの、私は好きです。
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どちらかというとおバカなつまづき系の青>>続きを読む
俺の名はジミー・ローガン。若い頃はフットボール選手としてならしたが、足を故障して生活は変わってしまった。今は鉱山会社で地味に働いている。と言っても坑道は自動車レース場の地下だ。地盤沈下のために設備が壊>>続きを読む
第2次大戦(太平洋戦争)を描いた古い日本映画(1965)。アラスカの南の島弧、アリューシャン列島の中の島、キスカ島からの日本軍撤退を描いた物語。こんなことがあったとは全く知らなかった。
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泣けました。いい作品ですねぇ。メッセージは家族愛、と言うより、もう少し拡げてご先祖(曽々ばあちゃんと曽々爺ちゃん)まで含めた家族愛、「ご先祖を忘れずにいよう」でしょうか。
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小さ>>続きを読む
お隣の韓国が民主化されたのは1987年だ。この年10月に憲法改正をすることが確定し、12月には国民の直接投票による大統領選挙が初めて行われ、盧泰愚(ノ・テウ)が初代大統領に就任した。そして翌年のソウル>>続きを読む
これも面白かった。“世界”の仕組みを悟らせるかのようなラストのエピソード!(デジャブを感じたのは何故なんだろう?このラストは他の作品も真似している筈だ) 付き人から一気にトップ女優に駆け上がった女性の>>続きを読む
月並みな言い方ですが、私にはド・ストライクの作品でした。素晴らしい!!! タイ北部山岳地帯のランプーン県、片田舎にある湖に浮く水上小学校。こんな所が本当にあるのですね。
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ここを>>続きを読む
俺の名はテリー、港で日雇いの仕事をしている。ここニューヨークの波止場は船の積み荷を上げ下ろしする日雇い労働者がたくさんいる。みんなに仕事を与えるのは“組合“だ。組合の言うことを聞かないと仕事にあぶれる>>続きを読む
私の名はジョー・ギリス、売れない脚本家。私は今ハリウッドのサンセット大通りにある大富豪の庭のプールの水面に息もせずうつ伏せのまま浮かんでいる。大富豪とは往年の名女優ノーマ・デズモンドだ。もうすぐ報道関>>続きを読む
1958年のフィルム・ノワール、サスペンス映画
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アメリカとメキシコ国境近くの町を舞台に、警察署内部で重鎮となっているが実は裏側は腐りきっているアメリカの刑事ハンク(=オーソン・>>続きを読む
大変面白かったです(超有名作品だから当たり前ですが、恥ずかしながら初鑑賞なもので)。有名なツィターソロによる音楽が実にいいですね。音楽が心地よいおかげで、ストーリーはサスペンスなのだけれど、恐ろしげな>>続きを読む
この作品のテーマは、「難民に出会った時どう振舞いますか?」
同じ監督(アキ・カウリスマキ)の「ル・アーブルの靴磨き」と同じ
身分証を偽造してあげてまで受け入れる
家族(妹)と出会わせるため、トラック>>続きを読む
World War II in Europe Every day というサイトに行くと、この映画と関係する第二次大戦中のスカンジナビアの領土の変遷がよくわかる。(連合国は青(英仏)、枢軸国は赤(独伊)>>続きを読む
俺の名はマーティン・ポーリー、テキサスの荒野の一軒家に暮らすエドワーズ一家の一番上の息子。我が家はアーロン(父)とマーサ(母)、子は男二人、女二人の兄弟・姉妹。俺だけチェロキー族の血が1/8混じってい>>続きを読む
私の名はデブリン、アメリカの諜報機関の部員である。自慢するわけではないがケイリー・グラント似の二枚目である。上司の指令で、ある娘に近づくことになった。彼女はドイツのスパイを父に持つ。その父は国家反逆罪>>続きを読む
誰もが知っているいにしえの名作(1942)。初めて見たのは少年の頃、TVで。名作という評判だけを理由に見たのだけれど、第2次大戦の頃パリがドイツ軍に占領されたことも知識になく、まして男と女のことも何も>>続きを読む
スポーツものは好きだし、コメディチックな印象のタイトルに引かれて手に取りました。が、実話に基づく大真面目で胸が熱くなるとても良いお語でした(ていうかドキュメンタリー)。
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アメリカ>>続きを読む
いやー笑った笑った(^O^)
ゾンビ映画の形を借りた製作現場の苦労物語でした
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私は制作現場のことは何も知らないから、監督って作品に込めた信念を貫き通す我の強い人というイメージが>>続きを読む
大好きな「男はつらいよ」シリーズだが、見たのは10本もない。だいぶ素っ飛ばしてシリーズ終盤のものを鑑賞。どうやら寅さん本人より、甥っ子の満男の恋が焦点のよう。寅さんも年を取って若い頃のおバカな行いもな>>続きを読む
ちょっと気持ち悪い印象のタイトルからは想像もできないくらい素敵なお話でした。終わってみれば、タイトルに込められた切ない気持ちが痛いほど伝わってくる、いいタイトルだとナットク。
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これは、とても衝撃の大きな映画だった。(衝撃が大きいと自動的にスコアが跳ね上がるマイルールによりこのスコア)
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タイトルの“ハクソーリッジ”とは英語の地名(弓のこような尾根)、日>>続きを読む
第2次大戦中のポーランド、ワルシャワ動物園の園長夫妻、ヤンとアントニーナの実話に基づく物語。
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1939年ナチス・ドイツがポーランドを占領した時、ワルシャワ動物園は閉鎖され、多く>>続きを読む
自由の国アメリカでも、資本主義に敵対する共産主義者には寛容どころか弾圧する時代(赤狩りの時代)があった。アメリカがあまり触れられたくないその時代に翻弄されながらも、「ローマの休日」などの名作映画の脚本>>続きを読む
1960年代前半のアメリカ、ボルチモア?あたりの海の近くの町と宇宙研究所が舞台の、ロマンスとサスペンス仕立てのファンタジー。半魚人のような謎の生命体(♂)と人間(♀)とのの交流が描かれます。耳は聞こえ>>続きを読む
ヒトラーによるホロコーストは本当にあったのか? こんなことを戦後50年以上も経って、司法の場で争うという「まさか!」というようなホントにあった裁判の話。
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原告は歴史学者でホロコ>>続きを読む
これはくそ笑ったワ。
群馬人(自称グンマー)の郷土愛あふれる小ネタの数々を通して、群馬県の隠れた真実を知る貴重な一本。星の数ほどある赤城神社、世界に3つしかないハーゲンダッツ工場、ツル舞う形のグンマ県>>続きを読む
~言っておくよ~
冷蔵庫のスモモを食べた
たぶん君の朝食用だね
許してくれ
おいしかった
甘くて、よく冷えてたよ
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市営バスの運転手パターソンの趣味は詩
この詩が好きだ>>続きを読む
引き込まれる脚本でした
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舞台はアメリカ南部ミズーリ州の田舎町。人種差別的な言葉には気をつけているが、差別意識はしっかり残っている警察官。娘を何者かに殺された母親(白人)は犯人捜>>続きを読む