liftmanさんの映画レビュー・感想・評価

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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.9

パンクとSFっていうあまりない組み合わせの映画ですが、相当散らかっててときどきついていけません。たぶんダメな人は全然ダメかと。

でもローテクなキューブリックみたいな宇宙人の衣装やセットとか、クラブの
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.6

スゴく怖いホラーだと思って観に行ったので、その点ではあんまり。
一方、全く期待していなかっただけに少年達のドラマはいい意味で不意打ち。とても後味が良かった。

個人的にはホラーとしてはCGとかハイテク
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

うっかり書いてしまうとネタバレ必至。そういう映画ですね。

冒頭から主演女優だけみてたらプラダを着た悪魔みたい。今回はサンローランです。
ジェシカ チャスティンさんはかなりイヤな奴な設定のはずですが、
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.1

高校の頃、いまはなき阪急文化という映画館に前作を観に行って以来、僕には30年ぶりくらいの続編。
今思うと随所にインディー感な前作にくらべ、今回は全てにおいてハイクオリティ。
食料事情とかAIと人の関係
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.6

あのヒドいオープニングは映画史に残るのではないでしょうか?

監督があのデザイナーでかつゲイつて公言してるってだけで期待度が上がってしまいます。
自分にはそういうのないだけについリスペクト。

ならで
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.6

最近なにかとこの第一と第二次の大戦の間の時期を題材にしたヨーロッパ映画を目にします。特に我が国ではいろいろキナ臭くなっていることへの警鐘なのかと思えて仕方ありません。

オゾン監督の作品でよくある、告
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悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)

4.0

ここのところ黒澤作品を映画館で観られる機会が増えて嬉しい。
1960年にはまだ戦後の雰囲気があちこちに感じられ現代とは隔世の感があり、夜のシーンとか廃墟のシーンとかとても美しいです。

後に同様のテー
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

3.5

戦争映画も色々みましたが、ドイツ側に立って描かれるものはドキュメンタリーっぼいの除いてはじめて。
ジェームズコバーンは渋く骨太のデビッドボウイのようです。
どういうわけか観ててアメリカにしか見えないと
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.6

シャープな映像で、意表をついて、笑えるとこもあって、とても北野監督らしい作品だと思いました。

大阪弁の西田さんは最高でしたが、そういう狙いなのかヤクザの幹部のみなさんが結構なご高齢であり、見てて心配
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望郷(2017年製作の映画)

3.2

湊かなえ原作ってことで、過激な映画を勝手にイメージしてましたが、こちらは子供時代がテーマのなんとも誠実な作りの作品でした。
全体的にひと昔前なイメージがしたのは原作に忠実だからなのかな。
ディアーディ
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プラネタリウム(2016年製作の映画)

3.5

降霊術がテーマってことで興味津津でしたが、期待したオカルト色ほぼゼロ。
とにかく時代背景が1900年代前半のヨーロッパなので、ファッションやセットが豪華で美しく、ディオールとかブルガリのCMのロングバ
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.1

タイトルとか予告とかメディアの出方とか見てもここまでとは思いもつかず気を抜いてましたが、十分に大作。
ハヤブサの視点とか、ガチャガチャしててもどこか美しい村とか、奔放な登場人物とか、演奏のシーンとか、
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死刑台のエレベーター(1957年製作の映画)

3.9

子供時代にむっちゃ怒られた近所のおばさんが似てたっていうごく私的な理由で、ジャンヌモローが怖い。
この映画でもきっとセクシーな大人の女性ってことなんだろうけど、これがアヌークエーメだったりしたらどれだ
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.4

ひょっとしたら今まで見たことのない日本発のSFなのではと期待して観ました。
こんな感じのSFなんだか覚えがあるなあと思ってたら、怪獣の出てこないウルトラQでした。50年前か。。。
ローファイ感とか、地
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.4

SF映画のクラッシックの続編ってだけでわりと安易に鑑賞。
プロメテウス観たけどほとんど覚えてなくてたまについていけませんが、新しい世界観というか展開が本当に圧倒的でワクワクしました。
昨今のAIの進歩
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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

4.0

過去2作ほど三島監督の作品を見ただけですが、明らかにに若い女性が好きそうな作品だったためそういう作風だと勘違いしていました。
この作品は全く違って複雑な環境の家族を地に足がついた感じで撮っていて、独身
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

題材は陰惨なものですが、映像と音楽からはとても上質な雰囲気が感じられヨーロッパの映画のようです。
個人的には殺人を犯しただろうはずの登場人物の闇というかアンバランスな感じがちょっと薄めかなと。もう半歩
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.7

満を持してのノーラン。期待が大きすぎたかな。
戦争映画というよりは戦争擬似体験みたいな感じでしょうか。
音楽を含めた「音」の使い方が印象的でした。
兵士たちをとらえる映像のトーンとか構図とかはやはり美
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

アメリカのニュージャージーのごく普通な街の風景しか出てこないですが、レンガ作りの建物とか大ぶりでゴツくて古めかしい工業製品(バスとかね)なんかがとてもアメリカくさい雰囲気を作っていて、そこに行き交う人>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦(2017年製作の映画)

3.4

30年以上前に夢中になったヒーローとかアニメが現代の技術でアップデートされるってとても幸福なことだと思います。
今回このシリーズ初めて見ましたが、期待に違わず全てがとても丁寧に描かれてそこは満足。
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スキップ・トレース(2015年製作の映画)

3.6

レニーハーリンがダイハード2から好きで、ジャッキーとの組み合わせは意外にイケそうかと思い鑑賞。
冒頭のアクションからまさかのクライマックスまでなかなか良いストーリーでしたが、やっぱりこの監督なのでなに
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

信頼できる友人たちの絶賛と否定の双方を耳にしながら4ヶ月遅れで鑑賞。
スゴイ!ワンカット長回しとリズムのキレが感動的!
ダンスみてたら泣きそう。
エマストーン、マンガみたいな顔だけど他にない存在感でし
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.6

ポールバーホーベン監督作品っていつ見ても成熟とは程遠いアンバランスなイメージ。
どこかコミカル。
登場人物もどこかしら人として大きな欠落があってそこが面白いと思ってます。
この映画もやっぱりそんな下衆
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愛のコリーダ(1976年製作の映画)

4.0

ガキの頃からウワサだけはいろいろ聞いていた映画。
まさかここまでやってるとは思いもしませんでした。ノーカットまではいきませんが。
今に較べりゃ規制とかいろいろあったろうに、とにかくとことんやりきってて
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家族の肖像(1974年製作の映画)

4.0

冒頭から教授の部屋の素晴らしさに持っていかれます。
建築、インテリア、絵画、蔵書がつくりだす濃厚すぎる空気感。
実際の価値なんてわからない僕でも、どれひとつとっても現在ではとても再現できそうもないなっ
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夜明けの祈り(2016年製作の映画)

3.5

大戦終結直後のなんとも非道い事件をテーマとした作品でしたが、絵画のような画面に見入ってしまいました。
修道院のたたずまい、尼僧の賛美歌、ポーランドの雪景色。
ふと事件を忘れてしまいそうなほど美しく描か
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.8

スマホはじめハイテクがダメってところで、3.11よりも自分に身近だった阪神大震災の頃を思い出しました。
思ってたよりシリアスなとこまでいくなと思ってたら絶妙なタイミングで展開していくとこはやっぱりフジ
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.3

とてもいいキャスト。素晴らしいです。
よくも悪くも演出?がちょっとイマドキの軽い印象でした。もうちょっと落ち着いた感じで見たかったかな。
ラストもなかなか良かったのだけど、全編通しては感動的だったりコ
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人類遺産(2016年製作の映画)

3.8

音はなにもないはずなのに聞こえてくる音に耳を持っていかれました。それぞれに意思があるような様々な鳥、風、建造物のノイズ。
結局人間が作ったものはいつかは自然に帰っていく。その過程をみているようでした。
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.6

福島の現在ってどんな感じって思いながら鑑賞。
その場所で生きていくしかないっていう現実。
出演者みんなが、なにかを堪えたような佇まいなのが心に残りました。
デリヘルの送迎の人はちょっと出来過ぎかなー。
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ライフ(2017年製作の映画)

3.5

なるほどそういうことか〜!

Goodnight Moon が読みたくなりました。

セールスマン(2016年製作の映画)

3.6

監督の前作「別離」がなかなか良くて、イランの人々の生活に興味もあったので鑑賞。
これもやっぱりちょっとしたすれ違いとかわずかな隙に起こってしまう哀しい出来事についての映画でした。
特に後半満島ひかりに
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ふたりの旅路(2016年製作の映画)

3.7

神戸と姉妹都市のラトビア(知らなかった)リガ市が舞台で、桃井かおりとイッセー尾形主演ってことで鑑賞。
非ハリウッドの外国人監督ー制作陣による独特の間だったり雰囲気だったりがいろんな意味でミステリアスで
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ボンジュール、アン(2016年製作の映画)

3.9

ダイアンレイン、コッポラ家、カンヌからパリ、につられて鑑賞。
ゴージャスなお料理とか、ホテルとか、美術品とか、完全にマダム向けのいけ好かないはずの映画にもかかわらず、十分楽しめました。
なんというべき
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突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.3

きっとジャンヌモローがあんまりってだけでこの奔放な人間関係の設定に入っていけなかったのです。
しかし50年前にこの自由すぎる恋愛感と、バッサリのエンディングは当時の日本の人々には衝撃的すぎたんだろうな
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ローマ法王になる日まで(2015年製作の映画)

3.8

ロックスター法王ってどんなの?って思いながら鑑賞。
実際のところはアルゼンチンの軍事独裁政権の弾圧に対する聖職者としての姿が中心。
そこまでするかっていう政権側と、意外となにもできない教会の立場と、人
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