liftmanさんの映画レビュー・感想・評価

liftman

liftman

映画(97)
ドラマ(0)

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.6

オゾン監督なので鑑賞。

こういうフランス映画って適度にサスペンスで綺麗な絵面でまあまあエロくて下世話で、真夏に観る映画としてもってこい。

いろんな側面がありますが、中盤まではほとんど質の良いレディ
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

サスペンスとして大ヒットするには地味すぎるとは思いますが、とてもいいです。

先住民が住むワイオミングとか訳もわからず勝手にノスタルジーを感じてましたが、
日本では全くわからないアメリカの雪に閉じ込め
>>続きを読む

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.6

クソ暑い夏に香港の映画って良くない?と思い鑑賞。

もう20年くらい前の映像で、いまはまた違うのかな。
ストーリーはまあ良いとして、ゲリラ撮影された整理されてない香港の街はきっとリアルなんだろうなと。
>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.6

ハネケ監督だけにスゴく意地悪を期待しすぎてましたが、前に見た白いリボンとかファニーゲームほどには胃を掴まれるような感覚に襲われることはなかった。
監督の作風に慣れたか、見方が甘いか。多分後者だと思いま
>>続きを読む

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.8

それからの雰囲気がよかったので、それ以外も観たくなり鑑賞。

ある意味延々と1人の女性を淡々と追っているだけなんだけど、適度に心地よく、適度に重い。
実際の監督と主演女優の不倫関係を知って映画を観ると
>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

4.0

タイトルが思い切り地味なので見逃してました。

見始めて20分の印象は、チルなサザエさんかと。
原節子さん中心にした3世代の家族の物語ですが、淡島千景さんも出演かつ女性の結婚というテーマもあって結構華
>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.7

なかなかソダーバーグの完コピ。
映画のキャラを特徴つけてた音楽も(多分作者変わっても)完コピ。
本家からのキャラもなにかと登場、ストーリーも二転三転ありで結構楽しめました。
やっぱり較べちゃうと、ギャ
>>続きを読む

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.3

母いわく、ゴダールなんか全然よくない。

ひさびさに60年代パリが観たくて鑑賞。
全体に中途半端な印象。
すごくゴダールの考えに迫ってるわけでなく、苦悩している姿がそれほど深刻にも見えず、時折挟まれる
>>続きを読む

それから(2017年製作の映画)

3.8

長編ははじめてのホンサンス。
全編モノクロで、最初は50〜60年代の日本映画っぽい印象でしたが、ツーショットのワンカットでどんどんいっちゃう反復的な会話劇はゴダールだったりロメールだったりするのか〜。
>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.9

山ほどチケット屋にある在庫が気になりながら鑑賞。
もはや事前情報でネガは織り込みズミでしたが、
似てないこと、フォースの覚醒から半年も経ってないうえにちょっと飽きてること、本シリーズと密接には関係して
>>続きを読む

告白小説、その結末(2017年製作の映画)

3.6

久々のエヴァグリーン観たくて鑑賞。
なるほどそっちか、そういうことなのね〜とみなさんのレビューみて納得しました。
ラストでモヤっとしまくりの中、あの主人公のメイクの変わりっぷりでなんとなく察しはついた
>>続きを読む

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.6

メインの2人観たさに鑑賞。

9日間で撮影した代役のクリストファープラマー。
むしろこの人の方が全然合っているのではないかと。
時に冷徹で時に滑稽な億万長者は全く違和感なかったです。
シニカルな台詞を
>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.0

最近観た中では最高のハードボイルド。
原題 You were really not here がしっくりきます。映画ドライブを思い起こしましたが、甘さは全くないけど、ドブの中みたいな映画なのにところど
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1


冒頭のサクラメントに関する名言からクルマの中でのやり取り〜ピンクのギブスまでのものの10分でストーリーの背景とかキャラとかをしかもオチまでつけて紹介してしまって極めて手際が良い。
大雑把にいうと普通
>>続きを読む

君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)

3.2

個人的なことですが随分昔、結婚寸前までいった女子と最後に観た映画がクリスマスシーズンにやってた東映作の北京原人で、すっかりサムい内容に落胆してしまい、関係の冷え込みに拍車がかかった覚えがあります。
>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.2

ウエスアンダーソンなので鑑賞。
なんとなくガンバと仲間たちみたいなのを想像してましたが、ちがうかな?
みなさんのレビューではウエスアンダーソン感が薄いのかやや厳しめなのもあったりですが、僕はむっちゃよ
>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.7

冒頭からとても美しい。
美術、所作、音楽、衣装、カメラワーク、ライティング、隅々までいきとどいた幕開けから15分ほどの流れは、そこまで女性のドレスに興味のない私でもこの映画観て良かったと思わせる至福の
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

直前の告知で、こんなのあったのかと鑑賞。
冒頭の東映のタイトルからテンションあがります。
まさに深作監督そのものみたいな実録ヤクザムービー。昭和感といい、やりすぎなとこといいかなりイイところまでやって
>>続きを読む

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.0

なぜか無名だけど、デルトロとかティムロビンスとか出演のしっかりした良作でした。

舞台はクストリッツァの映画みたいな、我々には馴染みが薄く全くインスタ映えとは程遠いバルカン半島の紛争地帯で働くNGOの
>>続きを読む

修道士は沈黙する(2016年製作の映画)

3.8

経済、キリスト教、数学、政治と全く自分とはかけ離れた世界。
興味深く鑑賞しました。

世界のトップが集まる会議ということで、ロケーションからインテリア、カメラワーク全てが心地よく上質。
ストーリーは単
>>続きを読む

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.4

オトナの階段をのぼる少年、ニューヨーク、詩の引用、タクシー、謎めいた隣人、父親の愛人、思い通りにならない女友達、サイモン&ガーファンクル。
雰囲気いい。ストーリーも最後までよくできていて申し分ないはず
>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.7

ラストこそ全て。
ここに作り手の思いが集約されているようでとてもやりきれない。
移民の問題、ナショナリズムの問題。
これまでに極東の島国でたびたび全く他人事みたいで、理解するには複雑すぎると勝手に思っ
>>続きを読む

昼顔(1967年製作の映画)

3.6

ほぼ50年前。
やっばり当時のフランスって最先端だったのねってことで、
あちこちに当時の日本人が憧れまくって、どうにかマネしてたんだなっていうファッションとかインテリアとかクルマとかのオリジナルが満載
>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.9

おなかいっぱい!
まさに英雄譚そのもの。
間断なくスケールの大きな戦いがこれてでもかと続く感じは最新のマッドマックスとか、ロードオブザリングとか、300かといい勝負。
隅々まで手間がかかっているようで
>>続きを読む

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.1

VHSとか地上波でかつて何度か観た覚えもあるけど、初の劇場で鑑賞。家だとついつい寝てしまうけど、今回はしっかり。
とても深い映画体験で、クライマックスの哲学的な言葉は今になってやっとわかった気がします
>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.9

広告とか今までの流れでいくとアクションものと思い込んでましたが全然違ってわりときっちりリアルなスパイもの。アンジェリーナみたいな立ち回りはナシです。
かつロシア〜東欧舞台だから結構マニアック。
でもハ
>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.8

言うほど似てない気がする。
そりゃ元が違いすぎ。
渡部篤郎が田中角栄か吉田茂やるくらいムリがある。
それでも冒頭の暗くぎゅうぎゅう詰めで煙っぽい国会のシーンから素晴らしく、そんなのどうでもよくなってき
>>続きを読む

トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.4

アリシアヴィキャンベル見たさに鑑賞。

てっきりスターウォーズの女優さんがやると思い込んでた新ララクロフト。
華奢すぎるんじゃないのとの心配をよそに、それも含めてのキャラでタフなだけではないイマドキ
>>続きを読む

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.6

ちょうどこの映画の頃に少年〜思春期を過ごした私にとっては、この時代の雰囲気は懐かしく、しかし昨日のことのように思います。

印刷はデータでなく版下から方眼紙とか定規とかでつくっていた時代。
テレビでも
>>続きを読む

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.5

きっと男性と女性で評価が全然違うんでしょう。

久々に観たソフィアコッポラは、とても美しい映像の印象が強かった。南北戦争時代の夏の風景はふとテレンスマリックを思い出す匂い立つような雰囲気がありました。
>>続きを読む

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

3.9

なんじゃこりゃ。

って最初の30分くらい思いました。
主人公はバカみたいだし、映像表現チープだし、ところどころ遊びもあるし。

進んでいくにつれて、時代が戦争に向かうにつれて俄然力強く、その最中だか
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

思っていたよりもロマンチックで王道なストーリー。
筋そのものや冷戦下の設定にサプライズはなかったけど、主人公やまわりの人々がマイノリティで、その話がアカデミー賞をとってものすごくメジャーになってるのを
>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

なかなかじわっと味わい深く怖い。
どこか突き放すような冷徹な視線のような端正な映像。
この手のホラーは映像が美しければ美しいほど怖さが増す気がします。

なんといってもキモはマーティンのキャラかと。
>>続きを読む

サニー/32(2018年製作の映画)

3.5

そこまで悪くなかったです。
なかなか題材もキャストも面白そうで、なのにみなさんあんまりなので逆に興味深くなりました。

前半の不条理拉致のドロドロからうってかわって後半は電脳ポップな感じに世界観変わっ
>>続きを読む

操作された都市(2017年製作の映画)

3.9

前知識ほぼなしで鑑賞したのですが、スゴく良かった!

やりたい放題、ツッコミどころも山ほどあるけど、それ以上のスピードとパワーでガンガン進んでいきます。
最近の良い韓国映画と同じく、ありえないくらいや
>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.6

オールスターキャストでエキゾチックな舞台のミステリー。2時間ドラマみたいなフォーマットだけど結構こういうの好きです。

ウワサのイケメンポワロは個人的にさほど違和感ないですが、前人たちの濃すぎる役作り
>>続きを読む

>|