liftmanさんの映画レビュー・感想・評価

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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

とにかく設定はナイス!
それだけになにかと惜しい。
音を立ててはいけないっていう大前提をつくっておいた割に、意外と劇伴とか効果音とかはばんばんホラーの王道なやつがくるので普通になっちゃってる。
どうせ
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マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.8

たしか27〜8年くらい前大学の頃、イレブンピーエムというテレビ番組で今は亡き今野雄二さんが絶賛してて初めて存在を知り、神戸のアサヒシネマでは支配人が別の映画が始まる前にMC(!)でこの映画の上映が数ヶ>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.6

まずは違和感が気になりました。
物語の転換の重要なきっかけが完全な偶然でご都合かと。原作の都合でしょうか。
肝心の魔性のイケメンの方の東出くんはヘアスタイルとかもどうにもハマってない気がしてリアリティ
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クレアのカメラ(2017年製作の映画)

3.6

ホン・サンス作品4本目。
今回はいつもよりちょっとだけ動きが多い気がします。映画祭のカンヌが舞台なだけに街がにぎやかか。それでもことさら異国情緒が強調されるわけでもなくやっぱりマイペースに進みます。
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.0

なんだかムカムカしたのは、日本というか日本人の、隠蔽して忖度して組織を優先するっていう体質になんだけど、それって原作はよくできてるってことかな?

シンゴジラまでいかないにしてもサザンまで引っ張り出し
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

本編を観る前、学園モノ邦画だったか、恋愛アニメーションだったかの予告があって、それはそれは当たり前のようにキラキラした世界だった。とても平和。
この映画はそんな世界とすぐに隣り合わせにあるけど、キラキ
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スローガン(1968年製作の映画)

3.2

90年代後半のこじゃれボーイズアンドガールズが憧れまくって過大評価されてた世界。
ピチカートファイブとか、サバービアとか、セントジェームズとか、フリッパーズギターとか、シトロエンとか、アニエスベーとか
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.0

こういう映画みたら中東問題もちょっとは理解できるかなと思ってましたが、わかった気にはなるけどやっぱり難しい。
しかし映画として上手くできていて、法廷劇としてとても面白い。
それぞれの役者さんもキャラが
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正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

3.8

この夏3本目のホン・サンス作品。
長回しだけど自然な芝居と、妙なクローズアップ。ちょっとずつズレてる反復とちょうどいい温度感にほろ酔い加減。それからキムミニに完全にはまった。

これが一番初期ってこと
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

さすがにここまで前評判スゴイと期待値上がり過ぎ。
面白かったにはちがいないけど、これまでにこういう感じがなかったわけではない。それ以上に中盤以降はよくできてるなーっていう思いで観てました。

それにし
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.6

さほど注目しているわけでもないけど、気づけば遊園地のアトラクションみたいな気分でもシリーズ結構みてます。

ここのところ元タイガースのオマリーみたいになってきたトムクルーズよりもサイモンペグとレベッカ
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.6

オゾン監督なので鑑賞。

こういうフランス映画って適度にサスペンスで綺麗な絵面でまあまあエロくて下世話で、真夏に観る映画としてもってこい。

いろんな側面がありますが、中盤まではほとんど質の良いレディ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

サスペンスとして大ヒットするには地味すぎるとは思いますが、とてもいいです。

先住民が住むワイオミングとか訳もわからず勝手にノスタルジーを感じてましたが、
日本では全くわからないアメリカの雪に閉じ込め
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メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.6

クソ暑い夏に香港の映画って良くない?と思い鑑賞。

もう20年くらい前の映像で、いまはまた違うのかな。
ストーリーはまあ良いとして、ゲリラ撮影された整理されてない香港の街はきっとリアルなんだろうなと。
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.6

ハネケ監督だけにスゴく意地悪を期待しすぎてましたが、前に見た白いリボンとかファニーゲームほどには胃を掴まれるような感覚に襲われることはなかった。
監督の作風に慣れたか、見方が甘いか。多分後者だと思いま
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.8

それからの雰囲気がよかったので、それ以外も観たくなり鑑賞。

ある意味延々と1人の女性を淡々と追っているだけなんだけど、適度に心地よく、適度に重い。
実際の監督と主演女優の不倫関係を知って映画を観ると
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麦秋(1951年製作の映画)

4.0

タイトルが思い切り地味なので見逃してました。

見始めて20分の印象は、チルなサザエさんかと。
原節子さん中心にした3世代の家族の物語ですが、淡島千景さんも出演かつ女性の結婚というテーマもあって結構華
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.7

なかなかソダーバーグの完コピ。
映画のキャラを特徴つけてた音楽も(多分作者変わっても)完コピ。
本家からのキャラもなにかと登場、ストーリーも二転三転ありで結構楽しめました。
やっぱり較べちゃうと、ギャ
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.3

母いわく、ゴダールなんか全然よくない。

ひさびさに60年代パリが観たくて鑑賞。
全体に中途半端な印象。
すごくゴダールの考えに迫ってるわけでなく、苦悩している姿がそれほど深刻にも見えず、時折挟まれる
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それから(2017年製作の映画)

3.8

長編ははじめてのホンサンス。
全編モノクロで、最初は50〜60年代の日本映画っぽい印象でしたが、ツーショットのワンカットでどんどんいっちゃう反復的な会話劇はゴダールだったりロメールだったりするのか〜。
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.9

山ほどチケット屋にある在庫が気になりながら鑑賞。
もはや事前情報でネガは織り込みズミでしたが、
似てないこと、フォースの覚醒から半年も経ってないうえにちょっと飽きてること、本シリーズと密接には関係して
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告白小説、その結末(2017年製作の映画)

3.6

久々のエヴァグリーン観たくて鑑賞。
なるほどそっちか、そういうことなのね〜とみなさんのレビューみて納得しました。
ラストでモヤっとしまくりの中、あの主人公のメイクの変わりっぷりでなんとなく察しはついた
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.6

メインの2人観たさに鑑賞。

9日間で撮影した代役のクリストファープラマー。
むしろこの人の方が全然合っているのではないかと。
時に冷徹で時に滑稽な億万長者は全く違和感なかったです。
シニカルな台詞を
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.0

最近観た中では最高のハードボイルド。
原題 You were really not here がしっくりきます。映画ドライブを思い起こしましたが、甘さは全くないけど、ドブの中みたいな映画なのにところど
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1


冒頭のサクラメントに関する名言からクルマの中でのやり取り〜ピンクのギブスまでのものの10分でストーリーの背景とかキャラとかをしかもオチまでつけて紹介してしまって極めて手際が良い。
大雑把にいうと普通
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君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)

3.2

個人的なことですが随分昔、結婚寸前までいった女子と最後に観た映画がクリスマスシーズンにやってた東映作の北京原人で、すっかりサムい内容に落胆してしまい、関係の冷え込みに拍車がかかった覚えがあります。
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.2

ウエスアンダーソンなので鑑賞。
なんとなくガンバと仲間たちみたいなのを想像してましたが、ちがうかな?
みなさんのレビューではウエスアンダーソン感が薄いのかやや厳しめなのもあったりですが、僕はむっちゃよ
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.7

冒頭からとても美しい。
美術、所作、音楽、衣装、カメラワーク、ライティング、隅々までいきとどいた幕開けから15分ほどの流れは、そこまで女性のドレスに興味のない私でもこの映画観て良かったと思わせる至福の
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

直前の告知で、こんなのあったのかと鑑賞。
冒頭の東映のタイトルからテンションあがります。
まさに深作監督そのものみたいな実録ヤクザムービー。昭和感といい、やりすぎなとこといいかなりイイところまでやって
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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.0

なぜか無名だけど、デルトロとかティムロビンスとか出演のしっかりした良作でした。

舞台はクストリッツァの映画みたいな、我々には馴染みが薄く全くインスタ映えとは程遠いバルカン半島の紛争地帯で働くNGOの
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修道士は沈黙する(2016年製作の映画)

3.8

経済、キリスト教、数学、政治と全く自分とはかけ離れた世界。
興味深く鑑賞しました。

世界のトップが集まる会議ということで、ロケーションからインテリア、カメラワーク全てが心地よく上質。
ストーリーは単
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.4

オトナの階段をのぼる少年、ニューヨーク、詩の引用、タクシー、謎めいた隣人、父親の愛人、思い通りにならない女友達、サイモン&ガーファンクル。
雰囲気いい。ストーリーも最後までよくできていて申し分ないはず
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.7

ラストこそ全て。
ここに作り手の思いが集約されているようでとてもやりきれない。
移民の問題、ナショナリズムの問題。
これまでに極東の島国でたびたび全く他人事みたいで、理解するには複雑すぎると勝手に思っ
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昼顔(1967年製作の映画)

3.6

ほぼ50年前。
やっばり当時のフランスって最先端だったのねってことで、
あちこちに当時の日本人が憧れまくって、どうにかマネしてたんだなっていうファッションとかインテリアとかクルマとかのオリジナルが満載
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.9

おなかいっぱい!
まさに英雄譚そのもの。
間断なくスケールの大きな戦いがこれてでもかと続く感じは最新のマッドマックスとか、ロードオブザリングとか、300かといい勝負。
隅々まで手間がかかっているようで
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.1

VHSとか地上波でかつて何度か観た覚えもあるけど、初の劇場で鑑賞。家だとついつい寝てしまうけど、今回はしっかり。
とても深い映画体験で、クライマックスの哲学的な言葉は今になってやっとわかった気がします
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