liftmanさんの映画レビュー・感想・評価

liftman

liftman

映画(118)
ドラマ(0)

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.5

ドラゴンタトゥーの続編ってことだけど、デビットフィンチャーじゃないのね。
リスベット役の女優さんはシガニーウィーバー似で、やや骨太で女兵士みたい。ルーニーマーラの病的で華奢でパンクな感じとはまたちょっ
>>続きを読む

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.3

近い将来にはAIに仕事を奪われると喧伝される一方で、消費者の立場ならアホほど大事に扱われる昨今。
うっかりしてたら自分の居場所なんてあっという間に奪われそうな一方で、そんなことには加担したくないし誰も
>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.5

〜で、結局どないやねん!
ってだいぶ散らかっていました。
ホラーだけど、根が明るいというかポップでお祭り。
ちょうど師走の繁華街みたいな音と映像の氾濫でかなり落ち着かなく集中できないのはそういうカオス
>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

大人になって身内や友人を亡くす経験をすると、霊なるものはさほど怖くなくなってきます。
連れて行かれるのは嫌ですが、
逆に化けて出てきてでももう一度会えないかなとか思ったり、よそ様のお化けも必ず誰かしら
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

イマイチ興味ない世界だったけど、改めて予告観てSuffjan Stevensの曲が素晴らしくて観賞。

予感通り、冒頭からあからさまにいろんなところでほのめかしが挟み込まれてストーリーはゆっくり進み、
>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.8

ノルウエーだしってことでそれほど期待もせず観ましたが、なかなか良かった。全然一級品。
とりあえず主演女優さんが最高に美しかったです。個人的好みで、寝ても覚めてもの人抑えて今年のベスト新人。

話として
>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.6

あれだけ毎日つるんでた友人といつも通りにバイバイ言ったのに、ふとしたどうってことないと思ってたきっかけで全く会わなくなる。かなりあとから振り返ってあの時ってかけがえのない時間だったと気づく。
人によっ
>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.6

なかなか今ドキの作品。
難解で複雑です。

都市伝説の謎解きでもないし、もちろんララランド的でもないし、一筋縄ではいかない。
ハリウッドで、カラフルで、エロくて、ポップ。
ゆがんでて、閉塞してて、鬱屈
>>続きを読む

若い女(2017年製作の映画)

3.4

まるでオーラがない。
パリ、独身女、アパートメント、猫、少女、これだけ絵になりそうな素材いっぱいなのに。
いつか弾けるのかなという期待も虚しく時間が過ぎていった印象です。
ついひと昔前だったらポップな
>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

世間的には地味だしそもそも続編だしノーマークな感じだけど、アクション映画としてなかなか良い。
画面のトーンなど派手な感じはあまりしないが、格闘、カーアクション、銃撃戦、どれもなかなかやりすぎてなくて渋
>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

とにかく設定はナイス!
それだけになにかと惜しい。
音を立ててはいけないっていう大前提をつくっておいた割に、意外と劇伴とか効果音とかはばんばんホラーの王道なやつがくるので普通になっちゃってる。
どうせ
>>続きを読む

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.8

たしか27〜8年くらい前大学の頃、イレブンピーエムというテレビ番組で今は亡き今野雄二さんが絶賛してて初めて存在を知り、神戸のアサヒシネマでは支配人が別の映画が始まる前にMC(!)でこの映画の上映が数ヶ>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.6

まずは違和感が気になりました。
物語の転換の重要なきっかけが完全な偶然でご都合かと。原作の都合でしょうか。
肝心の魔性のイケメンの方の東出くんはヘアスタイルとかもどうにもハマってない気がしてリアリティ
>>続きを読む

クレアのカメラ(2017年製作の映画)

3.6

ホン・サンス作品4本目。
今回はいつもよりちょっとだけ動きが多い気がします。映画祭のカンヌが舞台なだけに街がにぎやかか。それでもことさら異国情緒が強調されるわけでもなくやっぱりマイペースに進みます。
>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.0

なんだかムカムカしたのは、日本というか日本人の、隠蔽して忖度して組織を優先するっていう体質になんだけど、それって原作はよくできてるってことかな?

シンゴジラまでいかないにしてもサザンまで引っ張り出し
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

本編を観る前、学園モノ邦画だったか、恋愛アニメーションだったかの予告があって、それはそれは当たり前のようにキラキラした世界だった。とても平和。
この映画はそんな世界とすぐに隣り合わせにあるけど、キラキ
>>続きを読む

スローガン(1968年製作の映画)

3.2

90年代後半のこじゃれボーイズアンドガールズが憧れまくって過大評価されてた世界。
ピチカートファイブとか、サバービアとか、セントジェームズとか、フリッパーズギターとか、シトロエンとか、アニエスベーとか
>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.0

こういう映画みたら中東問題もちょっとは理解できるかなと思ってましたが、わかった気にはなるけどやっぱり難しい。
しかし映画として上手くできていて、法廷劇としてとても面白い。
それぞれの役者さんもキャラが
>>続きを読む

正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

3.8

この夏3本目のホン・サンス作品。
長回しだけど自然な芝居と、妙なクローズアップ。ちょっとずつズレてる反復とちょうどいい温度感にほろ酔い加減。それからキムミニに完全にはまった。

これが一番初期ってこと
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

さすがにここまで前評判スゴイと期待値上がり過ぎ。
面白かったにはちがいないけど、これまでにこういう感じがなかったわけではない。それ以上に中盤以降はよくできてるなーっていう思いで観てました。

それにし
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.6

さほど注目しているわけでもないけど、気づけば遊園地のアトラクションみたいな気分でもシリーズ結構みてます。

ここのところ元タイガースのオマリーみたいになってきたトムクルーズよりもサイモンペグとレベッカ
>>続きを読む

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.6

オゾン監督なので鑑賞。

こういうフランス映画って適度にサスペンスで綺麗な絵面でまあまあエロくて下世話で、真夏に観る映画としてもってこい。

いろんな側面がありますが、中盤まではほとんど質の良いレディ
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

サスペンスとして大ヒットするには地味すぎるとは思いますが、とてもいいです。

先住民が住むワイオミングとか訳もわからず勝手にノスタルジーを感じてましたが、
日本では全くわからないアメリカの雪に閉じ込め
>>続きを読む

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.6

クソ暑い夏に香港の映画って良くない?と思い鑑賞。

もう20年くらい前の映像で、いまはまた違うのかな。
ストーリーはまあ良いとして、ゲリラ撮影された整理されてない香港の街はきっとリアルなんだろうなと。
>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.6

ハネケ監督だけにスゴく意地悪を期待しすぎてましたが、前に見た白いリボンとかファニーゲームほどには胃を掴まれるような感覚に襲われることはなかった。
監督の作風に慣れたか、見方が甘いか。多分後者だと思いま
>>続きを読む

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.8

それからの雰囲気がよかったので、それ以外も観たくなり鑑賞。

ある意味延々と1人の女性を淡々と追っているだけなんだけど、適度に心地よく、適度に重い。
実際の監督と主演女優の不倫関係を知って映画を観ると
>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

4.0

タイトルが思い切り地味なので見逃してました。

見始めて20分の印象は、チルなサザエさんかと。
原節子さん中心にした3世代の家族の物語ですが、淡島千景さんも出演かつ女性の結婚というテーマもあって結構華
>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.7

なかなかソダーバーグの完コピ。
映画のキャラを特徴つけてた音楽も(多分作者変わっても)完コピ。
本家からのキャラもなにかと登場、ストーリーも二転三転ありで結構楽しめました。
やっぱり較べちゃうと、ギャ
>>続きを読む

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.3

母いわく、ゴダールなんか全然よくない。

ひさびさに60年代パリが観たくて鑑賞。
全体に中途半端な印象。
すごくゴダールの考えに迫ってるわけでなく、苦悩している姿がそれほど深刻にも見えず、時折挟まれる
>>続きを読む

それから(2017年製作の映画)

3.8

長編ははじめてのホンサンス。
全編モノクロで、最初は50〜60年代の日本映画っぽい印象でしたが、ツーショットのワンカットでどんどんいっちゃう反復的な会話劇はゴダールだったりロメールだったりするのか〜。
>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.9

山ほどチケット屋にある在庫が気になりながら鑑賞。
もはや事前情報でネガは織り込みズミでしたが、
似てないこと、フォースの覚醒から半年も経ってないうえにちょっと飽きてること、本シリーズと密接には関係して
>>続きを読む

告白小説、その結末(2017年製作の映画)

3.6

久々のエヴァグリーン観たくて鑑賞。
なるほどそっちか、そういうことなのね〜とみなさんのレビューみて納得しました。
ラストでモヤっとしまくりの中、あの主人公のメイクの変わりっぷりでなんとなく察しはついた
>>続きを読む

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.6

メインの2人観たさに鑑賞。

9日間で撮影した代役のクリストファープラマー。
むしろこの人の方が全然合っているのではないかと。
時に冷徹で時に滑稽な億万長者は全く違和感なかったです。
シニカルな台詞を
>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.0

最近観た中では最高のハードボイルド。
原題 You were really not here がしっくりきます。映画ドライブを思い起こしましたが、甘さは全くないけど、ドブの中みたいな映画なのにところど
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1


冒頭のサクラメントに関する名言からクルマの中でのやり取り〜ピンクのギブスまでのものの10分でストーリーの背景とかキャラとかをしかもオチまでつけて紹介してしまって極めて手際が良い。
大雑把にいうと普通
>>続きを読む

君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)

3.2

個人的なことですが随分昔、結婚寸前までいった女子と最後に観た映画がクリスマスシーズンにやってた東映作の北京原人で、すっかりサムい内容に落胆してしまい、関係の冷え込みに拍車がかかった覚えがあります。
>>続きを読む

>|