Otterさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

映画好きの友人から、かなりのお勧めとのことだったので、期待をもってやっと視聴した。
しかし、微妙であった。
南北戦争時代の虐げられる黒人をあぶり出した作品、のようだが、何のことは無いM・ナイト・シャラ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

シェフのジュリアン(レイフ・ファインズ)とマーゴ(アニャ・テイラー=ジョイ)の駆け引きはなかなかの見応え。
レイフ・ファインズはこの手の役が見事にはまる。 

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.9

チャドウィック・ボーズマン亡き後、どうやって話を成り立たせるのがという点について、ずーっと気になっていたのだが、よく考えたものだ。
(まあ次のパンサーはうっすらと予想されていたのだけれど。)
ヴィブラ
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シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ(2022年製作の映画)

3.0

うーん、前作の方が断然よかった。
日本で開かれる「ゲイ・ゲームス」なる大会に出場するため、手配したフライトが、なぜかロシア語圏のある国経由とか、絶対あり得ないだろう。
しかもそこは国を挙げてゲイ・バッ
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そして、私たちは愛に帰る(2007年製作の映画)

3.5

ドイツのブレーメンに住むトルコ人の父子のアリとジャネット、トルコ人父が出会った娼婦の女性イェテル、そしてトルコに残し今は連絡がつかないイェテルの娘アイテン、という人物関係に始まる。
アイテンは長らく連
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ホワイトナイツ/白夜(1985年製作の映画)

3.3

バレエダンサー(ソ連から米国へ亡命したロシア人)とタップダンサー(米国からソ連へ亡命したアメリカ国人)の二人による、ソ連脱出物語。
ライオネル・リッチーのSay you, say meはいつかかるのか
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やすらぎの森(2019年製作の映画)

3.0

世を捨てた三人の老人が住んでいる森。タイトルからはなんとなくほんわかした暖かさを感じるのがだ、ストーリーは意外にシビア。
自主的に社会との関わりを断ち切って人生最後を自由に生きようという、ある意味かな
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ソングバード(2020年製作の映画)

3.0

「マイケル・ベイ製作」に食指を動かされた。
致死率50%以上のCovid-23が蔓延する世界でのロサンゼルスを舞台にした映画。一般人はとにかく家にいなければならず、外出できるのは政府に登録された免疫者
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ザ・コントラクター(2022年製作の映画)

2.8

特殊部隊を除隊させられたジェームスが、民間軍事会社に勤めることになり、ドイツでの任務に就くのだが…。
軍事会社のボスが、キーファー・サザーランドなのだが、こちらは悪役で、CTUのヒーローとは正反対。
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.5

離婚して娘を元の妻に引き取ってもらっている、ギヨームはショーファーの運転手をしてお金をため、娘と一緒に生活できるようにがんばっている。
そんな運転手を指名したのが、元売れっ子調香師のアンヌ。これがまた
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白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

3.8

殺人罪で死刑になった夫が、実は冤罪であったという衝撃。しかもイランという国で。
ストーリーの背景からして、なんとも観る気にさせてくれる映画だ。
未亡人となったミナには口のきけない小さな娘がいて、そんな
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スーパー30 アーナンド先生の教室(2019年製作の映画)

3.8

金がなければ教育を受けられないのか!!
自身が貧乏であるために、ケンブリッジの入学を諦めたアーナンドが、いろいろな経験の末に、私塾を開くお話。しかもそこは無料。
実話ベースというから、驚き。
時間は長
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.0

『ドント・ブリーズ2』を先にみていたので、盲目の老人はどちらかというといい人だという先入観があったのだが、本作ではどちらかというと悪い人側だったので、ショック。
戦場で視力を失い、娘まで亡くした老人な
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ビースト(2022年製作の映画)

2.7

♪~ほんとにほんとにほんとにほんとにライオンだ~(CGだけどね)
イドリス・エルバがライオンと闘う。妻を亡くして娘達との仲を修復するためにバカンスに選んだのが南アフリカのサバンナ。
完全なB級のノリで
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

原作「マリア・ビートル」を読んだのははるか昔のこと。もうストーリーの大半は忘却の彼方にあったが、伊坂幸太郎の”何でもあり”感はぼんやりと覚えていた。
木村、檸檬、蜜柑、王子(プリンス)などなど、みな訳
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.0

アンジー出演で気になっていた映画を視聴。
悪事を世間に知らせようとする父親は、モンタナの森の中、子どものまえで命を奪われる。父親から大切な手紙を渡され、なんとかして町にたどり着こうとする少年。そんな折
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ヒア アフター(2010年製作の映画)

2.5

東南アジアで津波により臨死体験を経験したフランス人ジャーナリスト、ロンドンに住んで双子の兄を事故で亡くした少年、アメリカ在住の霊能力を持つ男性(マッド・デイモン)。なんのつながりもないこれらの人々がど>>続きを読む

スワンソング(2021年製作の映画)

3.7

映画「ストレイト・ストーリー」を彷彿とさせる、老人ロードムービーといった部類がぴったりの映画。
老人ホームで暮らしているパット。昔は町中の金持ちを顧客にもつ伝説のヘア・スタイリストだった。あるとき、昔
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ジェノサイド004(2020年製作の映画)

3.0

予備知識が何も無く、B級アクションの香りに惹かれて視聴。
製作国がオーストラリアなので、そこら辺の話かと思いきや、アメリカのペンタゴン辺りの人達が極秘で東南アジアのタイ・カンボジア国境にて戦闘ロボット
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コズミック・シン(2021年製作の映画)

2.5

26世紀、1万光年離れた星での戦い。異星人とのファーストコンタクト。設定がいろいろとぶっ飛んでいても、まあね。遠い未来の話だしね。
ブルース・ウィリス引退間近の作品群のなかでは、まあまあ観られるか、と
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ブロークン・シティ(2013年製作の映画)

2.8

NY市長のホステラー(ラッセル・クロウ)に呼ばれた元刑事で探偵のビリー(マーク・ウォールバーグ)。市長の妻(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の浮気調査を依頼されることから、ややこしい事件に巻き込まれてい>>続きを読む

灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

4.0

こんな衝撃的な映画、以前も視聴済のはずなのに全く覚えていなかった。
これは映画「判決、ふたつの希望」でも出てくる、サブラ・シャティーラ虐殺がモチーフになっているのだろうか。
どこの国か定かでは無いが中
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レッド・ブレイク(2021年製作の映画)

2.5

ワイルド・スピードでお笑い担当のタイリー・ギブソンが主演?という驚きで観てみました。
元海兵隊ということらしいが、あんなに弱っちいのはどうもいただけない。
これぞB級アクション。

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.5

シールズがアフガニスタンで遭遇した事実に基づいている本作。
そもそも、通信の確保が保証されない作戦自体に問題がありそうなものだが、本当だとしたらなんともお粗末というか。
あんな岩だらけの斜面を転げ落ち
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.5

牧場主のジョージとマーガレットは息子夫婦、孫と共に幸せな生活を送っていたが、落馬事故による息子の死で義理の娘ロニーが未亡人になってしまう。そんなおりロニーは青年ドニーと知り合い、再婚することになるのだ>>続きを読む

明日に向かって笑え!(2019年製作の映画)

3.5

アルゼンチン金融危機により、外貨の引き出しができなくなってしまうことで、庶民から集めた農協設立資金が下ろせなくなってしまった。
しかしこれは悪巧みを仕組んだやつらのせいだと判明。なんとか資金を取り返そ
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L.A.コールドケース(2018年製作の映画)

3.7

実際の事件を元に、その実体を世に問う形の映画。
事件そのものは全然知らなかったが、97年に起こった黒人がからんだ殺人(有名なラッパーが殺されてる)で現在も未解決な事件だそうな。
事実を淡々と追い続ける
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

ジュラシック・パークから連綿と続くシリーズをうまくまとめたものだ。
パークの博士達(エリー、イアン、アラン、そうそうヘンリーも)とワールドのオーウェン、クレアにさらに新たな登場人物も加わり、恐竜世界の
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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

4.0

売れない役者のエチエンヌが囚人への演劇指導に招かれる。監獄での発表では寓話を演じる囚人達であるが、次にエチエンヌが目指したのは、囚人達による「ゴドーを待ちながら」を、一般の劇場で上映するということ。役>>続きを読む

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.0

フォレスト・ウィティカーが殺し屋!?。しかも愛読書は「葉隠」。武士道に心酔している編み込みヘア(コーンロウ)な殺し屋という設定が、異次元すぎて逆に面白い。
そのうえ仕事依頼の伝達は伝書鳩。ほら、興味が
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炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.5

詐欺師のテディが留置所に連れてこられたとたんに、泥酔した謎の男も留置所へ。そいつがなんと殺し屋のボブでテディを狙っている。
警官のヴァレリーが間に立ち殺しは成立しないのだが、お次はサイコパスが現れて…
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パーフェクト・プラン 人生逆転のパリ大作戦!(2017年製作の映画)

2.5

モロッコ出身のヤシンが、フランスで就労するために、偽装同性婚をする話。フランスのおバカ映画なので、なにも考えずに観るがよし。

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.8

二日酔いで遅刻してレストランにショーアップしたアンディは、シェフとしての腕はなかなかのようだが、なにやら危なげなニオイがプンプン。
クリスマスシーズンのある一夜のレストランの内幕を、ノーカットで見せら
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.7

MCUの中で神であるソーってなんとも異質だし、今回は8回目の出演らしいし、そろそろ飽きが来る頃では、なんて不安は無事に消し飛びました。
マッド・デイモンがカメオで出演したり、ラッセル・クロウの使い方が
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私は確信する(2018年製作の映画)

3.7

フランスの未解決事件である「ヴィギエ事件」を映画化した作品ということだが、その事件はまったく知らずに鑑賞。それでも十分楽しめる法廷モノ。
被告は失踪した女性(被害者)の夫ジャックで、検察の主張は被告が
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マーベラス(2021年製作の映画)

3.5

マギー・Q、サミュエル・L・ジャクソン、マイケル・キートン、さらにはロバート・パトリックと、なんとも絶妙なキャスティングで、サスペンスとなるとなんともワクワクするではないですか。
ベトナム、ブルガリア
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