みあせぶさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

みあせぶ

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私は確信する(2018年製作の映画)

3.8

推定無罪の原則


“完全犯罪”に惹かれて観に行きましたが、事件そのものよりは裁判がメインのお話。巧妙なトリックに期待して観てしまうのはNGかもしれませんね。

主人公の人物像についてもフィクションな
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.8

均衡


キアヌ・リーブスが悪魔祓い役というだけで魅力的だったので鑑賞しました。笑
悪魔たちはなかなか気持ち悪いビジュアルでエイリアンっぽく描かれており、かなりアクションシーンも盛り込まれた作品でした
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.3

I, Daniel Blake


家族のアットホームな話かと思いきや、かなり深刻な社会問題を扱った作品でした。パルム・ドールも納得です。

医者から働くことを止められ、収入を得るために国からの援助に
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好きだった君へ: これからもずっと大好き(2021年製作の映画)

3.9

“Always and Forever”


シリーズ第三作目ともなると、それなりに応援したくなっちゃうこのカップル。今作でもラブラブですが、遠距離という壁が彼らに立ち塞がる3作目…

高校最後の年は
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バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.5

バレンタイン


日本じゃ友達と仕事仲間に義理チョコをあげる日みたいになってしまっているバレンタインデー。海外では男性から女性へ愛を伝えるロマンティックな一日となっており、今作も様々な男女の恋模様が描
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プレーム兄貴、王になる/プレーム兄貴、お城へ行く(2015年製作の映画)

4.0

役者↔王


“バジュランギおじさん”ことサルマン・カーンが一人二役を演じるこの作品!インド映画じゃ「三大カーン」なんてこともよく言われたりしますが、そのうちの一人。ダンスキレキレで歌もいけるおじさん
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

子羊の悲鳴


ようやくタイトルの意味がわかってスッキリしました。羊が鍵を握ってるのかと思いきや、主軸の殺人事件に関連するワードではありません。『“羊たちの”沈黙』なのに羊は1匹も出てこないなんて…あ
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グリース(1978年製作の映画)

3.8

ひと夏の恋


まだ観ていなかったミュージカル映画。gleeでこの映画のことを知りましたが、なんと言っても楽曲に当たりハズレが少ない!全ての曲が耳に残って離れません…!ミュージカル映画としては大成功だ
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ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

3.6

カミングアウト


ホリデーシーズンもすっかり過ぎてしまいましたが、時には季節感すら忘れて私たちを別世界へと連れて行ってくれるのが映画の良さでもあります。というわけで、今作の舞台はクリスマスを目前に控
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

-

“King of Pop”


マイケル・ジャクソンの音楽を初めてちゃんと聴いたのは中学生のころ。映画にハマってはいませんでしたが、当時からAmazonプライム会員だったので、マイケルの音楽も聴き放題
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glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー(2011年製作の映画)

4.3

gleeが愛される理由


ドラマgleeが大人気すぎて、キャストがコンサートで劇中歌を歌うという催しがなされ、それのダイジェストが収録されています。

もちろん、ドラマを観てから鑑賞するのがおすすめ
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グリーン・ランタン(2011年製作の映画)

2.7

“俺ちゃん”も苦笑いの一作


グリーンランタンって3600人もいるのか…というのが正直な感想です。地球外生命体でほぼ構成されているとはいえ、結構多いじゃないか…笑

『デッドプール2』でネタ扱いされ
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.5

芸術の都、パリ🇫🇷


パリに生きるアメリカ人、ジェリーの物語。劇団四季で『パリのアメリカ人』の劇がやっていた当時、『なんだこれ、ビジュアルがララランドそっくりじゃん!』と思ったのを覚えています。それ
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プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.3

5分間


誰でも超人になれるという謎の薬を巡るアクション・ムービー!!!
JGR×ジェイミー・フォックスってなかなか豪華なので期待していましたが…そこまでハマれず。

超人になれる時間が5分だけとい
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

4.1

“映画の魔法”


先日のゴールデングローブ賞に最多ノミネートされましたね!おめでとうございます!!!

マンクとは、『市民ケーン』の脚本を担当したハーマン・マンキウィッツの愛称。彼が『市民ケーン』を
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.7

サイモン・ペッグに学ぶゾンビ撃退術🧟‍♂️


『ゾンビランド』2作と『アナと世界の終わり』に続く、ゾンビコメディ4本目。

「ゾンビ=ホラー」と捉えていた幼少期の私はすっかり消えました。怖いの苦手だ
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101匹わんちゃん(1961年製作の映画)

3.8

最恐最悪毛皮マニア:クルエラ


絵本で死ぬほど読んだけど、映画は観たことなかったです。

1960年代ということで思っていたよりずっと古い映画でしたが、この独特なタッチの絵が素敵でした!ダルメシアン
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市民ケーン(1941年製作の映画)

4.6

“市民”ケーン


引き込まれるオープニングシーンと、はっとさせられる衝撃のTHE ENDに胸を打たれました。

観終わったあと、正直「????」という感じでした。ラストシーンが既視感はあるんだけど、
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ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル ホリデー・スペシャル(2020年製作の映画)

3.6

HSMTMSがもっと好きになる一作


題名が長すぎるので、オリジナル版のハイスクールミュージカル(HSM)と同じく、ハイスクールミュージカル:ザ・ミュージカル(HSMTMS)と略されて大人気の本シリ
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消されたヘッドライン(2009年製作の映画)

3.5

軍事企業と新聞記者


気がついたらレイチェルマクアダムスの出演作を観てる私です。今回は彼女とラッセル・クロウの記者コンビが相次ぐ殺人事件から軍事企業の陰謀を暴こうと奮闘する話。

静かに物語が動いて
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蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)

3.6

1928


約90年前の作品…!?おそらく世界で最も人気のあるネズミの話。

映像に合わせて音が出てくるのってやっぱり爽快。当時の人にとっては驚きしかない7分間だったのかな〜〜

若干、動物に対して
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ダニエル(2019年製作の映画)

3.9

“僕は君の一部だ”


“イマジナリー×スリラー”という不思議なジャンルなんですが、ホラー映画が苦手で全く観れない私でも何とか乗り切ることが出来る程度のホラー要素があります。オンライン試写会でしたが、
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おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

3.5

目に見えない障害


落としてしまった携帯電話を拾ったのは身長136cmの王子様。電話越しの声の主を想像していたわけじゃないけど、驚きのあまり声が出なかった主人公。

そして、「主人公ダメじゃん!」と
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この世界に残されて(2019年製作の映画)

4.5

残された人々


ホロコースト後のハンガリーにて。
医者と少女の友愛とも恋愛ともいえない特別な愛を描いた作品でした

共に大きな傷を抱えた2人に年の差の壁など関係ない。でも、それは単に恋人関係とかでは
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ボーイズ・イン・ザ・バンド(2020年製作の映画)

3.7

明るい話だと思って観たら…


ライアン・マーフィープロデュースということで、『ザ・プロム』や『glee』を頭に思い浮かべながら鑑賞しました。しかし、それが仇となってしまい、なんだか鬱な気分になってし
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オラフの生まれた日(2020年製作の映画)

3.8

あこがれの夏…!


日本中で大ブームとなった『アナと雪の女王』1作目裏にはこんな物語が隠されていた…!あの超有名なシーンをオラフ目線で見ることができます。

突如として命を吹き込まれた雪だるまオラフ
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

5.0

彼女を偲んで…


RBGの愛称で親しまれたルース・ベイダー・ギンズバーグ最高裁判事。『ビリーブ』で彼女の存在を知った私は、すっかりファンになってしまいました。元々法律に興味のあった私は、彼女の姿があ
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ピーター・パン(1953年製作の映画)

4.0

“You can fly!”


「大人になりたくない」
と思ったことのある全ての人へ。

私も今年でようやく年齢的には大人になるので、この気持ちはすごくよく分かる。何か失敗したり間違えたりしても今ま
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アリアナ・グランデ excuse me, i love you(2020年製作の映画)

-

“I want it, I got it.”


こんな「7rings」の歌詞がぴったりなライブ映像が詰まった作品です。ドキュメンタリーと言うよりかは、アリアナのショーをみんなで楽しむタイプの作品。コ
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

まだ見ぬ「きらめき」を追い求めて…


ディズニーが描く魂《ソウル》の世界。『リメンバー・ミー』では死後の世界を描いていたので、その辺に近い感覚なのかな。近未来的な描写で私たちが産まれる前や死後の世界
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

2.0

“観る”美術品


このキャストじゃ楽しめないはずないでしょ!と思って意気込んでいましたが、私には全然合わなかった…
1時間ぐらいで睡魔が襲ってきて後半はほぼ覚えていません。

冒頭、ルーニー・マーラ
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.8

“隣人を愛せ!”


2021年初めての長編作品レビューです。今年もよろしくお願いします☺︎

LGBTQの高校生を主役に、煌びやかなサントラを迎えたミュージカル作品。音楽・ミュージカル映画の持つハッ
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ミッドナイト・ファミリー(2019年製作の映画)

4.0

人口900万人、
公営救急車45台未満。


圧倒的に公営救急車の数が足りないメキシコシティで私営救急車を走らせるオチョア家のドキュメンタリー。

日本では119番ですぐに呼び寄せることが出来る救急車
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警察と泥棒(2020年製作の映画)

3.7

BLM


2020年もあと少し。
今年の大きな出来事のひとつに、BLM運動も挙げられるのではないでしょうか。
私も「ヘイト・ユー・ギブ」などに代表されるような黒人差別を訴える映画を何本か観賞しました
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.5

心と体を同時にケアできるのか?


ふわふわなビジュアルが最高に可愛いベイマックスですが、まずびっくりしたのは実は原作はMARVELコミックスだということ。
邦題とは違って原題は“Big Hero 6
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シターラ: 夢を抱け、少女たち(2019年製作の映画)

3.8

児童婚の現実


ずっしりとした重みのある短編でした。

望んでいない結婚によって自分の夢を叶えられない子供たちが毎年1200万人もいるなんて…
しかも結婚相手はかなりおじさん。そんなの嫌だよ…

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