shinさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

パニック・フライト(2005年製作の映画)

3.2

キリアン・マーフィ怪演サイコサスペンス。
タイトルロールで流れるプロローグ、映像の質感、後半のグダリ具合い、突如出てくるジャベリン。この辺が最高に映画映画してた。THE映画。
この年代の映像の質感、チ
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.9

化学物質による生物の突然変異。人間が食物連鎖の頂点から滑落した終末世界。

超大味作品。Netflixはこういう大味なの得意だよね。中途半端な大味も多いけどここまで振り切ってるのは清々しくて好き。気楽
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ゴーステッド Ghosted(2023年製作の映画)

3.0

出会った恋人が実はCIAで生物化学兵器奪還の任務に巻き込まれる。
古臭さすら感じる王道のストーリー演出音楽なんだけど、あえての古臭さを感じた。踏襲というかリスペクトというか。サメ映画を楽しめるかどうか
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.7

ポート・アーサー事件の映画化。
この作品でこの事件を初めて知った。

作品を観終えて、何がキッカケ/原因だったのか分からなかった。というか理解できない。35人を殺した彼の気持ちを理解しようとする気力な
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.2

麻薬事業売買を巡るアングラ欺瞞劇。
評価の高さとキャストの豪華さに期待しすぎたかな。盛り上がりどころに期待し身構えたまま終わってしまった。

シリアス5 : コミカル5 みたいな作風がガイ・リッチーら
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これからの人生(2020年製作の映画)

3.6

ホロコーストから生き抜いた老婦人と
両親のいない難民少年の触れ合い。

いい話。いい話なだけにもっと長尺で観たかった。二人の心の距離が近づくきっかけとして、もうひと山ぐらいエピソードあったらもっと好き
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

2.8

サメvs女医
採血でフラフラしちゃう自分には苦手な出血描写でキツかった
さらさら系の出血
後半、サメに真っ向勝負しかけててちょっと笑った

友達とのその後は?縁切ったのかな

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.3

原作知らずの鑑賞の感想。

余命半年どう生きるか、系。
この映画半分回想録でウィリアム(ビル・ナイ)が死んでからが面白かった。
あらすじ見て死生観丸出しの作品かと思ってたけどそんなことはない。説教くさ
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ランナウェイ・シーフ(2023年製作の映画)

3.3

音楽がうるせー笑 でもそれがインド映画の持ち味なのか。
飛行機内でダイヤモンドを盗もうと画策する中でハイジャックに遭遇するっていう一歩間違えればコメディー。
でもちゃんと頭脳派なスリラーとして仕上がっ
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.2

友達と久しぶりに観た。
高校ぐらいの時は割と怖かったけど今みると面白い。こういう作品を作る側になってみたいなー
特典に収録されてる「稲川淳二と観るパラノーマルアクティビティ」がバカおもしろい。最高のエ
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美しい湖の底(2017年製作の映画)

3.0

時間逆光サスペンス。

つまらなくないけど面白くもない!
わかる人にはわかる感想 "いつものネトフリ映画"
時間逆行のプロットは好きだけどその分最後のセクションに期待しちゃうからハイリスクだよね。組み
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.3

ゴールキーパーとして活躍したバート・トラウトマンの実話。
独軍兵士→敗戦/英国捕虜→収容先でスカウト→英国ゴールキーパー
すごい人生。
1945年のWWⅡ終戦前後から始まる物語だけれど気鬱な雰囲気は程
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.8

一作目より好き。冒頭の謎の箱、「ぶち壊せや」を実際やってくれた時点で「この映画好き」ってなった。
前作でブノワ・ブラウ(ダニエル・クレイグ)のキャラ性が薄いと思ってたけど、そういうキャラなんだと分かっ
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メスキーナ ~負け組プリンセス~(2021年製作の映画)

2.6

30代独身女=メスキーナ(惨め)
「はよ結婚しろや」って捲し立てられるこの時代にしてはかなり責めてるコメディー調の成長譚。

自分が現状結婚願望ないから無理矢理結婚させられる国/文化/家庭じゃなくてよ
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.1

退屈な日々を送る男女に突如訪れる非日常的なイベント。分岐点。退屈な日々に戻るぐらいならサブイベントに浸りたいって気持ちはわかる。
基本床体操をして過ごす専業主婦コージー。退屈な日々というより彼女は少し
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

A24 × マルチバース
マルチバースの力技。ifストーリーの具現化。もしあの時…のオンパレード。『マトリックス』から『2001年宇宙の旅』までオマージュの渋滞。カオス。小難しくした劇場版クレヨンしん
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アンチグラビティ(2019年製作の映画)

2.6

昏睡状態の世界で記憶と夢が作り出す世界。多分あらすじだけ見て付けたタイトルで重力は何も関係ない。

監督の "好き" を詰め込んだ世界観。FFとか好きなのかな。
その設定も世界観も演出も色んな作品に既
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テトリス(2023年製作の映画)

3.3

テトリスに纏わる実話。
とにかくテトリスがしたくなる映画笑
興味深い話ではあったけど期待していたものとは違った。話が進むにつれてテトリスが置いてきぼり。主役が開発者ではなくセールスマンのヘンク・ロジャ
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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

4.1

めっちゃ面白かった。トークも面白いしストーリーも面白い。
これはゲーム?リアル?っていう展開はデヴィッド・フィンチャーの『ゲーム』に似てるんだけど、こっちはこっちで別の面白さがある。
ジェシー・プレモ
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スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.9

「Operation Dinner Out」
中国に囚われた相棒/スパイ(ブラピ)の救出劇。
これ脚本ありきの面白さなんたけど、それを生かしきったトニー・スコットはやっぱ凄い監督だったんだな。精彩を放
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ムーン・ウォーカーズ(2015年製作の映画)

3.1

アポロ11号の月面着陸はスタンリー・キューブリックが撮った映像である、、
っていうアメリカで有名な都市伝説を映画化したコメディー作品。そんな面白い都市伝説があったんだ。

題材がきれっきれで最高!キャ
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海辺の家族たち(2017年製作の映画)

4.0

父親の病をきっかけに20年振りに帰ってくる娘と、寂れる故郷を嘆く息子たち。
子供たちって言っても5~60代の娘息子。各々の人生を振り返ったり、これからの足跡をどこにどう残していくか。そこに海と地平線添
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アーカイヴ(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

監督が『月に囚われた男』の美術さんって情報でくそ納得。
舞台は日本/山梨県。出てくる漢字も日本語もなんちゃってジャパニーズなんだけど日本好きが伝わってくるしこれはこれで可愛い世界観。低予算を感じまくる
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ターゲット(2010年製作の映画)

3.5

真面目なスパイアクションかと思った。でも不意のコメディーも悪くない。
言語の壁があっても分かる昔ながらのコメディー。
殺し屋ビル・ナイ、詐欺師エミリー・ブラント、味付けにルパート・グリント。このトリオ
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ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

4.2

実話。
シリア ISに囚われた写真家ダニエルの生還劇。捕虜となり拷問される裏側で家族が身代金集めに奔走。

テロリストとは一切交渉しない
非公式であっても身代金は出せない
っていうデンマーク政府の
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完全なる報復(2009年製作の映画)

3.8

妻子殺された夫ジェラルド・バトラー
vs
検察官ジェイミー・フォックス

結構グロかった。
正義 対 悪というよりもそれぞれの正義のぶつかり合い。自分はやっぱり被害者クライド(ジェラルド・バトラー)応
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.4

タイの高校生達によるカンニング映画。
強盗ものとかもそうだけど悪いことしてるのに応援しちゃう面白さがある。鉛筆のバーコードの発想に笑った。
終わり方がちょっとガッカリ。倫理的に難しいんだろうけどエンタ
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.9

過去や未来を少しだけ垣間見ることができる博士(アンソニー・ホプキンス)の捜査劇。
アンソニー・ホプキンスの演技観てるだけで楽しい。なんであんなにも切ない目、遠い目ができるんだ。間のとり方も天才的。
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

2.6

続編、実話。テンポいいし飽きない。でも内容とか驚かし方は前作とは違いけっこう陳腐。
なにより「Based on the true story.」だけど絶対実話ではない笑
人が瞬間移動したり飛んだりしま
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死霊館(2013年製作の映画)

3.5

実話。
ってされてるからそう思い込んで観た。子供騙しなホラー映像が苦手なんだけどこれは割と好き。被害者家族と心霊研究家、両方に焦点を当てていたのが良き。
過剰な演出もなく、総じて監督/ジェームズ・ワン
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.7

オリエント急行殺人事件の通勤列車版みたいなやつ。
リーアム・ニーソンっていつもタイムリミットに追われてる。
肝心の謎解きはスマートではなかったけど、ワンカット風のアクションは見応えあった。リーアム・ニ
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ハード キャンディ(2005年製作の映画)

2.7

エリオット・ペイジ出演でずっと観たかったやつ!配信きててやっと観れた。
日本のオヤジ狩りの事件/ニュースが着想らしい。オヤジ狩りとか懐かしい言葉。

100分ほぼ2人の対話劇。内容はともかくこの2人(
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ペトラは静かに対峙する(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

父親探しから始まる紆余曲折。かなり好き嫌い別れそうな作品。
つまらない訳ではない。けど「結局なんの映画?」ってなった。

時系列のバラし、パン多用のカメラワーク、安っぽいラストシーン。全て含めて "そ
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.2

イラク戦争の嘘を暴きつつ、「NYタイムズが言っているんだから間違いない」っていう世論とも戦った新聞記者たち/ナイト・リッダー社の実話。
内容は興味深かったけれど映画としてそんなに面白くなかった。

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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.7

ジム・キャリー演じる弁護士が嘘をつけなくなる。翌日は裁判。このあらすじだけで笑える。
滑走路での大暴走は反則。
「大人の世界には嘘が必要なんだ」

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

4.2

認知症の父親に振り回されるコメディーロードムービー。
ストーリーもメッセージ性もシンプルなのに奥深い。やっぱり親子っていいなと思える反面、自分の父との関係を思うと少し歯がゆくなった…。親孝行したくなる
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