ぺええんむさんの映画レビュー・感想・評価

ぺええんむ

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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.2

ベイビードライバー開始5分で「あ、今年の一位だわ」で始まり、終わりまで疾走された感じ。説明ゼリフを極力まで廃し、音楽と画面で魅せる魅せる。あと、見終わって私は私の糞ったれかもしれない平凡な日々を愛そう>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

泣いて帰った。
祖母達がかつて語った戦中の風景がそこに再現されていた。愛おしくなるような普通の営み。丁寧な生活の描写は日常を壊されるとはこういった事なのだなと痛感をした。色んな事が素晴らしいのだが、こ
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エール!(2014年製作の映画)

3.8

観た後暖かい気持ちになった。聾唖者の両親と弟をサポートしながら家業も手伝っている少女が、自分の目標の為に家を出る決意をする事により物語は動く。重いテーマだが、コメディな家族の雰囲気は明るく軽やかな気持>>続きを読む

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.0

二回言う!楽しかった!楽しかった!テーマ曲を聞くだけで気分があがる。スタッフロールまで楽しませてくれて感謝。イケメンの新たな使い方とニヤリとする前作ファンへのサービスも嬉しい。ゴキゲンってこういう事♪

怒り(2016年製作の映画)

4.2

妻夫木君と綾野剛のイチャイチャが観たいという不純な動機が薄れる位全体的に良かった。終わりを見据えた者と終わりを信じられなかった者と衝動が切ない。人は弱くて間違える。でも時には乗り越えられるのだろうかと>>続きを読む

GONIN サーガ(2015年製作の映画)

3.8

前知識なしで観たが、GONINの次世代の話だなんて熱いじゃないか。役者陣の熱演、最高じゃないか。石井隆監督は役者の力の引き出し方が上手い。相変わらず救いがないのにこの爽快感は何なのか。負け犬達がたまら>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.0

終始ピリピリとした緊張感に包まれた映画。音楽で受けた理不尽な思いや怒りは音楽で返すのがたまらなくかっこいい。一心不乱に高みを目指す狂気じみた強さが凄い。ピンと張りつめた糸が演奏と共に昇華され爽快。震え>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.2

やられた。時間が経つごとに重さが来る。ボタンをひとつ掛け違っただけの事がきっかけで狂気と正気の境目なんて隣り合わせなのかもしれない。何て事のない日常も実は危うい均衡で保たれていて奇跡なのかもしれないと>>続きを読む

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

3.0

キャストも美術も良いしアクションだし監督が園子温だし、面白くなる材料が揃っているのにいかんせん見続けるのが辛く残念。最後の30分でようやく観やすくなって来るという。所々はとびきりかっこ良く切り取って観>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

観た後胸を打たれてしばし茫然とする。生き辛さを抱えながらも3人の幸せそうな姿が繰り返し思い浮かぶ。タイトルから甘い映画かと思ったが、骨太の法廷ドラマでびっくり。歌の使い方が染みる。

渇き。(2013年製作の映画)

3.2

登場人物が皆頭が狂っている感じが疾走感と共に出ていて良かった。後半失速したのが残念。役者陣秀逸。特に小松菜奈ちゃんの透明感は彼女しか演じられない随一のものだった。

寄生獣(2014年製作の映画)

3.5

原作が好きで食わず嫌いだったが、想像以上に良かった。特に画面作りが製作サイドの原作へのリスペクトを感じる出来だった。東出君が不気味でハマリ役。2部作にして見所を増やすよりも1本に丁寧にまとめて欲しかっ>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

3.8

面白かった!頭空っぽにして楽しめた!規格外な設定で大いに遊んでいて、気持ちが良かった。観た直後は思わず一人称が俺ちゃんになってしまう。俺ちゃんおバカだけど一途でかわいいったら。吹替がストレスなく良かっ>>続きを読む

オオカミは嘘をつく(2013年製作の映画)

3.0

シリアスなクライムサスペンスかと思ったら随所随所で割とビックリ。こういう映画なのか?こういう映画なのか?と飽きさせない演出は楽しかったが何ともスッキリとしない。色合い、カメラワーク、構図など画面構成が>>続きを読む

偽りなき者(2012年製作の映画)

3.8

嘘が人々に感情的に連鎖反応して広まり、悪評が一人歩きする様が不気味。田舎という閉じた空間が舞台なのもやりきれない。強くあるしかない切なさが痛い。
そして何といっても眼鏡のマッツ。マッツ鑑賞に最適な一本
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ウォーリアー(2011年製作の映画)

4.5

ど傑作!リング上では一対一の生身のぶつかり合いだが、戦う理由が自分以外のためってのがまた熱い。家族の繋がりや距離って決して外からは測れない。緊迫の試合を経て来るカタルシス。惜しみ無く拍手を。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.2

エンターテイメントとして文句なしに楽しいのに加え、何気ない台詞が何重にも意味が取れる練り込まれた脚本が秀逸。物語の捉え方を観客それぞれに委ねる妙技。観た人それぞれの物語がある。ねずみがいっぱい出て来て>>続きを読む

ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

3.8

前作は未見だが、楽しめた!かっこいい!
物語もそれぞれの思惑が絡まり飽きない。
アクションが良いのは言うまでもないが何といっても意志の強そうなイコ・ウワイスの目に惹かれた。フォースの覚醒にも出てたとは
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甘い生活(1959年製作の映画)

4.2

登場人物達が楽しそうに好き放題にしながらも幸せそうではないのは何故だろうと思った。
だが、感じた苦みとは対象的に鑑賞後は不思議と重い気持ちにならず、綺麗な映画だと思った。ラストシーンの海の音色が静寂と
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.2

ホーキング博士を支えた妻ジェーンの献身的な姿もさることながら、変わりながら人生を歩んでいく事がとても美しく思った。
アカデミー賞主演男優賞受賞のエディ・レッドメインの演技が圧巻。
そして何気に衣装の生
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