ぺっこり180度さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ぺっこり180度

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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.3

急成長中の自ら興した会社、生き生き働く社員、高い執務能力、賢く健康で屈託のない子どもらしい子ども、家の仕事を一手に引き受ける夫、磨き上げられた容姿など、多すぎる程の多種多様な財産を持てる女性(アン・ハ>>続きを読む

フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.9

一見関連の無い事物が関連することで世界は成り立っている
「風が吹いたら桶屋が儲かる」物語
大好きだ。

原作読了後、直ぐに視聴。
原作アリの映画で原作より映画の方が好きな事は無い人生を覆された。
今回
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ハーヴェイ・ミルク(1984年製作の映画)

3.9

ミルクさんは、人を巻き込むのが上手で、ポジティブな魅力にあふれた人物だったのだなと感じた。

犯人がミルクさんを殺したのは、ミルクさんがゲイだったからというのもあるが、おそらくそれだけでは語れないだろ
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ポテチ(2012年製作の映画)

3.6

伏線と回収。
洒脱。
ひょうひょう。
濱田岳さん。

1時間ちょっとの短い中に伊坂幸太郎原作の良さを凝縮したとても観やすい一品。

主な登場人物の半数はちょっとした(?)犯罪者なのに悪い人がひとりも出
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牛久(2021年製作の映画)

-

観ていて、時々「この人達は、どんな重大な罪を犯して投獄されてるんだっけ?」と思わずにはいられなかった。そしてすぐ「いやいやいや、違う」と、思い直した。

もし自分が、止むを得ない事情で、よく言葉も分か
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ランナウェイズ(2010年製作の映画)

3.0

衣装すてき。
照明も好き。

ジョーン・ジェットさんのカッコよさが突出した映画。
本映画の製作総指揮にジョーン・ジェットさん本人が携わっていることも影響しているのだろうか。

シェリー・カーリーさん役
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

1.0

キャスティングのハマり具合は心地よいほど。

ですが。

パッと見感動的に見えかけたんですが。
冷静に考えると感動的に見えること自体が凄く怖く。

個人的には(ラストのあれではなく全体を通して)とにか
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ねことじいちゃん(2019年製作の映画)

3.5

猫の様子の美しさにただただ「うふーん💖」てなる。

人間パートは、陰口とか、奇妙な競争心とか、底意地の悪さとか
本来日本の地方のコミュニティにはあってしかるべきどろどろしたものが一切描かれず、ある意味
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.5

なにはともあれ安定感抜群。
騙されてるのを知っているから安心して展開を追うことができる。
ハラハラするのが苦手族の当方には観やすい映画。
本当にハラハラしたい人には物足りないかも。

劇場版2作目の本
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.6

本作、ドラマも映画も見た事ないですっていう観客以外は物語冒頭から自分が騙されることを知っているので、「どう騙されているのか」を楽しむ映画になってしまう。が、それはそれで。それ故に圧倒的な安心感を持って>>続きを読む

吉原炎上(1987年製作の映画)

3.0

五社監督作品ですね。と、いう映画。

若汐というひとりの花魁を軸に、吉原生活の悲喜交々を描いているとはいえ、それは五社監督フィルターを通した吉原のあれこれ。
きれいごとにされると違和感があることを、悪
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フィラデルフィア(1993年製作の映画)

3.9

大好きなフレディ・マーキュリー氏の事を思わずに居られない映画。
80年代後半から90年代前半の、あの時代のAIDSに対する世の空気が良く表れていて、今みてなお切ない。

事実をモチーフに描かれて居る分
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.2

ギズモがかわいいいいいいいいいい。
物語とかどうこうよりも
ただひたすらギズモの愛しさに夢中になるための作品。(私感)
ギズモがなにかにつけ「モグワイ」「ギズモ」とつぶやく声がたまらん。
はああ、かわ
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48時間(1982年製作の映画)

3.1

もういつなのか分からないくらい前に初見。
それから何度か見返している。
見返す度、印象より物足りないと感じる映画。
その後似たような作品を多く見たからなのか
それともエディ・マーフィー氏が
エディ・マ
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.0

執拗なまでにエージェントスミスとネオを戦わせたところは
(賛否両論あろうが)個人的にはねちっこいこだわりを感じて嫌いじゃない。

しかし。なんだろう。

ス○ーウォーズシリーズがディズ○ー印に染まった
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EMMA/エマ 人工警察官(2016年製作の映画)

3.1

物語中盤で「あれ?ここで一段落?」
最後まで観て「え?これで終わり?」と違和感。
まるで連続ドラマの1話2話が収録されたような…と、思ったら、どうやら本当にそうらしい(ネットからの荒々情報だけど…)。
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.9

鍋に湯が沸く様を映画館のスクリーンで観る贅沢。

自分の身の回りの出来事に一喜一憂しつつも、穏やかに流れていく時間を愛でる主人公達。
ケチだの庶民だの言われがちな筧さんだが、彼らは本質的に豊かで、その
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ジャンパー(2008年製作の映画)

3.0

設定はもうありがちになってしまった系といえばそうなのだけれど、映像がスタイリッシュで、オープニングではわくわく。

けれど
物語が進むにつれて気持ちが置いて行かれるというか
どんどんひき付けられなくな
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エクソシスト(1973年製作の映画)

-

ホラー界の金字塔。
子ども時代のトラウマ作品。

信じてもらえないかもしれないが、初見は小学校の授業でだった。
視聴覚教室で観た。
とはいえ授業は45分間だから、中途半端にしかみていないはず。
概ね記
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.0

前編を観終え、期待しての後編。

人は、口に出した方が良い事を出しそびれ、わだかまりを抱えたままだとその後の人生が歪むものだわなあと思う。
本作で描かれる「真実を真摯に追求する」ことと「吐き出す必要性
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.5

前編・後編の二本立て。の、前編。

圧倒的に魅力的だなあと感じたのは当時ほぼほぼ新人の主演藤野涼子さん。落ちついたトーンで喋る、分別ある中学生を激烈好演している姿に心奪われる。

また、そんな藤野さん
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西遊記 はじまりのはじまり(2013年製作の映画)

3.2

公開当時映画館で観たものを再鑑賞。

公開時鑑賞の記憶は
「何このエンディング曲。え?笑わせようとしてる?」
と思ったことのみ。

エンディングで使用される楽曲が衝撃的すぎてその他の記憶が吹っ飛んだ。
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超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984年製作の映画)

2.9

観る前、CG当たり前の2021年に観ると手描き絵のクオリティの半端無さに愕然とするという噂を聞きつけ、観てみたらほんとに。なにかに取りつかれでもしなければ途中で心折れるであろうと思わせるほどの手数。>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

-

長澤まさみさんのかっこよさを改めて認識できたのだけは、観たかいがあった。

しかし以前から東野圭吾さんの作品は観ても読んでもおもしろいと感じない、個人的相性の悪さがあり、今回もうーんと言う感じ。

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アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜(2008年製作の映画)

3.2

原作ファン。かつて日本で作られたドラマ版に違和感を感じたクチ。

韓国版は橘(=ジニョク)の再現度(特にビジュアル面)が最強。
登場人物の背景も原作に忠実で好感。
ただその分(2時間ほどの映画にマンガ
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

-

物語はまだ自分の中で咀嚼できず、
ハヤオ氏の女性観は理解の範疇の外なので
そのふたつは保留として

やはり絵が。
絵が凄い。
また今作とくに目を奪われたのは「色彩設計」。
どうしたらあんなにきれいな色
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.4

どこまで真実でどこから創作か分からないし
誰の言っていることが真実か嘘かも分からない。
しかしそこがやけにリアルで悪くない。

それにしても
子どもは親を選べないからなあ・・・
と、何とも言えない気持
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TAXi(1998年製作の映画)

3.0

だいぶ前に観た。何となく面白かったような記憶…と、思いながら再視聴。

主人公(警官の方)が、思ってたのの300倍くらいポンコツで驚く。

リュックベッソン氏っぽさは満載。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

-

今作はこの監督の中でも特に評価が高目の作品という印象があるので観てみた。
一応、最後まで。

結果、設定とかは面白いし(今見ると当時はガラケーにそんなポテンシャルを見出していたのか?!とそんなのも含め
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ザブングル グラフィティ(1983年製作の映画)

-

古いアニメ映画。
テレビシリーズのダイジェストみたいな?!

ザブングルはテレビでみた事がある気がするなあ。まあまあ好きだったよなあ。よく覚えてないけど。
と、思いつつ縁あって見始めて数分。
あれ?私
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HARDWARE WARS ハードウェア・ウォーズ(1978年製作の映画)

-

何か楽しそう。作ってる人が。
そして全体的に丁度良く駄目で良い😆

役者さんの、「本物と比較しての何か違う感」が絶妙だったり
12分という長さとか(これ以上だときっと飽きちゃう)
あえてチープに作って
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.3

多分公開されたころに観たのに記憶が抹消されていた。
再視聴してなぜ記憶が消えたのか分かった気がした。

続きものの宿命は「前作を超えなければならない」こと。

しかし本作。一作目の「実はあなたが生きて
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愚行録(2017年製作の映画)

3.8

冒頭シーンが秀逸!
こんなにも主人公の得体の知れなさを印象付ける方法があったかと感嘆。

主役である妻夫木氏演じる雑誌記者・田中武志の取材で
田向家事件の真実が炙り出されていく物語かと思わせつつ
違っ
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ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

3.1

前作の大ヒットを受けて(多分)の2作目。
1980年代独特のパワフルさという魅力は前作を引き継ぎつつ
アクション度
ローズウッドのサイコパスっぷり
エディ・マーフィー氏演じるアクセルの口八丁手八丁
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メメント(2000年製作の映画)

3.8

ノーラン監督作品を初回観る時、必ず思う。
「こんなに複雑にしなくてもいいのに」
そう思いながら若干イラついてさえいる。

しかしそのフラストレーションをこらえて最後まで見ると必ずもう一度最初から観たく
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.9

公開当時、巷に上半身を反らす人を続出させた映画。

映像革命を起こした映画の一つ。

長身のネオ、トリニティ、モーフィアスが黒ずくめの衣装をなびかせ戦うスタイリッシュさに1999年の人類は魅了された。
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