PerryNyanさんの映画レビュー・感想・評価

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流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

先に原作を知っていたけど、映画もとても良かった。落としてるエピソードはたくさんあるのだけど、バランスが良いのだろうな、と感じた。

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

4.0

手紙は中心というわけでもなく、夢みる人の現実の成長を描いた、とても良い映画だった。
そう思うのだけど、いろいろな評価が辛くて意外だった。

草の響き(2021年製作の映画)

4.1

重いテーマではあるけど、きれいな映像が多かったのは良かった。この作者のは原作もたいがいそうだが、それでどうなったのかがよく分からない。
それも含めて映画ということか…

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

平日の空いた映画館で観た。休日はかなり混むそうだ。
テーマは、みんな同じ道を辿るということか。ターゲットは若い人だろうが、これを書いたのは、若い人ではないだろうな、と感じるところが随所にあった。だから
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スパイの妻(2020年製作の映画)

4.1

ちょっと怖いシーンもあったが、それこそ「お見事」と言いたくなる映画だった。

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

4.3

原作も知っていて、どう表現するのかと思いながら観てみた。映像なりの良さもあって、良い映画だと思った。
ここのレビューが辛いので驚いた。

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.5

半年ぶりの映画館だった。映画自体にはいろいろ思うところはあるが、こんな時期に映画で大笑いできたのだから、それだけで良かったと思う。

ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

あらすじを知ってから観てもよい、上品な映画だった。映像がきれいだったのも良かった。行ってみたくなる景色も多かった。宮城県は監督の出身地なんだ。
トヨエツはいったい何者だったのか、とても気になる。

恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

3.9

博物館で上映していた。60年代の台湾の雰囲気がよくわかった。侯孝賢監督の映画は静かなのが多いが、これもそう。
ホンがどうしてそうなったのかは、観た側が考えろということなのか…

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.8

原作を読んでいるときから、福山雅治と石田ゆり子がちらついていたけれど、実際に観てみるとまたちょっと印象が違った。最後は余韻が残って、珍しく原作より良かったような気がした。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.6

まずまず良かった。同時に、原作者が映画化は無理だと思ってた、という理由もわかった気がする。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.7

まずまず楽しめた。全体としては決して悪くないけれど、いかにも作り話というようなところもあって、同じ監督の作品としては「愛がなんだ」の方が良かった。これは原作の完成度によるところが大きいのかもしれないが>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

たまたま観にいったら、思っていたよりもかなりおもしろかった。考えさせられることもあった。CGの技術が発達したから、こういう話も映画化できるのだろうな。
菅田将暉は変わった人の役がうまい。ただ変な人にな
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.3

原作を読んでいたので、映画でがっかりするんじゃないかと思っていたけど、とてもおもしろかった。
原作の良いところは取り込んで、省くべきところは省いていた。冗長に感じるところもあったけれど、ロードショーが
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.5

本屋を始めたら、街中の人から嫌がらせされた人の話。日本風に言えば、村八分されたというところか。映画館が久しぶりに混んでた。本を読まなくなったとか、Amazonの方が便利というけれど、みんな本屋は好きら>>続きを読む

旅猫リポート(2018年製作の映画)

4.3

原作も良かったし、猫好きにつき鑑賞した。猫のシーンをどう撮るのか不思議に思っていたが、原作で難しいだろうなと思ったシーンは、うまく折り合いをつけた感じだった。この物語はあくまでも人間の話であって、猫そ>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

人間のどうにもならない感情について、きちんと表現していて、良い映画だと感じた。ただ主演女優の方は、他の女優との力の差があった。だから映画がだめだとは言わないけれど。名前を知らないから、これからなのか。>>続きを読む

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.9

本で筋は知っていたが、厳しい世界での葛藤が上手に描かれていたと思う。今やコンピュータの方が強いなどと言われるようになったので、将棋界でこの出来事がもつ意味は変わってきたのだろうが、人間の夢のもち方とし>>続きを読む

四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.9

ラストはありがちのような気もするが、前向きな感じで良かった。富山でも撮っているようだったが、地方の風景は主人公の日常と対照的で印象深い。「赤い靴」って、本当にいるんだ。知らなかった。

男と女、モントーク岬で(2017年製作の映画)

3.5

中盤の心の動きはよくわからない。こちらの年齢がまだそれを理解できないのかも。ラストは良かった。ニューヨークの近くらしいが、とてもきれいな風景だった。

長江 愛の詩(2016年製作の映画)

3.2

ひさびさに映画をはしごした2本目。映像はきれいと思えるところも多かったものの、筋がまったくわからない。ここまでわからないのは初めてだ。隣の席の中国人とおぼしき女性も、さっぱりわからんみたいな感じだった>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.7

ちょっと若い人向けとは思ったが、大泉洋出演ということで観た。あまり深く考えるところもないが、ストレスもない。つまり、それなりに楽しめた。未練ではなく執着、良い言葉だ。ラストシーンも明るくて良いと思う。

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.0

思ってた以上に良かった。映画館で観れば良かった…

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

4.3

ここでは評価がちょっと低いようだけど、自分としてはとても良かった。長澤まさみは、プライドが高く、不安げな表情がとても上手だと思った。
最後はやや引っ張り過ぎのような気もするが、それでもストーリーも良く
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.8

先々月に火花を観たのを思い出した。エンドロールは印象的。最近の邦画でよくある、大して関係ない歌が流れなかったから。

望郷(2017年製作の映画)

4.0

久しぶりに映画館をハシゴした2本目。話は良かったが、どうみてもちょっとした地方都市で、とても過疎の島には見えない。海際の過疎地なんていくらでもあるだろうに。

火花(2017年製作の映画)

4.0

改めて原作小説の出来がいかに良いかがわかった。役者は脇役に至るまでとても良い。原作の世界にも忠実だったと思う。先に映画を観たら、また違ったのかも。

ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.8

昔、原作を読んでいるはずだけど、こんな話だったかな。いまどきの先生って、こんな感じなのか。大人としては、ちょっと情け無い気もする。
富山で撮ったらしいが映像はきれい。行ってみたくなった。ここのところ、
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海辺の生と死(2017年製作の映画)

3.6

地元の言葉をセリフに取り込んでいて、場面ごとの雰囲気がよく伝わってきた。地元の言葉は良いのだけど、キャストも地元にこだわったのか、子どもたちの顔色がとても良く、髪もつやつや。服も新しくて、戦時中の島の>>続きを読む

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.0

ねこ好きなので、おもしろかった。うちのねこに観せて学ばせたいと思うが、猫の方も同じように思うだろう。

僕とカミンスキーの旅(2015年製作の映画)

3.7

前半は退屈。後半のロードムービーはまずまず。主人公にとっては一緒に旅したことが後に重要な意味をもったようだ。天才は近くで過ごすだけで価値があるらしい。その映画をみる凡人には、昔の恋人になんて会ってもろ>>続きを読む

昼顔(2017年製作の映画)

4.0

ドラマ未見なので軽い話を予想していたが、思ってたよりかなり良かった。話が真剣で、言いたいことがよくわかる。役者も良いのだろう。

百日告別(2015年製作の映画)

4.0

ありきたりのストーリーではないが、言いたいことはよくわかった。映像も確かにきれい。ただ、沖縄に行ってどうなったというのか、この逸話を挿入した意図があまりつかめなかった。県民としてはありがたいのだけど。

パリ、恋人たちの影(2015年製作の映画)

3.7

モノクロということを意識しないほどのきれいな映像だった。モノクロの表現力も向上しているようだ。
ストーリーはフランスらしく、あまりはっきりしない。作り手としては観る方に考えさせたいのかも。

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