臆病である事が、何より「悪」だった戦時下のドイツ。10歳の子供が軍事演習のためにサマーキャンプに参加する不条理さ。主人公ジョジョの心の中には、彼なりのヒトラーが住んでいる。その「独裁者」には監督のワイ>>続きを読む
なんだかとっても感動しちゃった。あったかい作品でした。見てよかった。気軽に見て、身を委ねていれば気持ち良く結末にたどり着くいい作品だ。
銭湯が舞台となってるだけあって、昭和の雰囲気もあって心地よい。>>続きを読む
そーなんだよねー。可愛い女の子が一人でいたら、周りがほっとかないよね。海の家でもそうだし、山のバイト先でも、なんか桃娘にさせられそうになってた。ピエールが力くれなかったら本当にヤバかったよね。
けど>>続きを読む
か、可愛い!!誰がって、みゆきちゃん(長澤まさみ)!出てきた瞬間、恋に落ちる藤本の気持ちがよくわかる。長澤まさみ、今も本当に素敵で、どんな作品でも魅力的だけど、本作品では眩し過ぎて、ずっと目で追ってし>>続きを読む
欲望に翻弄される人生を送った人のお話(実話)。自分のセールストーク(というか詐欺トーク)でのしあがった人。お金って、短時間でたくさんに膨れ上がったりすると、それ自体がドラッグみたいに人の脳に働きかける>>続きを読む
若い二人の、「今この時だけの恋」はパーティーみたいなもの。まさしくその楽しさから始まる。大学生の二人はとても微笑ましい。あんなふうに趣味嗜好が全く同じ相手とのお付き合いの楽しさは容易に想像つく。>>続きを読む
毎日を明るく照らしてくれた家族を失った後の暮らし。どれほど深い悲しみに覆われてしまうのだろう。想像したくはない。この映画は、そこのところを少し想像してみて、と穏やかに語りかけてくれた。
妻を失った>>続きを読む
過去の自分の選択を、随分と後悔してる人が考えた話って気がした。
人生の分岐点を後から振り返り、アッチを選んだらどうなったかな?と思う事は誰にでもある。だけど、その時にその選択をしたと言う事が、その人>>続きを読む
「この物語の中で、誰の気持ちが一番理解できる?」そう聞かれたら、自分なら何と答えるだろうか。安藤サクラ演じる里枝だろうか。もしかすると、城戸かもしれないし、谷口かもしれない。
人の出自は本当にさまざ>>続きを読む
何をどう勘違いしたか、勝手に大感動ストーリーだと思い込んでしまっていた。
けれど見ていくうちに、何とも言いようのない、飄々とした感じが、じわじわとしみてくる。
一番可笑しかったのは、コンシェルジュネ>>続きを読む
あー!ハラハラした!こういう、普通の家庭のお父さんであり、同時にある種の崖っぷち状態の緊迫感、佐々木蔵之介は本当に合ってる!と思った。齋藤飛鳥もすごく良かった。正義感に満ちた刑事であり、家族から愛され>>続きを読む
最初に見た時には、期待値が高過ぎたんだろう。なんだかピンと来なかった。2度目の鑑賞後、この映画は、恋愛映画として見るというよりは、青春映画として見るべきなんだろうなと思った。何せエマ・ストーンが素敵だ>>続きを読む
凡人の自分には、とにかく訳がわからなかった。予告編を見た時には「ものすごく面白そう!」と思った。チケット購入時にR18指定とわかったが、その警告を無視した為に痛い目にあった。ベラ、〝熱烈ジャンプ〟やり>>続きを読む
なんか、子供の頃に見た映画の昭和な空気感と、現代に生きる色んな人々の暮らしが見事に融合していた。とても懐かしいと同時に新しさも感じる映画だった。新鮮な感動だった。
最後、親子は同居することを選んでい>>続きを読む
『クイーンズ・ギャンビット』でアニャのファンになり、サムネイルの可愛さに惹かれて鑑賞。あー美しいなー、どんなお話なんだろうと思いきや、世間知らずで周りがあんまし見えてないお嬢様の物語。原作はこれ以前>>続きを読む
やるせない。
やり直す決心と、決して甘くはない社会。当たり前だ。シャバの人々は皆、毎日毎日、一人ひとりが、それぞれに大切に日々を生きているのだから。
けれど、この作品は、そのことを責めることも言>>続きを読む
安藤サクラ演じる姉と、山田涼介が扮する弟。予告編見た時から、絶対見たい!と思っていた。
冒頭の、あの街中の場面がいきなり秀逸過ぎて、安藤サクラのリアル感溢れる感じとあいまって、もう、ドキュメンタリー>>続きを読む
世にもバカバカしい事こそ、何よりも真剣に行わないと笑えない。本当にそう思う。笑わそうとする人たちは、かくも真剣におバカをやる。とにかく面白くて大好きだ。第三弾も楽しみなんだけど、これで終わりでも良いよ>>続きを読む
ものすごーく久々に再見。当時は、なんとも言えないホラーっぼさが苦手だったなあ。本当は全然怖くは無いんだけど。(ティム・バートンの作品て、どことない不気味さが魅力なんだよね)
それにしてもエドワード、>>続きを読む
久能整の言葉は、なぜこんなにも沁みるのだろうか。
月9で多くの人をワクワクさせ、同時に癒したドラマの劇場版を見てきた。館内はほぼ満員だった。ドラマ版でも初回から心を掴まれたクチだったが、同じような>>続きを読む
ジュリア・ロバーツ+ジョージ・クルーニー+ほぼ全編バリ島ロケのコメディと来たら、つまらないはずがない!そんな期待をまったく裏切らない楽しい作品だった。それだけでなく、ちょっとジーンとした。
長年勉>>続きを読む
薬物の売人の会話から最初の場面が始まる。いかにも治安が悪そうな場所だ。これがまさかマイアミだとは思わなかった。何とも言えない不穏な感じがしたが、銃の発砲やなんかがあるわけではなく、誰かが殺されるわけ>>続きを読む
辛かった。どこにも行き場がなく弱くて小さな存在としてのマリコと、それが壊れていくのをわかっていながら止められなかった無力な存在としてのシイちゃん。マリコとシイちゃんを見ていると、人間て本来弱くて小さい>>続きを読む
本作品はアン・ハサウェイ演じるアンディの目線で描かれていて、彼女が主人公である事は間違いないのだが、見た後、強く印象に残るのはミランダを演じるメリル・ストリープだろう。無数の作品で実に多様な役を演じ>>続きを読む
こんなに面白い映画だったっけ?以前に見た時は、子供向けにしてはクセが強過ぎるし、面白さがわからなくて正直言うとピンと来なかった。けれど改めて見ると、ツッコミどころあり、ティム・バートンらしいブラックユ>>続きを読む
高い人気を博したドラマの劇場版。現実においても、こうした医療従事者が今日もどこかで活躍している、という熱いメッセージが込められた作品だった。
そのメッセージはエンドロールに写し出される実際の医療従>>続きを読む
見た後に、こんなに幸せな気持ちになれる映画を私は他に知らない。
ロンドンで家政婦として働くミセス・ハリス。特別張り切った感じではなく、かと言って日常に疲れてるという感じでもなく、自然にてきぱきと日>>続きを読む
公開されたその時代だからこそ、見る意義がある作品があると思う。その一つがこの作品ではないか。
アメリカ。かつてーー私なんかの世代だと80年代においてーー憧れの国だった。けれど、本作が公開された時代>>続きを読む
言わずと知れた、80年代ダンス映画の金字塔。あらためてしっかり再見。
久しぶりに見て、ジェニファー・ビールスの可愛さに驚いた。もちろん当時も大人気だった。雑誌「スクリーン」はもちろん、たぶん「My>>続きを読む
アクション映画、なんだけど、ガチガチのアクションものと言うよりは、俳優陣のカッコ良さを楽しむための娯楽作品だと思う。
小曾根百合(綾瀬はるか)はまるで不死身かと思うくらい強い。しかも相手を決して死>>続きを読む
クリスマスっぽい映画を見ようと思ったのがきっかけだった。良い作品だった。
主人公ケイトがトムと知り合って、彼の家に招かれたとき、手術痕を見せる場面がある。彼はその傷痕にそっと触れる。1回目に見た時は>>続きを読む
イギリス上流階級の女性が、ロンドン一の貴族に嫁ぎ、男児が生まれないために肩身の狭い思いをし、夫とも上手くいかず、不倫とか、人生色々あったけども、最後には元の鞘におさまる、という「名夫人」のお話。
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何回見ただろう。それ以上に、幾つの解説を見ただろうか。それでも分からない。けれどもずーっと気に掛かっていて、解りたい、って思いが消えない。
面白かった、と言ってしまえば、それで感想は終わりだ。けど>>続きを読む
クリスマス気分を盛り上げたくて鑑賞。正直なところ、好みの映画じゃあなかった。子供と一緒にワイワイ言いながら見るのがオススメかな。
優しくて穏やかな、子供の憧れそのもののサンタクロース像を期待してま>>続きを読む
面白かった!まず、これ以上は考えられないというキャスティングの完璧さ。脇を固める俳優陣も豪華。
三谷幸喜監督のこだわりが詰まっているところも見どころのひとつ。役作りについても俳優陣にリクエストがあ>>続きを読む
「映画を見る」という行為は、監督が作り出した世界に入り込み、登場人物と同じ空気を吸う事だ、と改めて思った。菅田将暉、永野芽郁、北川景子…テレビで見慣れた彼らが、昭和の人に見えたのが、とてもワクワクして>>続きを読む