marikoさんの映画レビュー・感想・評価

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カリスマ(1999年製作の映画)

4.2

「世界の法則を回復せよ」

犯罪者と人質、どちらの命も救えずに絶望した刑事の藪池。休暇を言い渡された藪池は、訪れた森で「カリスマ」と呼ばれる一本の木と出会う。

森の世界に暮らす登場人物は皆一様に狂っ
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

3.4

所々の演出が微妙…と思いつつ、映像と役者はしみじみ良くて長いこと眺めていられる映画だった。
言葉を反芻する演出でやたらとリフレインするところとか、場転にフェードアウトが多かったりするところが個人的にあ
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.2

前回よりもリンさんとのストーリーが充実してて嬉しい。戦争があっても日常は続くし、戦争が終わっても人は亡くなる。戦時下でも変わらずに普通でいるすずと飄々とした強さをもつリンと、それぞれの戦い方で日々を生>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.2

細田守作品あんまり好きじゃないんだけどこれはまあまあ

レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.8

この時のナタリーポートマンは何かもう人間離れしてて、幼さと美貌と色っぽさのバランスが完璧。この作品から幾多ものフェチが生まれたのではないか…

フィーバー・ルーム(2016年製作の映画)

4.5

アピチャッポンの舞台作品初めて観た。スクリーンも使ってるから映画扱いなのかな。照明とスモークで作られる空気がアピチャッポンの雰囲気に合っててすごく良かった

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.4

第一作の方が好きだったな、全体的にシュッとしてしまってるとこと、愛の話に帰結するのも何かなぁと思った。

気になるのは、レプリカントが人間、というか、オリジナルな存在になりたいという思いを抱く点。人間
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.5

長い。ヴィヴィアン・リーは本当に綺麗。

人生が現実的になりすぎた、と嘆くアシュレーを見ていると何でスカーレットはこんなにアシュレーに執着するのかまるでわからないし、バトラーの似た者同士感がすごくいい
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.9

世界観がやっぱり魅力的だし、こういうサイバーパンクはロマンあってみんな好きだよねぇと思う。
ハリソンフォードがめちゃくちゃ格好いいけど好きなのはロイとガフ。
ロイの「死んだら遊べない、つまらん」はほん
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

3.2

YOSHIが若いのに存在感があってすごい。
少女が歌うシーン、タロウが少女に後ろからそっと寄り添うシーンが良かった

ブリスフリー・ユアーズ(2002年製作の映画)

3.4

どうやって演出したらあんなに自然な演技になるんだろう、ミンとルンの自然体な感じが良い。オーンの森の中での不倫もものすごい大胆。森の中はみんな社会的属性を脱ぎ捨てて解放される場所なのかな

囚われの美女(1983年製作の映画)

3.4

ストーリーを解釈しようとしても徒労に終わる気がしたので、マグリットのモチーフ探しに夢中になっていた。映画タイトルと同名の絵画の他にも、「記憶」に出てくるこめかみに血の跡がある女性の首上の石膏像とか。あ>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.0

抑圧的な環境で育てられたテルマが、親元を離れて大学へ進学し、初恋をきっかけに呪縛を解かれ自立していくみたいな感じ。自立するための通過儀礼としての「親殺し」があんな感じなのはちょっと露骨じゃないかなぁ、>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.0

途中のソングライターの下りやカルト展開まではまぁまぁ良かったけど、もう少し気持ち悪い終わり方をしてほしかったというか主人公ももう少し苦しんでほしかった。観客だけ置いてけぼりな感が、私だけかしら。

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.5

生きることって本来はこういう風に戦いの様相を湛えてるのかもしれない。
あと、「三姉妹」って本当に魅力的。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.5

思春期の息子の教育を、ルームシェアメイトとは言え他人の女性達に任せられる時点でとても良い母親だし、ジェイミーは良い環境で育ってると思う。人が育つって本来家庭の中だけで完結することじゃないからね。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

謎の知的生命体と意志の疎通を図るために雇われた言語学者ルイーズ。「サピア=ウォーフの仮説」は、言語によって思考が規定されるという概念、実際にルイーズは知的生命体の言語を解読するうちに異なる仕方で世界を>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.2

観ながら結構話の筋が読めてしまったけど、映像が綺麗で優しく良い物語ではある。イエス様がポップなのは賛否あるようだけど個人的に良い人選だと思った。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

Queenメンバーが本人達に似過ぎてて驚く。特にドラムのロジャー・テイラーが激似

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.3


小太りのドイツ人女性ヤスミンが大荷物を持って砂漠をとぼとぼと歩く。その後ろでCalling you が鳴り響く樣がシュールで面白い。ヤスミンの登場によってバグダッドカフェの雰囲気が変わり大団円へ向か
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

戦争の最中でも日常は続く。
世界はあっという間にひっくり返って、社会の営みがどれほど奇跡的なバランスで成り立っているのか、この時代に生きた人は骨身に染みて知ったんだろう。ぼーっとしたうちのまま死にたか
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.5

デヴィッド・ボウイも坂本龍一も若くてものすごく綺麗。セリアスがヨノイに近づいて抱擁、キスし、ヨノイが倒れ込む一連の流れが美しすぎて涙腺が崩壊する。キャストから音楽から隅々まで贅沢で最高。

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.2

シュルレアリスムに関心があるなら観なきゃね、ということで大学生の当時観たけど何のこっちゃよく分からなかったな。

ピクニック(1936年製作の映画)

4.0

ジョルジュ・バタイユの最初の妻で、後にジャック・ラカンと再婚するシルヴィア・バタイユの主演映画。シルヴィアがとっても可愛い。当時夫だったバタイユも神学徒?役でちょっとだけ出演しており、動くバタイユが観>>続きを読む

新宿泥棒日記(1969年製作の映画)

4.0

アングラ特有の泥臭さと熱っぽさが伝わってきて良い。当時の新宿ってこんな雰囲気だったのかな、だとしたらとてつもなく魅力的だ。私もあんな混沌を味わいたかったなと思う。
横山リエは美人で妙に無防備な色っぽさ
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.7

ブラックユーモアっぶりがすごい。ストレンジラブ博士がナチス式敬礼を慌てて抑えるシーンに思わず笑ってしまった。

恋する惑星(1994年製作の映画)

4.0

独特の高揚感と幸福感に満ちていて、定期的に観たくなる、観るだけで満たされるような映画。「夢中人」も大好き。トニー・レオンはどうしてこんなにかっこいいの?

花様年華(かようねんか)(2000年製作の映画)

4.0

美しい男女が食事をしているだけでどうしてこうも色っぽいのか。トニー・レオンはどうしてこうもかっこいいのか。マギー・チャンのチャイナドレス姿は永遠に眺めていられるし、雰囲気もすべて眼福な映画。

花様年
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.8

パチンコ店で働く42歳の岩男は、ある日フィリピンへ渡りそこで買ったアイリーンと結婚する。体だけを求める岩男と、心は売ってないと言い張るアイリーンと、息子を溺愛しアイリーンへ殺意にも近い憎悪を向けるツル>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

3.5

グロテスクが大の苦手なのに観てしまい、終始恐怖ですすり泣きながら観る羽目になってしまったが、物語自体は結構好きだったので耐性のある人は観てほしい。

ドイツ赤軍のテロが相次ぐ西ベルリンにある舞踏団“マ
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.8

トニー・レオン派だけど、欲望の翼に関してはレスリー・チャンを推さざるを得ない。この色気は何?

プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムス(1987年製作の映画)

4.5

プリンスの誕生日に合わせて行われた追悼上映にて。
プリンスが格好良すぎて涙が止まらない

万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

是枝監督は女優をものすごく魅力的に映す人だなという印象があって、樹木希林に安藤サクラは言わずもがなだけど、松岡茉優がすごく良い演技する女優さんでびっくりした。

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

25歳までシェルターに隔離されて育った主人公ジェームズが、突然警察に救い出され元の家族のもとに帰される。ジェームズはシェルターの中でずっと「ブリグズビー・ベア」というアニメを見て育つが、それは偽の父親>>続きを読む

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